皆さんこんにちは!
大阪在住ガンクラフト ソルトフィールドモニターの海道沙乙里です。
暑さも本格的になったこの頃。ちょっと涼しい釣りを楽しみたい人にうってつけ!「夏のナイトバチコン」についてご紹介させていただきたいと思います。

海道 沙乙里(KAIDO SAORI) プロフィール
ナイトバチコンでイサキが熱い
ナイトバチコンとは、そのままバチコンのナイトゲーム。バチコンとはバーチカルコンタクトの略で、仕掛けを真下に落とし込んで狙うライトゲームの一種で、この時期だと由良沖周辺では“イサキ”や“アジ”が狙えます。
まずはタックルセッティングから。
私は専用タックルをまだ揃えられていませんが、ティップランやタイラバロッドなどで代用できるので、手軽に始められるというのも良いトコロ。それに合わせる仕掛けはこんな感じです。
・ジグヘッド:0.3g〜0.4g
・ワーム:鯵爆吸 2.4〜2.8インチ
・シンカー:20号〜40号
ポイントや潮の流れによってオモリやジグヘッドの重さ、仕掛けが変わるので、釣行の際は事前に船長に聞いてみてください。私は基本、“胴付き仕掛け”と“逆ダウンショット”を使い分けています。
アジとイサキをどう釣り分ける?
アジとイサキでは、好みのワームのカラーも異なります。
どちらも活性が高ければ荒食いするので、カラー関係なく当たるときもあるんですが…。アジはグロー系の白やクリア系、一方のイサキはグロー系のチャートカラーがここ最近の当たりカラーです。
アジ狙いのワーム

#01 グローシラス

#07 リアルハーフシラス
イサキ狙いのワーム

#12 ナイトライム

#14 紀州みかんグロー
続いてはイサキの誘い方。絶対にコレ…というのは特になく。
・ワンピッチしてから止める
・ワンピッチからのテンションフォール
・フォールを限りなくゆっくりにする
・ゆっくりめのタダ巻き
・ゼロテンションで待つ
などといった感じです。その日のパターンによって、フォールを早める、フリーフォールにする、ピッチを変えてみるなど、アレコレ試しつつアタリを待ちます。アタリは基本的に動きがあった後に止めるか、スローに動かし食わせの間を作ったタイミングで「ゴンッ」ときます。
イサキやアジのバチコンで重要なのは“いち早くタナを見つける”ということ! 船長が魚探でイサキやアジの群れにピタッと合わせてくれるので、「はい、どうぞ」と船内アナウンスが流れたら、そのタイミングでスグに落とすことをオススメします。
またアジはワームを吸い込みますが、イサキはワームを齧るのでワームがボロボロになることが多いです。ワームの位置がズレたり、かじられたりすると絶対に食いません。アタリがない時や移動時に仕掛けを巻き上げた際には、しっかりとチェックしましょう!
イサキは口が硬いのでしっかりとアワセを入れたら、少々無茶して巻き上げても外れたりすることはありません。反対にアジは口が柔らかいのでイサキだと思って無茶をするとバレてしまいます。ドラグ設定をしっかりして焦らずゆっくり巻き上げましょう!
この前は海虎さんで46cmのアジを釣りました!
釣って楽しい、食べておいしいアジやイサキが釣れています!日焼けも気にすることなし!ライトな釣りで女性でも楽しめる「ナイトバチコン」。そろそろシーズンは終盤に差し掛かりつつありますがまだまだ楽しめます!是非挑戦してみてください!
私は基本的に土日は紀北の「釣り船 海虎」さんに乗っています!楽しくみんなでわいわいできる船なので、ぜひ遊びにきてください!
