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今江克隆のルアーニュースクラブR 第982回「2020年の気になりマクりアイテム全紹介 in 釣りフェスティバル」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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ビッグベイトの傾向は

その他のプラグ系トレンドとしては、実績のある定番ビッグベイト系がジャイアント化と同時に普通のタックルで使える100mmサイズ前後のダウンサイズ、もしくはミニチュア化が進みそうな気配が濃厚。

これも絶対に来ると確信していた実績定番ビッグベイトのミニマムサイズ化。 ただ小さくするだけでは意味無し番長なので、各社のコンセプトと腕の見せドコロだ

ワーム系では間違いなく三原虫を意識した「沈む虫」系統のワームが大阪では各社インディーズ系から盛りだくさんに出て来そうな予感がする。

ラインにも技術革新が起きている!

その他の製品関連で横浜ショーの注目を集めていたのは東レモノフィラメントの「エクスレッドNS」だろう。

昨年、東レインターナショナルから東レモノフィラメントに事業譲渡がなされ、イメージを一新してきた東レモノフィラメントだが、注目はその東レモノフィラメントの新社長が実はあの「トレカT1100Gナノアロイ」の開発責任技術者であり、産みの親と言う事実だ。

そのノウハウをフロロに活かした新エクスレッド「ナノスリット(NS)製法」はまさにナノアロイの樹脂技術の応用であり、久々の技術革新としてかなりの注目度となっている。

「トレカT1100Gナノアロイ」を開発した技術責任者が現社長である東レ・モノフィラメント。 その卓越した樹脂アロイ技術をフロロライン「エクスレッド」に投入、「エクスレッドNS(ナノスリット)」として生まれ変わる

新世代エレキ戦争が勃発!?

そして最後に横浜で大注目をされたのが、遂に登場したモーターガイドのスポットロック機構エレキだろう。

あらゆる意味で衝撃的なデザインと機能性を持つモーターガイドエレキだが、ミンコタのウルトレックスの3倍精度が高いと噂されるスポットアンカー機能を備え、同時に驚くほど上げ下ろしが軽く、ワイヤーの取り回しもシンプル極まるデザインに仕上げてきている。

一方で、ガーミンも満を持して高性能スポットアンカー性能を持つ新型エレキで、ついにエレキ業界にも参入してきた。

ガーミンのウリはライブスコープの精度を遥かに向上させる磁気ノイズがほぼ起きない「ブラシレスモーター」を投入してきたことだろう。

ミンコタ・ウルトレックス一強だったエレキ界に、今年は激しい競争が巻き起こりそうである。

ウルトレックス一強時代に終わりを告げる新世代エレキ戦争勃発間違いナシの2020年。 強敵ガーミンも参戦、老舗モーターガイド、期待のビッグヘッド?で巻き返しなるか

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