こんにちは、ゆっちです。
今回は、今年ここ霞ヶ浦水系で一番バスを釣っている「YABAIチュッパ」と共にお届けします。
なお、本記事もInstagramのリール動画と合わせて見ていただければわかりやすいと思います。よろしくお願いします!
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YABAIチュッパで年間49匹の釣果!(現時点で)
結果から申しますと、この記事を書いている時点で今年の霞ヶ浦水系でのトータル釣果は79匹。うち「YABAIチュッパ」での釣果は49匹。週に2日、3日と釣行回数が多いというのもありますが、よく魚を連れてきてくれます。
やけに細かいな…と、お思いでしょうか。実は、2020年から霞ヶ浦水系で釣れたバスは全てiPhoneのメモアプリに記録してまして。こんな風に。
今年の6月に霞ヶ浦水系ではレアな50アップも「YABAIチュッパ」にてキャッチ。
決して狙って釣れるものでは無いので“運ゲー”要素は強いですが、この時の事は鮮明に覚えていますし、記憶に残ったバスです。
嬉しかったなぁ。
さて、改めてスペックや特長を紹介すると。
名前:YABAI CHUPPA(ヤバイチュッパ)
重さ:1/4oz(7gちょい)
種類:ポッパー(水面系ルアー)
色:全6色(本当はもっとある!)
アクションは、軽いロッドワーク(トゥイッチ)で水面に張り付きながら艶かしく首振りをするのが得意で、ざっくり言うとチャガー音タイプではなくネチネチ系ポッパー。
…もしかして、わかりにくいかしら?
タックルについてですが、ロッドはL〜MLのベイトロッドでレギュラーテーパーが好ましいですね。ファストアクションが多い現代のバスロッドでも操作はできますが、ルアーの動きが少しタイトになります。釣れなくはないのですが、レギュラーテーパーのロッドの方が艶かしくネットリしたアクションが出せるのでレギュラーテーパー、もしくはレギュラーファストがオススメです。
リールはシャロースプールを搭載した、いわゆるベイトフィネスリールがベスト!ラインについては記事の内容が思いっきりブレそうな予感しかしないので、今回は完結に行こうと思います。ラインは飛距離も出せて、引っ張り強度最強の「PE1.5号」+「フロロリーダー」がいいですね!時としてモノフィラでは決して攻められない枝がごちゃごちゃしたブッシュやアシの奥に入れたりします。そういうシチュエーションではPE直結が正義なのでメインラインはPEにしてます。…ほら長くなりそ(笑)
参考までに、いつも「YABAIチュッパ」を使っているタックルを載せておきますね。
ロッド:プロトタイプML(レギュラーテーパー)
リール:ゼノンコアHS8-L +ゼノンMg 32mm 8lb 50mスプール
ライン:PE 1.5号(GR8)
ショックリーダー:フロロ12lb(バニッシュレボリューション)
北利根川の1日
さて、前情報はこれくらいにして実釣です!今回は北利根川からスタート! 霞ヶ浦水系の中で、この北利根川は一年を通して水の量や水質が安定していて、水深もそこそこあるのでバスを含む生物がたくさんいます。
この日はスコール級の雨が降る予報だったので、ちゃっちゃと行きますよ。
狙うポイントは家を出た時から決めていました。ここ(巾着)とか…。
こことか。
ちなみに、北利根川(千葉県側)はこういうのがポツポツありまして、どちらも下が空洞になってるんですよね。エグれているんです。で、そこに潜んでいるであろう、もしくはそこにベイトを追い込むバスがいると睨んでのポイントセレクト。幸先よく水面に出てきてくれたのが…
強すぎず、弱すぎず、軽快に連続で首振りをさせてからの止め!からの首振りでバイトしました。たぶん浮いてましたね、このバス。
ルアー:YABAIチュッパ(#12ゴーストアユ)
狙い通り!
…とドヤってみたものの。その後も同じ様な所をアプローチしてみましたが反応は得られず、雨もパラパラと降って来たところで、対岸(茨城県側)の流入河川へ。
これ読めますか? 夜を越す川と書いて「よろこしがわ」と読みます。20年前?に初めて来た時はもちろん読めませんでした(笑) 「夜越」にはどんな意味があるのでしょうか…
さて、この川に着くとちょうど真ん中あたりで霞ヶ浦名物のイナッコがわちゃわちゃしてまして、ベイトっ気たっぷりという事で引き続き「YABAIチュッパ」で釣り開始。
1匹目のように軽いロッドワークで「1.2.3止め! 1.2.3.4.5止め!」という首振りアクションでアプローチしたり。
軽く弱めのアクションでも、かなり水を掻き回しているのがわかると思います。
止め!を入れない高速連続首振りアクションでアプローチをしたり。
高速の連続首振りアクションだと、もはやバズベイトか!?ってくらいに水を引っ掻き回しています。
アクション中の静止画を見ると、これは“強アピール”と言っても良いのではないでしょうか。
強い!という事は、逆に言えば弱くする事が可能ですよね。軽い弱めのロッドアクションではムシやカエル、跳ねてるエビを演出。高速連続首振りアクションでは、捕食者から逃げ惑う魚を演出。こんな風に意識をしながらフィールドの状況に合わせてアクションに変化を与えると、出会えるバスも増えるかと思います。
…いや、確実に増える。
で! 逃げ惑う魚を意識しながら高速連続首振りアクションで釣れたのが…
霞ヶ浦らしい色と体型のブラックバス。
ルアー:YABAIチュッパ(#11オイカワホログラム)
魚って陸より水の中の方がキレイだよなー、なんて見ていると、対岸の護岸ビタビタでボイル発生!
真っ正面なので、真っ直ぐ投げるだけ。実は真っ直ぐ投げるのが地味に難しいというのはさておき、このバスをリリースしてすぐさま対岸へフルキャスト。←PEラインにしといて良かったと思う瞬間。
見ました?今年一番のドッカンバイト!しかも落ちパク。
GoProではなく撮影用の一眼レフで撮っていたら最高のバイトシーンが撮れただろうなぁ、なんて思いつつも丸呑み48cm!このバスが今年、霞ヶ浦水系で釣った79匹目のバス。そして「YABAIチュッパ」で釣った49匹目のバスになりました。
(#11オイカワホログラム)
なんか、とても満足しちゃったのでここでおしまい。秋は巻物!なんて言ったりしますが、最近の秋はトップの方が良かったりします。というか、まだまだ水面に出てくれるので「YABAIチュッパ」をぜひ試してみてくださいね。
最後になりましたが、今年のぼくの連載は今回が最終回になります。
読んでくれてる皆さんの釣活に何かしらの参考になっていたら嬉しく思います。ありがとうございました。また来年お会いしましょう。