指3本までの小さいタチウオ、どうしてもキープせざるを得なくなったらどうするか。
…シャウトの向林さんに聞いてみると「みりん干しがオススメです!」とのことで、そりゃうまそうだと配信したのがこちらの記事。

向林 克也(MukobayashiKatsuya) プロフィール
実際に作ってみた方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
実は記者もその一人。折しもタチウオが良い季節、たまたま小さなタチウオが手に入った(このサイズしか釣れなかったとも)ので、実際に作ってみたら…。

タチウオのみりん干し
先に結論から言いましょうね。
めちゃめちゃうまい!絶品!ぜひ真似してほしい!…いやぁ、忖度抜きに感動レベルでうまかったんです。

うまい上に骨もない。子どももバクバクむしゃむしゃ、保存用もペロッとなくなっちゃいました。
これ、個人的にうまさの秘訣は“一夜干し”であるということ。

乾ききらないんです、一晩干しただけだと。実は記者がこれまでに食べてきたタチウオのみりん干しって、カチカチに乾燥していて。炙るとフワッとしてウマいのはウマいのですが、正直に想像を超えてくる味ではなく。それが自家製のモノだと半乾きで程よくジューシー。魚焼き機で炙れば、ポタポタと脂が滴って…まぁうまい。うまい。
向林流「タチウオのみりん干し」の作り方
と言う訳で、改めて作り方をおさらい。あくまで今回は忠実に味を再現したかったので、この通りに作ってます。
まずは三枚におろす。どうせ干すんだから捌きにくかったら何等分かに切り分けてから捌けばカンタン。また、骨に身が残っても“骨せんべい”などにしておいしく食べられるので、ここではドンドン捌いていくのがポイント。

おろした身に塩を振って水気を抜く。釣ってきたタチウオは基本新鮮。臭みはあまりないのですが、味の入り方などを考えると外せない工程。

醤油、みりん、酒、そして砂糖を少々混ぜたタレに、水気を抜いたタチウオを1時間ほど漬け込む。
ちなみにタレの配合は好み。“適当”でいいそうなのですが、目安としては1:1:1。そして砂糖は大さじ1~2杯程度を好みで調整すると良いそうです。ここでのポイントはしっかりムラなく浸るようにすること。ちなみに記者は砂糖少なめで作ってます。
漬けが完了したら、しっかりキッチンペーパーなどでタレを拭きとる。お好みでゴマを散らして、魚干し網などに並べて一晩干したら完成。

この季節になると、虫も少ないし湿度も低い。魚を干すには良い季節です。
みりん干しを食べて以降、家族から「次はいつタチウオを釣ってくるんだ?」と、事あるごとに。そりゃあ、また釣りに行くしかないですよねぇ。



























































