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【風が吹けば巻く】スイムジグ?クランク?琵琶湖プロガイド冨本タケル「巻き」の極意とは

寄稿:冨本 タケル
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皆さん、こんにちは。琵琶湖のサブマリンガイドサービス冨本タケルです。

2022年、厳しい冬が過ぎてやっと春の足音が聞こえてきました。

今年はしっかり冬が来て、雪が降ることも珍しくなくガイド出船時に何回も雪かきをしました。最低水温も南湖北エリアで6度台、南エリアでは4度台まで下がり、冬のガイドも厳しい日が多かったのですが、こんな年は春の訪れとともに一気に魚が動きだすので楽しみしかありません。

冨本 タケル(Tomimoto Takeru) プロフィール

琵琶湖でプロガイドとして活動中。 2014年BIWAKO OPEN 第3戦 優勝、2015年B.A.I.T 第1戦 優勝、2016年B.A.I.T 年間優勝など、数々のトーナメントで好成績を収める実力者。ライトリグからハードベイトまで、あらゆる釣りに精通するバーサタイルな一面を持ち合わせる。1970年生まれ。

 

風が吹けば「巻く」。春の巻きの展開

さて、この春の傾向について。カバースキャットをはじめとするノーシンカーの釣りはもちろん釣れていますが、春は風が吹く日が多いので巻いて釣ることも多いです。

春の巻きものと言えばスイミングジグ。

 

今年はクリアアップした状況が続いているので、スイミングジグに勝るもの無い感じですね。メインで使用するのはdepsの「バンブルヘッド」+「バンブルシャッド」。これはクリアアップした状況で出番が多く、少し濁りが入ったらアピールの強い「スイミングマスター(エンジン)」+「スイングインパクト(ケイテック)」を使用しています。

 

もちろんがっつり濁った場合はディープクランクの出番。水の状況を見ながら使い分けていくと釣果に繋がります。

 

ルアーの特性を最大限に活かすラインセレクト

メインで狙うのはボディーウォーターに絡むウィードフラット。特に、浚渫が近くにあるようなフラットは春の魚が差してくるので狙い目です。広大にフラットのどこを狙うかわからない人は、とにかく変化のあるところを狙ってください。例えばウィードエッジや藻抜け、ウィードの高さが起伏しているところなど…とにかく変化を狙うのが鉄則です。

そして、巻きもので大事なのは飛距離。特にディープクランクは飛距離を出さないとしっかりレンジに入らないので、飛ばないと釣果は落ちます。

したがって、ディープクランクにはしなやかで飛距離がでるシューター・FCスナイパーが良いですね。

サンライン公式「シューター・FCスナイパー」詳細ページはこちら

一方、スイミングジグはフッキングパワーが必要なので、感度が良く伸びが少ないシューターが向いています。

サンライン公式「シューター」詳細ページはこちら

ラインのチョイスで釣果に差が出るのでご注意ください。

穏やかな日は、まだまだカバースキャットが強いです。産卵を意識した魚がコンタクトするようなウィードや地形変化をじっくり狙ってください。

 

年間通して1番楽しい季節なので、新しいラインに巻き替えて良い釣りをしてくださいね!

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!

シューター(Shooter)

シューターはサンラインのバスフィッシング専用ラインブランド。フロロカーボンライン「FCスナイパー』シリーズや、ナイロンラインの「デファイアー」シリーズやマシンガンキャスト、そしてPEラインのステューターなどが特に人気を集めている。