スローフォールかつキレキレダート!「アオリーQ」のチューニングモデルが登場!
皆さん、こんにちは〜!デュエルの池内修次です。
今週も、アオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル&ヨーヅリの最新情報をお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いします!
さて、今週のイカ曜日は…!

池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール
先週の連載でもお伝えした通り、今回は「アオリーQ スロー3.5号」をご紹介!
アオリーQスロー【YO-ZURI】
「アオリーQスロー3.5号」は、今春続々リリースされるデュエル&ヨーヅリのエギの中では、唯一のヨーヅリブランドとなっています。
その特長はまさにその名前の通り! 簡単に述べるなら「アオリーQ」譲りのダート性能を持ちながら、スロータイプにチューニングされているということなんです!
サイズ | 重量 | 沈下速度 | カラー数 | 価格 |
3.5号 | 17.5g | 約5.5 s/m | 全10色 | オープン価格 |
DUEL公式「「アオリーQ スロー3.5号」詳細ページはこちら
スローなフォールとキレキレのダートアクション!
では、皆さんが一番気になるところであろう「どれくらいスローなの?」という部分。
アオリーQ スロー3.5号は17.5gで1m沈むのに約5.5秒。対してノーマルのアオリーQの3.5号(19g)は1m沈むのに約3.2秒の設定。スローの5.5秒/mという絶妙なスローフォール、この設定がホントに活きるシチュエーションがあるんです!
まとめると、同じ3.5号なら以下のような感じです(ちなみにアオリーQには2.5号と3.0号もあります)!
エギ | ウエイト | 沈下速度 |
アオリーQ(※3.5号) | 19.0g | 約3.2 s/m |
アオリーQ スロー(※3.5号) | 17.5g | 約5.5 s/m |
そして、そんなスローフォールでありながら、「アオリーQ」譲りのキレキレダート系!
ここがポイントで、沈下速度はスローだからキレキレダート後の〝止まる〟要素をプラスし、しっかりアオリイカにアピールし食わせるタイミングを作ることができるのです。
出典:YouTubeチャンネル「DUEL MOVIE DUEL Co,.inc Official Youtube 」
重要なのは食わせの間を作ること
ご存知の方も多いと思いますが、エギングはロッドをシャクってエギをダートさせ、アオリイカにアピールし、食わせの間を作ってエギを抱かせてヒットに持ち込みます。
つまり、アオリイカがエギを襲ってくるのは、エギがダートした後の止まった瞬間。言い換えるなら、エギがダートした後にしっかりと止まるアクションをしないとアオリイカも襲ってこないんです。
アオリイカもそうですが、海洋生物は弱肉強食の世界の中で形成されています。油断するとすぐに食べられてしまい命を落としてしまいます。
「一瞬止まる」ということは、要するに、エギにスキを作ってあげることが重要になります。それがシャクった後のほんの一瞬の止まる間合いなんです。ですので、エギンガーは、そのシーンを意図的にエギで演出することで、アオリイカはエギを襲いやすくなる=ヒットにつながるのです。
ですが、フォールスピードが速すぎるとその一瞬止まるシーンを作ることが難しく、特に水深の浅い場所では非常に難しくなります。
そこに、この「アオリーQ スロー3.5号」の5.5秒というスローフォールによるシャクリ後に作れる間合い! スロータイプのこのエギが、今時期の大型アオリイカが産卵のために差してくる、藻場エリアのシャローに抜群の効果を発揮します。
これからの時期のエギの使い分け
大型アオリイカがシャローエリアに差してくる前のタイミングは、「イージーQマグネットTG」や「EQ(Egiオリジナル)」の釣果がダントツでしたが、これからの時期はスロータイプのエギに軍配が上がります。
また、スロータイプのエギの中でも、ダート系と非ダート系の2種類で攻めることになってきます。
その日の活性により、ダート系のスロータイプが良い時と、非ダート系のエギが良い時がありますので、状況に合わせて使い分けてください。
いよいよこの新発売のエギ達を使ってデカイカハントに出かけたいと思いますので、ぜひお楽しみに!
ですが、そろそろ私は今年秋に発売になりますエギのテストや、来年発売のエギのテストを始めないといけないので色々と忙しい毎日がやって来そうです。
ではまた来週の毎日がイカ曜日をお楽しみに〜!
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出典:YouTubeチャンネル「DUEL MOVIE DUEL Co,.inc Official Youtube 」
