小林翼さんの「私を支えるフェンウィック三本柱」

2025年06月19日

小林翼を支えるfenwick 3本柱

みなさんこんにちは。ティムコプロスタッフの小林翼です。

今回は私がJBマスターズに参戦しながら、普段関東のフィールドに通っている中でおすすめのfenwick ACESの3機種をご紹介させていただきます。「私を支えるフェンウィック三本柱」といえる存在です。

巻き・撃ちともに欠かせないACES 68CMHJ

まず1本目は ACES 68CMHJ。

こちらは私がマディーレイクからクリアレイクまでフィールドを選ばず、さらに巻きモノから撃ちモノまで使用できるため常に欠かさず持っていく1本となります。

フェンウィック ACES 68CMHJ

全長	パワー	標準自重	ルアーウェイト	ライン	アクション	継数
6’8″(203cm)	ミディアムヘビー	99g	7-21g	10-20lb	MF	1PC

巻きモノでは1/2ozクラスのスピナーベイト、チャターベイト、バズベイトといったシングルフックのルアーをしっかり貫通させるパワーがあり、50UPの魚とのやり取りでも負けないパワーがあります。

このロッドのテーパーはレギュラーテーパーなので、しっかりとロッドにルアーの重量を乗せることができ、狙った場所にキャストが決まりやすいのでミスが減り、釣れる魚が自然と増えたと感じます。

△バイブラシュリンプ（ティムコ）を用いたバックスライド系アプローチにも多用する

次に撃ちモノですが、「ハリネズミ」を使用したテキサスリグや「バイブラシュリンプ」を使用したバックスライドなどのカバー撃ちにも使用でき、さらに高感度なのでボトムのタッチ感、カバーでの操作感などが鮮明にイメージしやすい。のみならず、フッキング後にカバーから魚を引きずり出すパワーもあるので不安なく勝負できます。

△話題の「ハリネズミ」のテキサスなどでも好相性

そして、近年流行りのライブスコープを使用した中層の釣りでも私にとって欠かす事のできないロッドになっています。

主にフットボールを使用したスイミング、38g前後のビッグスプーンなどで使用しており、ラージマウスバスからスモールマウスバスまで活躍しています。MHクラスのロッドと言ったら、私は迷わずACES68CMHJをおすすめいたします。

ワカサギレイク、ピクピク、瀕死リグなどにACES 610SULP＋J

続いてはACES610SULP＋J “Driftin Special”。

ACES610SULP＋J “Driftin Special”

全長	パワー	標準自重	ルアーウェイト	ライン	アクション	継数
6’10″(208cm)	ウルトラライト	97g	0.9-5g	2-6lb	MF	1PC

近年、クリアレイクではワカサギがメインベイトとなることが多く、表層の釣りが年間を通して有効になってきています。そこで、登場するのがACES610SULP＋J Driftin Specialになります。

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PEラインは0.4号をメインにし、「スーパーリビングフィッシュ」の瀕死リグや「へアリーフライ」のピクピクなどで使用しています。

△スーパーリビングフィッシュ（ティムコ）。小林さんのホームともいえる榛名湖では今なおバツグンの効きっぷりを見せることも多い瀕死リグ

△PDLヘアリーフライ 3 ECO（ティムコ）。ボディアクションとメルティーヘアーで魅せる

このクラスのレングスだとL表記の少しパワーがあるロッドが多く、キャスト時に空気抵抗のあるワームなどではキャストをするのが難しく、ライントラブルも多く発生していました。しかし、UL表記のロッドが誕生したことで、ルアーの重さを乗せながらキャストがしやすくなり、ストレスなく使用することができるようになりました。

また、6フィート10インチというレングスを活かすことで、ロングキャストやフッキングが決まりやすく、近年プレッシャーが高いフィールドでは魚との距離を取ったアプローチがとてもアドバンテージになるため、特にワカサギレイクでは私にとって欠かす事のできないロッドです。

ライトリグにはこの1本！　ACES61SULJ

そして、最後はACES 61SULJ Tight Shakin Special。

このロッドは…「ライトリグにはこの1本」そんなモデルです。

ACES 61SULJ Tight Shakin Special

全長	パワー	標準自重	ルアーウェイト	ライン	アクション	継数
6’1″(183cm)	ウルトラライト	88g	0.45-3.5g	1.5-5lb	MF	1PC

私がどのフィールドに行くにも欠かすことができないロッドになります。中層のホバスト、ボトムのダウンショットやネコリグ、ノーシンカーなど幅広く使用できるため、状況によってはこの1本でライトリグが成立します。

上記のようなリグを操作する時”シェイキング”というテクニックが一般的ですが、バックナンバーにある「Tight Shakin Special」由来通り”シェイキング”しやすい設計になっているので、誰にでも操作しやすいロッドになっています。また、フルチューブラーで非常に軽量に作られていることで、長時間シェイキングをしていても疲れにくく、また高感度なためディープを狙う際も申し分ありません。

ですので1年を通して使用頻度の多いロッドになります。

上記の3機種が今回私が自信を持っておすすめするロッドとなります。みなさんぜひ、色々なフィールドで使ってみてください！