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【ゆっちのYABAI釣活】できすぎ?たった小1時間で3本のタイパフィッシング

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はいっ、こんにちは!ゆっちです。

今回も霞ヶ浦水系からのお届けでございます。

と、その前に…。近年、日本の夏の暑さは異常なくらい暑いですよね。ひと昔前はこの時期になると「夏バテしないようにスタミナを付けよう!」とか「暑い夏を乗り切ろう!」で乗り越えられたかもしれませんが、最近の暑さはそんなんじゃ無理!ってレベルです。

大野 雄一(ゆっち)(Oono Yuichi) プロフィール

バスをメインに、クロダイなどライトソルトゲームからオフショアジギングなど様々な釣りを楽しむマルチアングラー。
暑さ対策をお忘れなく

少しでも体に異変を感じたら、いや!異変が起きる前にケアする様にしてくださいね。ぼくは「THERMOS」のジャグタイプ(大)の水筒に氷水を入れて車に常備しています。

高温になる車内に置いといても一日くらいなら氷は溶けませんし、容量もかなり多めの物なので重宝してます。オススメです。

という事で本記事もInstagramのリール動画と合わせて見ていただければわかりやすいと思います。よろしくお願いします。

 

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バスも人もシェードが好き

霞ヶ浦水系って何処に居ても太陽をサンサンと浴びるのですが、ここは時間帯にもよりますが周りに建物があるおかげで晴れた日でも日陰ができ、比較的釣りがしやすい流入河川です。

人間もシェードへ。

この日は一日中晴れ予報なのであえてここを選びました。

蚊も多いけどね。ぷ〜んぷ〜ん。

持ってきたルアーは、この時期の基本セット。

・ヤバイチュッパ
・ヤバイスピン(#3コロラドブレードに変更)
・フラットクランクMDZ
・”2.5エビタヌキ

少なっ!!ってよく言われますが、いつも通り。竿はいつもは一本ですが、この日は二本。ぼくにしては大荷物(笑)

どちらの竿でもこれらのルアーを扱う事ができるんですけど、「ヤバイチュッパ」を含むハードベイト系はスナップを使用しているのでさっと交換できますが、「”2.5エビタヌキ」はオフセットフック仕様のバックスライドセッティングで使いたかったので、スナップにオフセットフックはちょっと気持ち悪いなーってことで、あえて二本。

ふーん、へー、そーなんだー。イヤイヤ!単純に結び変えるのが面倒だったんだろ?ってのは無しでお願いしますね(笑)

まずはトップから!

スタートはだいぶ遅めの8時ですが、この時期はなんだかんだでまずはトップから!

ルアーはネチネチ系ポッパー代表「ヤバイチュッパ」

ブレイドラインを使っているので、本気キャストをする前にまずは糸を濡らそう…と捨てキャストをしつつも、いつも通りの軽いトゥイッチで優しく、ネチネチと首振りアクションをすると一投目でイキナリ水面が割れまして…。

えっ!?って、ちょっとビックリしちゃって。そりゃこんな顔にもなるわけで(笑)

気を取り直しまして…。

まだビックリしたままという(笑)

いま霞ヶ浦水系のバス達がメインとしているエサは、スジエビ、ミナミヌマエビ、テナガエビなどのいわゆる「エビ」、そしてべったり底にいるヌマチチブ、ヨシノボリといった「ゴリ」です。わんさかいますから。

と!「虫」や「カエル」といった陸にいる生き物が水に落ちてくるのをバスは知っていますから、それらもエサになっているので水の中にいる生き物も、上から落ちてくる生き物も両方がメインベイトです。

つまり、上でも下でも釣れる状況。正直このバスは「2.5”エビタヌキ」でも釣れたと思いますが、どうせ釣るならバイトシーンが見れた方が面白くない?という事で「ヤバイチュッパ」を選んでみました。

トップのキモはキャストにあり

大事なのは「キャスト」です。

適当に何処へ投げてもいいかと言うと全く持ってそうではなくて、ルアーの着水点が虫やカエルがよく落ちてくる位置が望ましいです。具体的に言うと護岸から20cm以内くらい。

あ!今のミスったな!と思ったら即回収して投げ直した方が絶対にいいですね。キャストが決まれば、あとは映像の様に糸を張らず緩めず状態を保ちながら軽いトゥイッチで誘うだけですから。

