みなさんこんにちは!ヤマガブランクス広報部です。
みなさんはヤマガブランクスからフライロッドが発売されているのをご存知でしょうか?
開発に約10年の時間をかけたシリーズで、2022年にフライロッドのオンラインショップを開設し、2024年には一部店舗様での取り扱いも開始いたしました。
ルアーロッド設計で培ったノウハウを活かした3シリーズ・13機種がラインナップされています。もちろん全てのモデルが国内自社工場で設計、製造されたメイドインジャパンのフライロッドです。
今回はフライフィッシング「入門のきっかけ編」として、最近フライフィッシングを始めたYBスタッフの「Y」と、先生となったYBスタッフの「T」の声を交え、その魅力を徹底的に解説いたします!
現在ルアーフィッシングを楽しまれている方の中で、少しでもフライフィッシングに興味のある方にはぜひ読んでいただきたい内容となっております!
絶対始めたくなるフライフィッシング!入門のきっかけ編
「フライは敷居が高そうに感じる…」
「キャスティングは難しいでしょう?」
「周りにやっている人がいないから、始めるきっかけがないし…」
これはスタッフ「Y」がフライフィッシングを実際に始める前に抱いていた印象です。おそらくフライフィッシングに興味はあるものの、まだ試したことがない方々も同じような印象をお持ちかと思います。
しかし、スタッフ「T」にフライキャスティングを教えてもらい、練習を始めた途端…
「あれ?これなら私にもできるかも?」
数日後には…
「あれ?フライキャスティングっぽくなってきたかも?」
さらに数日後には…
「フライラインを上手に操れてる!私、カッコいいかも!」
そして数週間後には…
「あれ?ルアーフィッシングのスキルも少し上がったかも?」
これがフライフィッシングを始めてから数週間で感じた自分の変化です。
きっとルアーフィッシングをされている皆さんにも、同じような感覚を味わっていただけるであろう、魅力的なフライフィッシング。 少しでもフライフィッシングに興味を持たれている方は、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
フライフィッシング超初心者スタッフ「Y」
オフショアのルアーキャスティングとジギングを少々。川での釣りは、一時期ナマズ釣りにはまっていた程度。一度テンカラでオイカワ釣りをした経験あり。
先生スタッフ「T」
フライフィッシング歴 約28年。ニュージーランド、カナダ在住経験ありもっぱら鱒を追いフライフィッシングに明け暮れる。現在は日本渓流そしてソルトウォーターでの経験値を上げるべく奮闘中。
①:キャスティング練習編
フライキャスティングのコツ、ルアーマンには既に備わっている?
②:実釣編
フライフィッシングはルアーフィッシングの上達にもつながる?
③:道具選び編
初心者の方にもおススメのモデル選びと、ざっくりとした初期費用をご紹介
以上の3編に分けて展開していきたいと思います。それではまず、「キャスティング練習編」からいってみましょう。実釣編、道具選び編は後日公開いたしますのでお楽しみに!
①:キャスティング練習編
フライフィッシングを思い浮かべると、片手でロッドを前後に振り、もう一方の手でラインを持ちながら、空中でフライラインが行ったり来たりするキャスティングの様子が思い浮かびます。
ルアーキャスティングでは「ルアー自体の重さ」を使って遠くに飛ばしますが、フライフィッシングではフライが非常に軽いため、「重さのあるライン(フライライン)」を使って軽いフライを遠くに飛ばします。
ここで重要なのは「ロッドを曲げ、その復元力でラインを前後に押し出す」という感覚です。つまり、ロッドに仕事をさせるという意識が必要です。
フライフィッシングで使用するロッドとラインには「WT(ウェイト)」という表記が数字で示されています。これはロッドとラインの適合性を表しており、通常はこの数字が同じものを使用すると快適にキャストができる、という目安になっています。
例えば、9WTのフライロッドには、9WTのフライラインが最適となります。はじめはこの「WT(ウェイト)表記」が同じロッドとラインを使用するのがおススメです。
ルアーマンは、これまでのルアーキャスティングでロッドを曲げる感覚を身につけているため、前に投げる「フォワードキャスト」はすぐに習得できると思います。
しかし、フライフィッシングにはルアーキャストにはないキャスト動作があります。 それは後方にキャストする「バックキャスト」です。
フライキャスティングは、空中でフライラインを保ちながら前後に飛ばして軽い毛ばりを遠くに運ぶ技術です。この際、後ろにラインを伸ばすバックキャストは重要です。
フォワードキャスト同様にロッドを曲げることを意識し、後方へ同じようにキャスト!
