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イマ使うべきルアー「ノタノタスリムS」真の実力/本田海斗

寄稿:本田 海斗
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皆さまこんにちは!九州HIDEUPスタッフの本田海斗です!

突然ですが…最近、自分の中でマイブームなルアーがありまして。それがノタノタスリムSなんです。いやぁ、もう冗談抜きで釣れすぎです。

この「ノタノタスリムS」に関しては、発売から自分なりに“ウエイト調整・タックル・使い方”を試行錯誤してきました。それがやっと!自分の中でベストだと思える段階まできて、実際に釣果として答え合わせができてきたんです。

本田 海斗(KAITO HONDA) プロフィール

「コイケの人」でおなじみ!九州のため池・クリーク・河川を中心に活動する若手実力派アングラー!巻きモノからサイトフィッシングまで幅広いスタイルを得意とするマルチアングラーで、instagramでは明日から実践できる有益情報を発信中!

ノタノタスリムSってどんなルアー?

一言で言うなら「似て非なるもの」

どういうことかと言うと、先に発売された「ノタノタS」の小型版かと思いきや…違うんです。

①:ボディー形状が変わり “スリム” に!

②:新たに “メルティーヘアー” がテールに追加!

ノタノタSのルアーパワーはそのまま、更に新たに進化を遂げ“喰わせ能力が大幅アップ”しているんですね。まぁ、ぶっちゃけ分類は難しいですが…僕的には「i字系」だと思ってます。笑

使用前にやって欲しい「沈下速度」の調整

ノタノタスリムSの「S」とは “シンキング=沈む” と言う意味なので、開封してそのまま使えばもちろん沈みます(約8g)。ですが、実際に使ってもらうと分かると思うんですが、沈下速度少し遅く場所やシチュエーションによっては扱いづらいと感じることがあります。(これが良い時もあるんですが…)

そこでやって欲しいのが板オモリを使った「ウエイト調整」。自分はこのウエイト調整に凄く悩んだんです…笑 何gがベストで扱いやすいのか。

で!自分なりに試行錯誤を繰り返した結果…追加ウエイトは「約1g」が個人的にはベストでした。

貼る位置

・フロントフック前

・ブレードの後ろ(気持ち多め)

この貼る位置が1番バランス良く、良いアクションを保つ事ができました。なお、自身のInstagramに「約1g」のウエイトを足した沈下速度をアップしてるので是非参考にしてみてください。

▶動画はコチラ!

 

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※自分は「1g 」を推奨していますが、行かれるフィールドや好みによって使いづらい事もあるかもしれません。その時は微調整をお願いします。

注意点

ブレードが曲がるとアクションが崩れ、見切られる原因になります。ミスキャストや釣った後は必ずブレードの向きを確認して、ズレていたら真っ直ぐに修正してください。

ズレているとこんな感じ

正しい位置がこちら

一番重要なのは…巻く「レンジ」

ここからは肝心な“使い方”を説明していきます。

1番釣果に直結するのは“巻く位置”。使い方は「水面直下30cm(目で見えるレンジ)」を巻く。バスの 目線より「上」を巻くのがコツです。逆にバスの目線より下を巻くのはNG。下げてもバスと同じ目線までにしてください。

実際に大分県日指ダムで50UP筆頭に3連発!迫力満点の実釣バイトシーンも自身のInstagramにアップしてます。

▶実釣動画はコチラ!

 

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また、これとは別にサイトフィッシングで実際に実釣も含めて使い方を解説してます!

▶解説動画はコチラ!

 

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そして「ノタノタスリムS」オカッパリだけではなく、ボートフィッシングでも釣れます!実際に芹川ダムでのボート釣行でも良いサイズのバスをキャッチできています。

フィールド・状況別アドバイス

・クリアウォーターとの相性抜群

・マッディなフィールドでは効果が薄くなる可能性アリ

・川などカレントが発生するポイントは◎→スリム形状が水流をうまく受け流してくれる

そしてなによりメジャーフィールドで “ワーム” に反応しないバスに効きます!最近だと大分県を代表するメジャーフィールド日指ダムでも、他ルアーがダメな状況で「ノタノタスリムS」に変えた途端狂ったように連発する事態に。流石にビビりました笑

タックルセッティング

僕が使用しているロッドは “Lクラス” のスピニングロッド。ボートなどで手返しを重視したい時なんかはベイトフィネスタックルを使用するのもアリです。

スピニングロッドの場合、ラインは「PEライン」一択です。理由は、単純にフッキング性能の高さ。また、PEラインの太さは0.6号 or 0.8号がオススメ。参考までに僕が使用しているラインは、バリバスさんの「アブソルートPE 0.8」です。

もし、ベイトフィネスで使用する場合はフロロ「8lb or 10lb」程度を巻いておけばOKです。…ただし。しつこいようですが、あくまでオススメはスピニングのPEセッティングです!

あ!あとスナップは必須ですのでお忘れなきよう。

今、一番使ってほしいルアー

と言う訳で、「ノタノタスリムS」は今一番使って欲しいルアーです!

一見、やや癖のありそうなルアーですが、だからこそまだ使ってる人が少ない “今” がチャンス!このルアーのポテンシャルを是非フィールドで体感してください。

最後までご覧いただきありがとうございます!皆さんの釣果報告お待ちしております!

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。
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