こんにちは、ゆっちです。
春ですねー!暖かいですねー、過ごしやすいですねー!なんてありきたりの挨拶から始めたいところですが、朝寒くないですか?昼は暑くないですか?
春ってこんな感じでしたっけ?何かがおかしい…そう思っているのはぼくだけでしょうか。先日、霞ヶ浦でUFOを見ました。何かがおかしい…。

春の「城沼」レポート
さて、今回は群馬県館林市の城沼からのお届けです。
今回もInstagramのリール動画と合わせて見ていただければと思います。
昨年ご紹介した近藤沼のすぐ近くにあり、足場が良く、葦や蓮、流れ込み、シートパイルに橋脚など攻めたくなる場所が豊富で、攻略しがいのあるフィールドです。
水の色は一見濁っているように見えますが、全体的にはステイン系で表層付近は透き通っていたりします。もちろんエリアによっては思いっきり濁っている所もありますが、いい感じ!の水質です。肝心のバスのストックも多いように感じます。
近藤沼同様に城沼で釣りをするには「500円」が必要で、漁協のおっちゃんが周ってくれているので来たら払うシステムです。前日のタックル準備の時に用意しておくといいですね。ちなみに、ぼくはルアーケースの中に500円玉を忍ばせておくスタイル。
年パス買おうかな…。
では、実釣開始!
ここから釣りの部になるのですが、「春のバス釣り」と言えばオスはシャロー、メスはシャローから一段深い所!というのはよく耳にすることと思いますが、今回は気にしないで釣りをします。
間違ってはいないけど、そこに固執してしまうとやる事が決まってきちゃうし、産卵モードとはいえ、全てのバスが一斉に産卵をする事はないので自由に好きなルアーで好きな事をしようかなって。同じ様に自由なバスを狙って行きます。←どんなバス(笑)
朝イチは「4インチグラブ」をトレーラーとしてセットした小型の食わせ系スピナーベイト「ヤバイスピン」から。
ちなみに、トレーラーの「4インチグラブ」は今から20年前くらいに買った物で、カラー名は不明です。
空いているヘラスペースを中心にランガンして行きます。
ぼくのヤバイスピンは全てコロラドブレードの4番に変えてあります。
理由としては、アピール力を上げたい!というのが第一にあります。霞ヶ浦水系をはじめ、関東のバスフィールドは基本的にマッディですからウイローリーフより水を引っ掻き回すコロラド、しかも少し大きめの方が効果的だろうと感じていますし、実際に結果も出てますからね。
アピール力を上げる!という意味ではこの城沼もそうですが、この時期は枯れた葦などの植物が底に溜まっていたり、浮遊しているのでスピナーベイトのスイベル部分に絡まってウイローリーフだと回ってくれない!なんて経験がみなさんにもあると思います。こんな感じで ↓
「あーもー!」って言いながら爪で取ったことありますよね?
コロラドブレードにすると多少絡まっていても回り続けてくれるので結果的にアピールし続けてくれます。
それから「4インチグラブ」。もはや説明不要ですよね(笑) これで食わせの超ハイアピール系スピナーベイトの完成!
使い方は投げて巻くだけ…というのは正解なのですが少し雑なので、解説すると上から順に投げて巻きます。上!というのは水面直下。
偏光サングラスで「ヤバイスピン」が見えるレンジをまず巻きます。反応が無ければ、次のキャストで今度は偏光サングラスで見えるか見えないか、ギリ見えるレンジを巻きます。それでも反応が無ければ偏光サングラスで完全に見えないレンジを巻きます。
基本この3つの「投げて巻く」という動作を同じスポットで繰り返してダメなら移動という感じです。
今回の一匹目は上!でしたね。
ルアー:YABAI BRAND YABAI SPIN(#9ハニーピンク)+Gary YAMAMOTO 4″GRUB
ロッド:ベイトキャスティングロッド6ft3inch ML
リール:ハイギアベイトフィネスリール
ライン:PE2号
ショックリーダー:フロロ12lb
着水ドンで巻き始めて4、5回巻いた時にガツン!と強いバイトがありました。
これが、いきなり「ヤバイスピン」を底まで沈めて巻いていたら釣れていたかどうか…なんとも言えませんが、上から探って行くというのは大事なんだなーと改めて思いました。
それから大事なのはオカッパリの基本で「いきなり水辺に近づかない」ということ。
水辺までの距離感はこんな感じ ↓
今回は少し沖でバイトしましたが、ブラックバスという魚は岸際に居ることが多いですから。
大事なことなのでもう一度言いますね、テストに出ますからね。「いきなり水辺には近づかない」。