連続トゥイッチがいいのか、途中で止めの間を入れた方がいいのか。どちらもバイトしてきますから、どちらがいいかはその時の状況次第です。今回は止め!からの連続トゥイッチの最中でした。

タックルデータ

ベイト:YABAI BRAND ヤバイチュッパ(#12ゴーストアユ)
ロッド:プロトタイプ63ML
リール:ゼノンコアHS8-L +ゼノンMg32mm 8lb 50mスプール
ライン:ブレイドライン1.5号
ショックリーダー:フロロ12lb

沈めての「リアクション」狙い

続きましては「フラットクランクMDZ」

一匹目をゲットした後もしばらく「ヤバイチュッパ」で誘ってみたものの反応を得られず、時刻は8時14分。

落ちてくる虫やカエルを捕食しているとはいえ、トップウォーターをやるならやっぱり朝マズメ、夕マズメだよなーなんて思いながら、じゃあ沈めてリアクションだな!って事で「フラットクランクMDZ」にチェンジ。

このルアーについてはこれまでも紹介しているので詳しい説明は省略させていただきますね。ざっくり言うと「小粒でよく飛び、超高浮力なブリブリハイアピールのフラットサイドクランクベイト」。お世辞抜きにいいルアーです。

この「MDZ」を護岸沿いにキャストして、リーリングでグリグリ!っとボトムまで急角潜航させて、ボトムにリップを当てては浮かして、当てては浮かしてを上手くコントロールしながらなるべく一定の速度で巻く!という、言葉で表現するとめちゃくちゃ難しく感じるけど、実際にやってみると意外とあっさりできちゃうやり方で釣れたのがこちら。

映像で竿がブルッ!とよろめいた様に見える所があると思いますが、それが「アタリ」です。

すぐに合わせなかったのはハムハムモグモグしてたからで、糸が不自然な方向に走ったのを確認してから合わせてます。アタリがあってもすぐに合わせる必要はなくて、マス針やオフセットフックを使った釣りと同様に聞いてから合わせる!こうする事でトレブルフックでもしっかりとフッキングが決まります。

ハーモニカ喰いを見ると特別に嬉しく思うのはぼくだけでしょうか?

タックルデータ

ベイト:YABAI BRAND フラットクランクMDZ(#06イエローパンチ)
ロッド:プロトタイプ63ML
リール:ゼノンコアHS8-L +ゼノンMg32mm 8lb 50mスプール
ライン:ブレイドライン1.5号
ショックリーダー:フロロ12lb

締めの1本

最後は「2.5”エビタヌキ」。

の!前に再び「ヤバイチュッパ」に戻して再度アプローチをしてみたり。

「MDZ」でリトリーブのパターンを変えてアプローチしたり。

この2つのルアーでできる事は全てやったので「変化」のある所を中心に「2.5”エビタヌキ」のノーシンカーバックスライドを入れて行く事に。

変化にスーーーっと…

ちょっとしたカバーや…

ちょろちょろインレット…

分かりやすい大きなシェード。

これらにスーーーっとバックスライドをさせて、釣れたのがこちら。

コイツは、ちょろちょろインレットにいましたね。

狭い場所ながらもちょっとした変化のある所はやはり見逃せません。

まさか、ここにはいないよね?という所にバスがいたりするのが、霞ヶ浦水系の面白さだったりもします。怪しいな?と思ったらスーーーっと「2.5”エビタヌキ」をバックスライドさせてみてください。

タックルデータ

ベイト:YABAI BRAND “2.5エビタヌキ(#002グリーンパンプキン/ブルーフレーク)
フック:Gary YAMAMOTOスゴイフック1/0
ロッド:ファンタジスタDeez 67-L
リール:ゼノンLTX-L +ゼノンMg BFスプール
ライン:フロロ10lb

ここでふと時計を見ると8時57分。小一時間で3匹の釣果はできすぎですね。

今回は以上となります。最後まで読んで頂きありがとうございました。またお会いしましょう。

ゲーリーインターナショナル (Gary International)

トップアングラーとして知られる河辺裕和が代表をつとめる米国・アリゾナ州に本社を置くゲーリーヤマモトカスタムベイツの日本支社。ゲーリーグラブやカットテールワーム、ヤマセンコーなど超ロングラン人気を誇るGaryYAMAMOTOワームなどを中心に扱っているほか、YABIA BRANDなどで独自のアイテムも人気を集めている。
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