ルアーニュースR編集部で大人気のこれ。イワタニのジュニアコンパクトバーナー。

もれなく記者も持っておりまして、かれこれ20年近く愛用中。
もう着火ボタンでは一切火が付かず、ガスを出した状態でライターで点火しないといけないんですが(非推奨)それも愛嬌、現役バリバリで使用中。

その魅力はコンパクトさもさることながら、忘れた!なんて時もコンビニで手に入る“CB缶”対応という点が個人的には大きい。
今回はそんなCB缶にまつわるこんな話。

あれ、火力が弱い?
…なんてことないですか?この寒い時期だと特に。
これ、「ドロップダウン」が原因。要は、CB缶というのは主成分が“ブタンガス”なんです。穴をあけて捨てる時、独特な匂いがしますよね?あれです。カセットボンベは、中の液体燃料が気化して初めて燃焼する訳ですが、この気化がスムーズに行われるかどうかの鍵となるのが「沸点」です。ボンベ内の温度がガスの沸点を下回ると、液体は気化できなくなり、火力が急速に低下する訳ですね。これが「ドロップダウン」という現象。
ブタンガスの沸点は-0.5℃とけっこう高く、冷えると気化しにくくなる。寒い時期に火力が弱くなる or 使えない理由がこれなんです。

実はこれ。寒い時期だけでなく、暖かい時期でも起こり得る現象。
液体が気化するときに熱を奪うのはご存知でしょうか?注射のときアルコール消毒でヒヤッとするあれのこと。CB缶を使用すると中の液化ガスが急激に気化する訳ですから、もちろん冷える。冷たくなるんです。長時間の使用だとなおさら冷えて、またドロップダウンを起こす。だから夏でも火力は低下することはよくあると。

火力が落ちないCB缶
寒いときこそ温まりたいのに、使えないんじゃ意味ないじゃないか!
…わかります、すごく。そんなときにあると心強い“低温に強いCB缶”というのがある。理屈はカンタンで、“ブタンガス”をメインに寒さに強いガス“イソブタン”や“プロパン”を配合したCB缶ということ。
ちなみに、それぞれの沸点と特長がこちらです。
| ガス成分 | 沸点 | 寒さへの強さ |
| プロパン (PP) | −42.1∘C |
極めて強い(極寒地対応)
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| イソブタン (IB) | −12.0∘C |
強い(冬期・寒冷地対応)
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| ブタン (NB) | −0.5∘C |
弱い(常温・温暖期用)
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記者は過去に3つほど使用したことがありまして。

まずはこちら「トーホーハンディガス ゴールド」。低温に強い“イソブタン”配合で、低温時にも心強いアイテム。3本セットがネットで700~800円ほどで購入可能でコスパ◎。

ちなみにミニもあり。こちらは10本入りでネットでは2,400円ほどで購入できるそうです。

続いては「イワタニカセットガスパワーゴールド」。こちらも同様に“イソブタン”配合で低温に強いアイテム。ネットだと1,000円~1,500円程度で販売されています。火力的には先述の「トーホーハンディガス ゴールド」とそんなに変わらない印象。ただし、こちらは比較的ホームセンターなどで見かける=手に入れやすいのが個人的にはメリット。

で、こちらが「SOTOパワーガス3本パック」。こちらは低温に強いガスの中でも“プロパン”を配合。一部でアウトドア最強のガスと言われるプロパンが配合されているだけあって、個人的には一番火力が強かった印象。こちらは大体900円~1,300円くらいでネットで購入可能。

寒くても行かなきゃ釣れないのが釣り。
寒い夜のあったかいコーヒーやカップラーメンは涙が出るほどウマい。たとえ釣れなくてもそれが楽しい…いや、むしろそれを目的に寒い中釣りに行くような所もあったりなかったり。ちなみに、火気は使っても良い場所とダメな場所があります。分からない場合は火を使わない、また、地元の人に聞いてみたりと、迷惑がかからないようにしましょうね。
まだまだ寒い日は続きます。風邪など引きませぬよう、お楽しみを。

ルアーニュースR(LureNews R)






















































