みなさまこんにちは。静岡のフィッシュマンテスター渡邉 智浩です。
今夏、ヒラスズキを狙いに伊豆の沖磯に行ってきました! 使う相棒は、フィッシュマンの新作の5ピースロッド「BC5 9.6MH」です。
BC5 9.6MHの可能性
製品名 | 全長 | マテリアル | ガイド | 自重 | 継数 | 仕舞寸法 | グリップ長 | ルアーウエイト | ライン | 販売価格(税別) |
BC5 9.6MH | 292cm(9.6ft) | 4軸カーボン | Kガイドチタン+ステン | 277g | 5ピース | 66cm | 53cm | 12~65g | PE1~4号 | 62,900円(税抜) |
今回の舞台は沖磯。渡船で磯まで渡してもらうのですが、BC5 9.6MHは仕舞寸法66cmで携行性に優れており、リュックの中に収めることができる。つまり、荷物をグッと少なくできます。また、磯に上がった後はそのままリュックを背負って崖を登っていくこともあるので、両手が空いているのは安全面でもプラスになりますね。
ポイントに着くと早速準備です!目の前にあるサラシを120cmのフローティングミノーでスローに誘いますが、思ったよりサラシが濃く反応はイマイチ。そこで、もう一枚下のレンジを存在を強めにアピールさせるためブローウィン140sを投入。
少し沈めてサラシが抜けるぐらいのところで止めると…ヒット!
60センチ手前サイズのヒラスズキでしたが、BC5 9.6MHはバットまでほとんど使うことなく、難なくリフトさせてキャッチできました。
その後は潮が引き、さらにサラシが濃くなってきました。そこで、VJ22に変えてもう一枚下のレンジを通す作戦へ。
ほぼ真下の強いサラシに当てて止めると…「ゴンッ」と強い当たり! 一気にベリーまで持っていかれますが、下の根に入られたらラインが切れてしまうので必死でバットで止めます!これはいいサイズだと確信!!
VJのフックが小さいのとPEラインが1.5号なので、無理にやり取りをしてフックが伸びたり崖に擦らないよう、慎重に抜き上げるポイントまで誘導していきます。口元をチェックすると案の定フックは一本外れている。ここで躊躇してるとフックアウトしてしまうので、波が上がるタイミングで一気に抜き上げ!
上げてみると70センチのナイスなヒラスズキでした。
ランカーまではいきませんでしたが、BC5 9.6MHはまだまだ余裕がある感じ。主導権を渡すことなくキャッチすることができました。
BC5 9.6MHというロッドのこと
BC5 9.6MHというロッドは60gのルアーをフルキャストでき、また着底感度を上げるため“強め”のブランクスにしています。そして、ただ強いだけでなく、ティップ部分はあえてシングルガイドにしていて、魚が掛かった時にスッと入るような設定。ヒラスズキがアタックして、食って、潜るというタイミングをティップがしっかり教えてくれるので、フッキングのタイミングも合わせやすいですね。
ちなみに、PEラインを3号にすれば青物トップゲームにも使えます。磯で、堤防で、ぜひガンガン使ってやってください!