スタッフ「Y」:「実はこのバックキャストが重要なポイントなのでは?」
ルアーキャスティングには見られない動作であるため、初めは違和感を覚えるかもしれません。しかし、バックキャストでラインをしっかりと伸ばすことができれば、次のフォワードキャストで美しく前方に飛ばすことができるというフライキャスティングにおいては非常に重要な要素であることが、ロッドを振りながら徐々に理解できるようになりました。
フライキャスティングを練習する時は、まず時計の針が2時と10時を指す位置でロッドを止めるイメージを持ちながら、前後に振ると良いでしょう。
初動はゆっくりで、ストップの際は金槌で釘をトンッと打ち込むイメージです。
最初は少し違和感を感じるかもしれませんが、バックキャストもこのイメージでロッドが振ると、フライラインにしっかり力が伝わり、距離が伸びていきます。
もし高い位置でうまくいかない場合は、フライロッドを倒して横向きに振り、フライラインの軌道を確認しながらキャスティングをするのも◎!
横投げから徐々に腕の角度を上げていき、ラインの軌道を維持しながら基本のポジションへ移行すると、しっかりとラインが伸びて飛んでいくカッコイイフライキャスティングができるようになると思いますので、是非試してみてください!
少しづつ上達してきたスタッフ「Y」はこう考えました。
「より重たいフライを使えば、ロッドがもっとしなって飛距離が伸びるのでは?」
しかしこれは大間違い!フライラインの重さにフライ自体の重さが加わることで、ロッドが極端にしなり過ぎてしまい、驚くほど扱いにくくなります。おまけにフライラインの軌道が低くなり、フライが顔をかすめてヒヤッとすることも…。初心者の方には、軽いフライの方が扱いやすく安心して扱うことができます。
針を折った軽めのフライか、もしくはフライの代わりに毛糸のようなものを付けてキャスティングしても充分練習になりますので、是非お試しください!
ロッドの曲がり方がフライキャスティングにこれほど大きな影響を与えるとは。スタッフ「Y」はロッドを正しく曲げることに意識を向けつつ、キャスティングの練習に励みました。
その結果、着実に上達してきたスタッフ「Y」はこう考えました。
「これまであまりロッドを曲げることを意識していなかったルアーマンも、フライキャスティングを通じてその感覚を研ぎ澄ませることができるのではないだろうか?」
この「ロッドを曲げる」という感覚が研ぎ澄まされてくると、ルアーキャスティングにおいて今まで以上にルアーを弾き出す感覚が得られるのではないか? と、スタッフ「Y」は感じたわけです。
ルアーキャスティングの上達にも繋がる要素も含まれたフライキャスティング!
ちょっとしたコツさえ最初につかめばメキメキと目に見えて上達したので、練習嫌いなスタッフ「Y」もちゃんと楽しみながら継続できていますよ。
フライフィッシングに少しでも興味がある皆さんでしたら、きっとフライキャスティング練習を楽しんでもらえると思います!
さぁ!フライキャスティングを習得したらすぐに実釣へ行ってみましょう!次回は~実釣編~「フライフィッシングはルアーフィッシングの上達にもつながる?」をお届けいたしますので、皆さんお楽しみに!
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