地形の変化にアジャストすると…
次の魚ですが、とことこ歩いているとこんなシチュエーションが現れました。
葦の株とでも言いましょうか。
下はエグれてます。「ヤバイスピン」でこの葦の株と株の間を通してリアクションバイト!っていうのも有りですが、こういうシチュエーションに最適な昨年リリースされた「エビタヌキ」があるので使ってみます。
この「エビタヌキ」はバックスライド専用ではないのですが、バックスライドがとても得意です。使い方は、バックスライドセッティングで葦の株の下(エグレ部分)にスーーーーーっとバックスライドさせてみます。
やり方はとても簡単で、投げて、糸を張らずにフリーで落とすだけです。
ただ、このフリーで落とす!というのが慣れていない方には少々違和感があると思いますが、大丈夫です。15分後には「あー、なるほどね」ってなってると思いますよ。それでいて実際に釣ったら、バックスライドさせて釣ったぜ!という感覚も味わえますしね。
アクションに関しては正解が無いです。何通りもあります。今回は投げて、糸を張らず緩めず状態で落として(バックスライドさせて)着底後に弛んでいる糸を軽く一回、もしくは二回はたく事で←ルアーの重みを感じないようにリフトさせて、すぐフリーで落として…を何度か繰り返して反応がなければ次!という感じでテンポよくやっていると…。
スーーーーーーとバックスライドさせて、スーーーーーーと糸が走るアタリ!
46cm!
実は後ろの方に、この一部始終を見ていた顔見知りの漁協のおっちゃんが。
おっちゃん「ほぇ〜、デッカいの釣ったなー!」
ぼく「おっちゃん!やったぜ!」
おっちゃん「写真撮らせてくれや!」
ぼく「いいよ!」
顔見知りの漁協のおっちゃんにバスを見せれたのが、なんだかとても嬉しかったです。
ルアー:YABAI BRAND 2.5″EBITANUKI(#004コモチエビ)+0.45gネイルシンカー+Gary YAMAMOTO SUGOI HOOK 1/0
ロッド:ベイトキャスティングロッド6ft10inch M
リール:ハイギアベイトフィネスリール
ライン:フロロ10lb
「エビタヌキ」!是非試してみてください。
別日になりますが、釣り友の上州屋鴻巣店の店長とここ城沼へ来た時に「エビタヌキ」でサクっと釣ってましてですね…。
店長もバックスライドセッティング。
ぼく「どうやって釣ったん?」
店長「杭にタイトにバックスライドさせただけ」
ぼく「へー」
店長(魚見てニヤニヤ)
この店長、城沼を含む館林三沼をかなりやり込んでいますのでGoogle並に詳しいです。ぼくもだいぶ教えてもらいました。

YABAI BRAND 2.5″EBITANUKI(#002グリーンパンプキン/ブルーフレーク)+0.9gネイルシンカー
戻る途中に…
元に戻りまして…46cmのバスをキャッチしてとても満足したので、るんるんで駐車場に戻る途中、気になる所を発見しました。
こんな所 ↓
明確なブレイクラインがあります。岸側はとても浅いのですが赤い線より右側は深いです。
ここは通すべきでしょ!ってことで再び「ヤバイスピン」。
一匹目は上!を巻いて釣りましたが、今度はのっけから赤い線上を偏光サングラス越しに「ヤバイスピン」がギリ見えるレンジを巻いてみます。
すると…。
狙い通りの一匹!ブレイクラインの下から出てきて、ひったくって行くのが見えました。
あれ?このお腹は…
ルアー:YABAI BRAND YABAI SPIN(#9ハニーピンク)+Gary YAMAMOTO 4″GRUB
ロッド:ベイトキャスティングロッド6ft3inch ML
リール:ハイギアベイトフィネスリール
ライン:PE2号
ショックリーダー:フロロ12lb
春のセオリーは気にしないでやっていたつもりが、ブレイクラインに気付いた瞬間ぼく自身にスイッチが入ってしまったようですね。
この一匹で今回の城沼釣行はおしまいです。今度は多々良沼へ行ってみようかな。タタランバス!なーんて言われてますよね。
「多々良沼」「城沼」「近藤沼」この館林三沼はいま絶好調と耳にします。「ヤバイスピン」と「エビタヌキ」、あと「500円玉」を持って楽しんでみてください。※多々良沼は場所によって1,000円
これからのお楽しみ
これからの時期「河童クローラー」でも楽しめますね!5月に新色も追加されますし。
それでは、またお会いしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。