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夏の淀川は「ポイント選び」がキモ

寄稿:斉藤 永遠(さいとう とわ)
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夏のバス釣り入門

みなさんこんにちは、サンラインフィールドテスター斉藤永遠(さいとうとわ)です!。

前回の「春の淀川編」は、いかがだったでしょうか?さぁ、季節は夏!今回は「夏の淀川」について紐解いていきます。

斉藤 永遠(Towa Saito) プロフィール

大阪市在住。メジャーフィールド淀川をホームに、バスフィッシング&チニングを軸に多彩なスタイルで次々とランカーフィッシュをキャッチし続けるスーパーロコアングラー。エターナルという愛称で親しまれ、SNSなどを駆使してルアーゲームの楽しさを日々お届け中!

夏の傾向とエリア選択について

今年の淀川は琵琶湖の放流量や色々な要因が重なり季節の進行がかなり遅く、まだまだアフター的な位置で回復しきっていない魚も多く見受けられます。

季節感が遅いとはいえ、魚がいるのは事実。魚がいるスポットを見つけることができれば釣れる…という感じです。

では、気になる“魚がいるスポット”をご紹介していきます。

最下流のテトラ帯

斉藤的淀川のスーパーホームエリアで、1番魚をカウントしている場所。

ここは魚のストック量は間違いなく淀川1位のエリアだと感じていて、また圧倒的なベイトフィッシュ量も魅力的(モロコ・稚鮎・テナガエビ)。テトラの穴撃ちはもちろんのこと、テトラのエッジも魚をストックしているので忘れずに沖にもルアーを投げてみてください。

ここでのオススメリグは「ネコリグ」「フリーリグ」になります。

水中堤防とその周りの変化

続いては、春にも紹介させていただいた水中堤防とその周りの変化。

流れが当たるハードボトムはもちろん、流れてきたオダや木にもバスが着いていることも多いポイントです。ちなみに 昨年の夏のMVPは、水中堤防+オダでした。

ここでオススメリグは「フリーリグ」そして「高比重ノーシンカーワーム」になります。

タックルセッティング

続いてはタックルセッティングについて。同じく淀川で頑張っていて、ルアーニュースR【岸本ゆうあ・天下獲ったろかいや!】で同じみ“HGK”と、フリーリグ・高比重タックルは現時点で同じ。行くエリアにもよりますが、基本は3つのタックルをメインにしています。

フリーリグ/高比重ノーシンカー

ロッド:21Versart VERC-68MH(AbuGarcia)
リール:ZENON Core HS8 L (AbuGarcia)
ライン:シューター・オーバーテックス 16lb(SUNLINE)

【使用ルアー】
ドライブスティックファット(O.S.P)
ドライブビーバー4インチ(O.S.P)

テトラパワーネコリグタックル

ロッド:21Versart VERC-68L+BF(AbuGarcia)
リール:ZENON LTX L (AbuGarcia)
ライン:シューター・オーバーテックス 12lb(SUNLINE)

【使用ルアー】
ドライブクローラー5.5インチ(O.S.P)

汎用タックル

ロッド:21Versart VERC-610HS(AbuGarcia)
リール:ZENON MG-X-SHS-L (AbuGarcia)
ライン:シューター・オーバーテックス 16lb(SUNLINE)

2025年は、このタックルが暫定のベストセッティングです。よければ参考にしてみてください。

夏のエリアは“ライン”が重要

夏のエリアであるテトラ帯や水中堤防をタイトに攻めるので、タックルも重要ですが特にラインが重要だと考えています。僕が使用しているのは、シューターの後継種として今年リリースされたばかりのフロロカーボンラインシューター・オーバーテックス

結論から言うと、現フロロカーボンラインの中で耐摩耗性が1番高いラインだと感じました。このラインは、同サンラインのハリス「Vハード」でも使われているプラズマライズコーティング(ガラス質)が採用されていて“ライン自体に傷がモノすごく入りにくい”です。オリジナルのシューターに比べ、耐摩耗性が20%もアップしているという驚異的な数字も。

また、適度にしなやかさもあり、イメージとしてはFCスナイパーとシューターの間がOVERTEXという認識。そう、高級フロロカーボンにありがちなバックラッシュに弱い…という現象は明らかに起こりにくいです。

また、ラインにマーカーが入っているため、釣りの精度上昇や情報量が多いというのも特筆すべき点。今年、テトラ帯でビッグバスを多くキャッチできたのは、OVERTEXのおかげと言っても過言ではありません。

注意点としては、しなやかといっても硬さはあるので、ノットを必ず締め込んで使用するということ。斉藤は絶対に「パロマーノット」で結び、本線がヨレないよう注意しています。

斉藤的に、今年1番釣具でオススメしたい商品です。

淀川のように魚1匹、1匹が貴重なフィールドでは信頼できるラインをぜひ使用してください。この夏、頂を超えるフロロカーボンライン「OVERTEX」でデカバス を狙ってみてはいかがでしょうか。

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!

 

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