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【手返しUP/トラブルレスが釣果に直結】シーズン開幕!あるとないとでは大違い!イカメタルゲームに「マルチスタンド(130/160)」という選択肢

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イカメタルゲーム”のシーズン本番。

すでに楽しんでいる方も、これからの方も多いハズ。イカメタルゲームの醍醐味といえば、そのゲーム性だったり、掛けた時の瞬間など…様々ですが“数釣り”も魅力の1つではないでしょうか? つまり、“手返しの良さ”が求められる訳で、イカを誘うテクニックや、スッテ&仕掛け選びやアクションなども非常に大切ですが、トラブルなくテンポ良く釣り続けることが、釣果に差をつける大きな要因になるハズ。

さて! 今回は、そんな普段の釣りをより快適にし、釣果アップにも繋がる“とっておきの便利アイテム”に注目していきたいと思います!

マルチスタンド130
マルチスタンド160【第一精工】

第一精工が手掛ける、様々なギミック満載なロッドスタンド「マルチスタンド130」と「マルチスタンド160」を紹介! 主にクランプ取付有効幅の違いで、前者は15~130mmに対し、後者に関しては85~160mmになります。

第一精工公式「マルチスタンド130」詳細ページはこちら
第一精工公式「マルチスタンド160」詳細ページはこちら

まさにその名の通り、“マルチなロッドスタンド”。パイプを回すだけで“ロッドキーパースタイル”、“ロッドスタンドスタイル”の2パターンに変更可能。現場の状況に応じて、適材適所で両スタイルを使い分けることで、イカメタルゲームを快適に行うことができるという特長を秘めたアイテムです。スピニングとベイト両方に対応可能なので、オモリグと鉛スッテ用というように、2本を持ち込んだとしても問題ありません。

実際にセットするとこんな感じ!

ロッドキーパースタイル

ロッドスタンドスタイル

ネジで簡単装着! 縦付け&横付け両方対応

マルチスタンド160」に関しては添木が付属。

船べりの上側にセットすることで、腰に近い高さで使用可能に。

さらに、船べりを傷つけずガッチリ止まるノンスリップゴムや、船べりへの取付が一層速くなったクイックボルト機能など…新たな機能も搭載。

ロッドキーパースタイル

2パターンのスタイルがあるとお伝えしましたが、特に注目していただきたいのが“ロッドキーパースタイル”。

そもそも「マルチスタンド130」が生まれた理由も、このスタイルが大きく関係していて、日本海のイカメタルなどの釣りを得意とする遊漁船「第七佐藤丸」の船長が「ラークシリーズ」にエンビパイプを装着して使っていたことがことの始まり!

エンビパイプを装着した実際の写真

出典:第七佐藤丸公式HP

出典:YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」

45°まで角度を倒すことができるため、イカメタルゲームやバチコンアジングなどで船の揺れを活かし、ターゲットを誘う“ほっとけ釣法”が可能。また、リグをフォールさせている状態で、他の作業ができたり、リグを変更する時も穂先にラインが絡みにくいなど、メリットが沢山あるということで、第一精工がその案を取り入れて製品化。当初はパーツ販売としてパイプだけを開発する予定だったそうですが、パイプを縦にすれば普段のようなロッドスタンドにもなるということに気付いたことで、1からアイテムを作ろうとなり、まず初めに「マルチスタンド130」を開発。

つまり、ロッドキーパースタイルは“リグ交換時も穂先にラインが絡まらない”。そして、イカメタルやバチコンアジングであれば、“ロッドを挿入した状態で釣りができて、フォール中は他作業もできる”というメリットを秘めています。

ロッドスタンドスタイル

続いて“ロッドスタンドスタイル”。

こちらのスタイルは基本的にポイント移動時に活躍。ロック機能が付いているため、グラつくことも無く安心! ロックの解除に関しては、本体の凹の位置を押し込むだけ。

他にも便利機能が盛沢山!

大きな注目ポイントは2通りのスタイルでイカメタルゲームが快適になるというトコロですが、他にも様々な便利機能が備わっているので、順番に紹介していきますね!

角度調整可能

“ロッドキーパースタイル”でロッド角度を、上下8段階まで調整可能。

※写真はプロトです

さらに、首振り角度も自在に調整できるという。

ラインフックを搭載

ポイント移動時やリグチェンジの時に、ルアーが暴れて不意のロッドティップ折れを防ぐラインフックも搭載。

スペック詳細
製品名 対応ロッド径 クランプ取付有効幅 ロッド角度 材質 備考 重量 収納サイズ 税込価格
マルチスタンド130 Φ36mm以下 15~130mm(タテヨコ取付) 上下8段階・首振り角度自由自在 ガラス繊維強化プラスチック ラインフック搭載、ハンドルリング付属 588g 255mm×135mm×74mm ¥6,820
マルチスタンド160 85~160mm[添木を使用:0~160mm] ラインフック搭載、クイックボルト機能搭載、ハンドルリング付属、添木付属(105mm×80mm×58mm) 842g 312mm×157mm×74mm ¥10,780

パーツ販売を利用してカスタムもオススメ!

マルチスタンド130」と「マルチスタンド160」両モデルの単体使用で、大体の船べりに対応しますが、場合によって取り付け幅が超える場合や、船べりに元々「ラーク900」のベースが装備されていることも…。そんな時にシッカリ対応できるように、第一精工ではパーツ販売も行われています。釣具店からや第一精工公式HP内でもパーツ購入が可能。因みに「マルチスタンド160」の場合は「ラーク900」の「NO.26 ベースセット(09076)」、「マルチスタンド130」の場合は、さらに「NO.2 セットネジ(09056)」をプラスして注文することで、以下のようにベースタイプに。

また、「マルチスタンド130」の場合「スーパー受太郎240」の「NO.14 クランプセット(09330)」をパーツ購入、「マルチスタンド160」の場合はプラスして、「マルチスタンド130」の「NO.1 つまみネジ BK M6×22(59320)」、「NO.2 ワッシャー(59057)」をパーツ購入することで、取付幅50~240mmの超ロング仕様にすることも可能。

ぜひ、装着したい船べりに取り付けることができなかったり、少しカスタムをしてみたいという方は、パーツ販売も参考にしてみてくださいね! 各製品ページの下側にある「パーツ」ボタンをクリックすることでパーツ購入ができますよ。

こちらの動画もご一緒に!

出典:YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」

出典:YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」

以上! 「マルチスタンド130」と「マルチスタンド160」の紹介でした! ぜひより快適なイカメタルゲームを堪能してみてください。

第一精工(DAICHISEIKO)

1937年創業、大阪市東成区を拠点と、「より良い確かな釣用品」をモットーに釣具を製造、販売するメーカー。「これがないと釣りができないわけではないが、無いと困るもの、あればスマートなもの」、いわゆる便利系アイテムを多数輩出!リールへのラインの巻き取り、ラインの巻き替えが簡単にできる「巻き替えスプール」、エギング用のランディングギャフを安全、コンパクトに持ち運べる「オートキングギャフ」などなど、多くのヒット作を生み出している。
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