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【鳴瀬雄太の船長グルメ】本当にウマい「サワラの炙り」の作り方

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皆さん、こんにちは!

遊漁船Falconで船長をしております、鳴瀬雄太です。

鳴瀬 雄太(Yuta Naruse) プロフィール

幼少期より釣りに親しみ、現在は北九州エリアで遊漁船Falconを営んでいる。玄界灘・響灘を中心にスーパーライトジギング・ブレードジギングのエキスパートとしても活躍中。 愛称は、なるちゃん・海坊主などなど。1985年生まれ。福岡県出身  福岡県在住。 ■ダイワ SWチームテスター

サワラ・サゴシが今年は調子いいですね~!

サワラの一番ウマい食い方は?と聞かれれば、やっぱり“炙り”と言っちゃいますよね! 特に脂の乗った個体は、炙った時に皮面から出る脂がすごいのなんの…醤油を付けると弾いてくるのがたまりません!

という訳で今回の船長グルメはやっぱりウマい「サワラの炙り」です。

Vol.2:サワラの炙り

さばいて炙るだけ…なんて思っていませんか?

もちろん正解と言えば正解なんですが。せっかくのサワラ、最高にウマい状態で味わいたくないですか?これまで数々のサワラを食べてきた自分の経験から、おいしく食べるためのポイントを解説させていただきます。

①サイズ

炙りにするのに1番ベストなサイズは「80cm以上」のサワラサイズ。このサイズになってくると脂がしっかり乗ってきてバツグンにウマいです。炙りはやっぱり脂の乗りが重要ですよ~。

②釣った後の処理の仕方と保存方法

次に釣った後の処理の仕方について。サワラは内臓に臭みがあると言われている魚です。そのため、釣って〆た後はなるべく早くエラと内臓を取り除き、海水氷に漬けると臭みが出ず、おいしく食べられます。

また、サワラって傷みやすいイメージがありませんか?自分は釣った初日に食べることも多いですが、脂の乗った個体なら3~4日寝かせてもおいしく食べられます。保存方法はキッチンペーパーで包んでラップや真空パックなどで空気に触れさせないようにします。こうする事で酸化による変色を防げるんですね。

③炙り方

さぁ準備ができたら、いよいよ炙っていきます! 自分は炙るのは皮目だけ。柵に対して横方向に切れ目を2本入れてから、脂が滲み出るくらいまでしっかり目に炙るのが好みです。皮に切れ目を入れることで食べたときに皮が口に残りづらく、おいしく食べられます。

④醤油とワサビが基本

やっぱり基本は醤油にワサビ。間違いないです。九州出身の自分は甘めの醤油が好みで、特にお気に入りの醤油は「ヤマニ醤油」の刺身醤油です。

 

とろみのある濃厚な甘口醤油で、サワラとの相性もバツグン。

食べ方でアレンジをするならば、醤油にワサビ…ではなく、生のすりおろし生姜と千切り生姜を薬味に。あえて脂っぽさを抑えてサッパリ頂くのも一つの手段です。これがまたウマいんですよねぇ。

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