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今江克隆のルアーニュースクラブR 第950回「理想のビッグベイト像とは!?」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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一か八かのワンジャーク!

一か八かのワンジャーク、自分はバスの目線右側にダートで逃げることを祈って勝負を賭けた。

そのラストジャーク、バスロイドJr.は自分が期待した「右」ではなく、意に反して「左」に、立木方向にダートした。

そして運悪くサイドフックはまともに立木に引っ掛かった…。

その直後、ロクマルはその立木に引っ掛かった「バスロイドJr.」をガシガシと咥えたのである。

既に立木にサイドフックが刺さった状態では、アワセることも外すこともできず、バスはサイドフックに触れてルアーだと気が付いたのか、慌てて去っていった…。

あの時、「バスロイドJr.」を意志通り左にダート決められていれば…その無念が「レプリケーター」開発への強い動機となったのは言うまでも無い。

あれから1年、ようやく「レプリケーター」は最終段階に辿り着いた。

3年越しの開発となった「レプリケーター」。この1本でこの夏、Goサインが出せそうだ。

意志通りに左右を決められる多関節、サイト専用のバッファローホーンフック標準装備、そして専用ブーツテール、さらに超高速巻き専用ジャバロンロングテールも標準装備として対応できる設計になった。

多関節にしか出来ない様々な汎用性と操作のイージー性能を両立させた「レプリケーター」がこの夏、ようやく陽の目を見れる日が来たかもしれない。

七色ダムでの最終テストでは、大増水で見えバスが消える中、それでも「レプリケーター」で結果を出すことができた。

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