紫色のパッケージでお馴染み“PowerBait MaxScent”シリーズ。
後付けではなくワーム本体のマテリアルに味と匂いを含んだフォーミュラで形成され、絶大な集魚効果を実現…ご愛用いただいている方も多いとは思いますが、2025年は新たに2アイテムがリリースとなります! という訳で、今回はその2つのアイテムの特長や使い方を“ミウラ”の視点から深掘りしていきたいと思います!
D-Worm 4.5in【バークレイ】
シリーズ史上「一番釣れる!」。
と評価されることも多々あるストレートワーム“D-Worm”ですが、5.5inと3.6inに続き、待望の4.5inが登場! 既に発売中で、お使いの方も多いのではないでしょうか?
バークレイ公式「D-Worm 4.5in」詳細ページはこちら
ノーシンカーやジグヘッドワッキー、ネコリグなど…フィネス系アプローチなら何にでも使える、いわゆる“どこに投げても釣れてしまう”系の反則級サイズ。初心者の方から、フィネスを極めたエキスパートアングラーまで、幅広くオススメできる1本。しかも、今作は単なる中間サイズではなく、以下の2つの大きな変更点に注目です!
マテリアルに含まれるソルト含有量が減っているため、既存サイズよりフォールスピードがさらに遅くなり、クネクネとうごめくようなアクションが、長時間演出可能に。
「ソルトが減ったら飛距離が落ちるのでは?」と心配される方も居るかもしれませんが、“PowerBait MaxScent”シリーズはウォーターベースのマテリアルで作られており、「自重は重く、比重は軽い」のが特長。飛距離にも自信アリです!
適度にテーパーのかかったストレート形状を継承し、ヘッド部分のみややファットに。
これにより、ネコリグでやや重めのネイルシンカー(2g〜3.5g程度)が差し込みやすくなり、ワームの破損を防ぎつつ、シルエットの崩れも軽減。カバーやテトラを狙うテンポの早い、ヘビーネコスタイルにも最適な仕様で“痒い所に手が届く”仕上がりに。
C.O.TONGUE 3.6in【バークレイ】
SNSなどで公開して以来、非常に多くの問い合わせをいただいたアイテムが遂に登場!
その名も「C.O.TONGUE 3.6in」。
“シー・オー・タン”と読みます。
プロト時代の生肉のようなカラーリングと“PowerBait MaxScent”素材の組み合わせから「焼肉屋の厚切りタン塩っぽいな!」という雑談がキッカケで、ネーミングが決定しました(笑)。名前は少しフザけていますが、実釣性能は本物!
圧倒的な飛距離と操作性
自重はシリーズ史上最重量の“約24g(7/8oz)”。
扁平ボディにも関わらず、他の高比重スティックベイトを凌駕する飛距離を実現しています。この重さを活かし、水深のあるポイントでもシッカリとボトムを感じながら、ズル引きやボトムジャークの釣りに集中できます。ノーシンカーでは、水平フォール、ライトテキサスやウェイテッドリグではスパイラルフォール…。
多彩なフォールアクションが可能です。
特筆すべきは、こだわり抜いたハドル形状の肉厚テール部分。
ノーシンカーのフォールやズル引きでは一切動かず、逆にジャークやスタック状態でのシェイク時はハンマーのように“ブン!ブン!”と強烈に水を叩きます。つまり“動かしたい時は強く動き、動かしたくない時は存在感を消す”、これこそが釣れるキモ。“ミウラ”的には“C.O.TONGUE単体でフリーリグをしているような感覚”で、“ボディがシンカー、ハドルテールがルアー”というイメージで投げるのがオススメです。
モチロン、テキサスリグやフットボール系リグ、水面バジングなど使い方は多彩ですが、まずはノーシンカーで使っていただきたい1本です。
以上! 2025年登場“PowerBait MaxScent”シリーズ2アイテムを紹介しました。
“フィネス”と“スーパーヘビー”という真逆の個性を持つ2アイテムですが、どちらも1年を通して活躍できる自信作です。ぜひタックルボックスに加えてみてください!