みなさまこんにちは!サンラインフィールドテスター斉藤永遠(さいとうとわ)です!
さぁ、だんだん過ごしやすい季節になってきました。春、夏と続き…今回は秋の淀川攻略について書いていきます!
2025年秋の淀川の傾向
今年は、例年に比べてウィードが多く魚が各エリアに分散しているイメージ。去年バスがたくさん釣れていた、水中堤防の影響でできたハンプに貯まるオダにはまったくバスがおらず、淀川バス釣りの難しさを再確認しました。
雨量がとにかく少なく大堰の開放も少なく、全体的に水質が悪く苦戦しましたが水通しが良い各スポットを的確に釣り歩くことで魚をカウントすることができています。またウィードの影響でスポットがわかりやすく、数釣りが楽しめる秋の淀川でもあります。
秋に狙うべきスポットは
淀川はとにかく広大なフィールドですので、沢山のポイントがあります。個人的に2025年の秋に有望なポイントは2箇所あります。
橋脚は流れが当たる超1級スポット。橋脚周りでオダをキープしていることも多く、魚をストックしやすいのが特長です。このオダはオールシーズン、淀川ではスーパーマストになるので常に意識しましょう。
エリアで言えば、下〜中流域の橋脚が個人的にベスト。また、ポイント一箇所を粘る場合は、橋脚の1番上流側をメインにしています。ちなみに、大堰がオープンしたときは更によく釣れます。
ウィードエリアも言わずもがなの1級スポット。特に今年はウィードの量がMAX級に多い淀川。斉藤的には、あまり狙わないストラクチャーですが、全体的にサイズ問わずよく釣れているポイントになります。
番外編
番外編として、ワタクシSUPフィッシング初めました。
結論、淀川沖よく釣れます!川のど真ん中の沈みモノやストラクチャーに魚が着いている感じ。 まだ1日2時間ほどしか出船できていませんが、この記事を書いた段階では坊主なし。
サイドビューで淀川の沈みモノを見たいが為、ガーミン買う計画が進んでます。※SUPフィッシングは、周囲安全確認堰放水量船舶航行ルート確認ライフジャケット絶対必須です。
ルアーセレクトとタックルセレクト
斉藤的に、秋の淀川攻略には、4タイプのルアーが重要です。というか、地形エリア問わずこの4種類メインで回してます。
ザックリ説明すると、クリアウォーターで放流量15〜50トンではワームメイン。100トン放流以上また台風後などの爆濁りでは、ハイピッチャーやメタルブレードジグを完全にメインとして回しています。
具体的にはこんな感じ。
■スピンナッツ65(O.S.P)
オフセットフック ライトニングストライク2/0(HAYABUSA)
■スピンナッツ80(O.S.P)
オフセットフック ライトニングストライク5/0 (HAYABUSA)
■ドライブビーバー3.5インチ (O.S.P)+5g〜10gフリーリグ
オフセットフック ライトニングストライク2/0(HAYABUSA)
■ドライブクローラー4.5インチ(O.S.P)+ネコリグシンカー0.9g〜2g前後
ヘビーガードタリズマン#3(RYUGI)
■ハイピッチャー3/8〜1/2oz(O.S.P)
■メタルブレードジグ3/8〜1/2oz(O.S.P)
トレーラー HPミノー5インチ
フリーリグ/スピンナッツ80/スピナベ/チャター
21Versart VERC-68MH(AbuGarcia)
ZENON Core HS8 L(AbuGarcia)
DFL Knob コルク(AbuWorks)
OVERTEX16〜20lb (SUNLINE)
21Versart VERC-610HS(AbuGarcia)
ZENON MG-X-SHS L(AbuGarcia)
DFL Knob コルク(AbuWorks)
OVERTEX16〜20lb (SUNLINE)
ネコリグ/スピンナッツ65
VERSART G.O.A.T VGS-610MS(AbuGarcia)
ZENON 3000SH (AbuGarcia)
PE EGH ULT HS8 0.6号(SUNLINE)
OVERTEX10lb(SUNLINE) 2ヒロ
淀川でのラインセレクト
続いてはラインについて。僕がメインで使用しているのが「シューター・オーバーテックス/OVERTEX」。
その特長は、耐摩耗性最強の「頂」を超えるフロロカーボンで、表面の硬度が高く、ライン自体にとにかく傷が入りにくいこと。
また高級フロロカーボンラインにありがちなバックラッシュに弱い(コーティングに傷が大きく入り簡単に切れる)という現象も少なく、ビギナーが初めて使うハイエンドフロロカーボンとしてもオススメです。
斉藤永遠的には、ワーム系の釣りはボトムにラインを限界まで沈めたい派。なので、ベイトリールに巻くラインはガラスプラズマ処理のオーバーテックス一択です。淀川ではハンプ、テトラ、オダ、水中堤防エリア…などで圧倒的なパフォーマンスを誇ります。
ノットは、本線がヨレないようにパロマーノットが推奨です。実際の釣りではパロマーノットメインで一回もスッポ抜けしていません。ポイントとしては硬いラインなので“よくノットを締め込む”ということは必須です。
同サンラインの「トルネードVハード」も同じプラズマ処理が施されているライン。ショックリーダーに超オススメです!
ルアー別号数使い分け
スピナーベイト
OVERTEX 14〜16lb
フリーリグ
OVERTEX 16lb ※ボトムジャークをローテーションに入れる場合は18〜20lb
ボトムジャーク
OVERTEX 18〜20lb ※淀川、最下流のテトラポッドのみ22lb
スピニング、今回で言えばネコリグで使用しているのはPEライン。メインラインとなるのが「ソルティメイト PEエギULT HS8」。
エギング界のカリスマ山田プロ監修の最高峰のPEラインで、感度耐摩耗性コーティング全てにおいてパーフェクトな使用感です。値段も最高峰ですが…個人的には一回巻けば1年間は使えているので、考えようによってはコスパも良いですね。メインにしているのは0.6号です。
そしてリーダーとして、最近使用しているのがOVERTEXの8lb〜12lb。淀川では、基本太めにしていて、長さは、2ヒロ固定です。
秋は絶好のハイシーズン!
秋は数釣りの時期でもありますが、淀川ではビックバスの活性も高いタイミング。不意のビッグバスに備えて、ラインのチェックはおわすれなきよう!
では次回、淀川冬編でまたお会いましょう!
