こんにちは!シャウトフィールドスタッフの菊田弥佳です。
今回はよく私が行く“明石エリア”のジギングについてご紹介したいと思います。


明石沖のジギング
明石海峡と言えば、関西のジギングフィールドとして大人気のエリアです。明石は潮速いことで有名。最大だと大潮の時も“10ノット”になることもあるんだとか!

そんな明石の有名なポイントは東側の「小磯」。聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ボトムに岩があってカケアガリが凄く、魚影の濃さもさることながら“根掛かり”が1番怖いポイント。「ジグの墓場」とも言われています。船長もしっかりアナウンスしてくれますが、底取りでウッカリ気を抜くと即根掛かりするのでご注意を。それに西側では「鹿の背」が有名です。小磯と違って水深が浅いポイントになります。

明石ジギングは一般的な「ジギング」、フォール中心でスローに誘う「スロージギング」、そして最近人気のスピニングタックルで狙う「ブレードジギング」という3種類の釣り方が多いと思います。
それぞれの釣り方でメインターゲットとなるのは青物やサワラ。日本海よりはサイズこそ小さめですが、潮の速いポイントで釣る青物はサイズが小さくても良く引くのが魅力。特に鰤クラスとなるとそこまで数が多くない分、鰤が釣れたら嬉しいですよね!
明石沖のタックル

では、明石で釣りをするにはどんなタックルが必要なのか。私が実際に明石ジギングで使用しているタックルを参考にご紹介していきます。
潮が早いときヘビーなジグで底を取るのに使ったり、またタチウオパターンでシルエットの大きなジグを使用するときのタックルがこちら。
ロッド:VADEL LJ 63XXHB(ダイワ)
リール:ソルティガIC300SJ(ダイワ)
潮がそこまで早くないときや、ベイトサイズが小さい、悔いが渋いなど、ジグのサイズを下げたいときはこちら。
ロッド:キャタリナBJ 63HB-S(ダイワ)
リール:ソルティガIC300
スピニングロッド:オシアジガーS642(シマノ)
スピニングリール:ストラディックSW 6,000PG(シマノ)
いずれもロッドは6ft前後が扱いやすく、取り回しも良いのでオススメ。また、ラインはいずれもPE2号にリーダー6号をセットしています。
菊田的オススメジグ
続いては、普段私が使っているオススメのジグです。
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水平姿勢フォールが魚に食うタイミングを与えてくれるバーサタイルなジグ。早潮~遅潮まで、またハイピッチからスローまでシャクりのテンポも選ばず、安定して釣れます!
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一方のランスはまっすぐに突き進む、キレのあるスライドアクションで魚にスイッチを入れられる潮抜けのいいジグ。こちらもハイピッチからスローピッチまで対応する万能系ジグです!
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鉛なのに小さいシルエットは、極太形状で高速巻きでも回転しにくく安定姿勢を演出。高速巻きでサワラをメインに青モノにもすごく効果的です!青モノは高速巻きでも食ってきますが、ストップ&ゴーやフォールを入れることが効果的な場面もありますよ。ちなみに今年は新色も登場!選択の幅が増えて、嬉しいやら、困るやら…。
いずれのジグも、実績は十分。自信を持ってオススメできるジグです!
明石ジギングの魅力
魚が良く引く、身近で通いやすい、以外にも明石のジギングには魅力がたくさん!

例えば。夏はタコだったり秋はタチウオだったり、青物+αのターゲットを狙えるリレー便があります。
潮が緩くなった潮止まり(青モノの食いが悪いタイミング)などに他の釣りをするのですが、タコは専用ロッドがなくてもジギングロッドで対応できますし、何より明石ブランドの美味しいタコが釣れるのが醍醐味!また、秋のタチウオはジギングでたくさん釣れる好ターゲット!こちらももちろんすごく美味しいし、たくさん釣れるから楽しすぎます!

明石の激流の中で育った魚は良く引いて楽しい上に、とにかくおいしいんです!
「魚の棚」という商店街は、明石で獲れたおいしい魚が並ぶことで観光地にもなっているほど!青モノならツバスサイズでも十分おいしくて、あちこちで釣りをする私ですが明石の魚が1番好きです。

明石海峡大橋を見ながら楽しむオフショアジギングは、なかなか風情があるんです。ジギング船もたくさん出船していて、行きたいときにサクッと行けるのも良いですよね!
私もよく明石に行くので、見掛けたらぜひ声かけてくださいね!























































