今江克隆のルアーニュースクラブR「奇作！怪作！傑作！イマカツ関連2024年新製品とトレンド情報を紹介」の巻 第1183回
実釣実績無双！
そして今週の最後が、リリースも近く、もうすでに実釣実績無双状態、動きも見た目も限界突破のヤバさで今年最強の確釣ワームになると確信しているのが「ジャバロンスーパーリアル85」だ。
もう何度もここで実釣紹介しているので細かな説明不要だが、このワームは見た目のリアルさに関しては過去のイマカツ3DRカラーのワームのレベルを完全に超越しており、素材も過去のマテリアルにはない抜群によいモノを新採用することで「動き」も横目に見ると本物のベイトと錯覚するほどのリアルさを実現できたと思う。
この「ジャバロンスーパーリアル85」のアクションの特徴は、いわゆるオリジナル「ジャバロン」の大きな「ウネリ」を発生するスイムベイト的アクションではないことだ。
むしろウネリは控えめで、「ジャバロン」でいうところの「高速シヴァーアクション」のタイト＆ハイレスポンス版だ。
「ジャバロンスーパーリアル85/3DR」の美しさ、超リアルさは、写真で見るより実物を肉眼で見た時の方が感動する。大きなウネリを抑え、リアルな微振動を生む極薄の制御鰭（ヒレ）が、実はキモなのだ
ストレートリトリーブやスローフォールでは直進i字系に近い微小な震えのみで、加速やちょっとしたラインテンションで変則的に下半身を急に激しく震わせ逃げるような動きに変わる。
サイトで見る限り、この「平時から逃走」に変わる動きの変化にバスがとても反応しやすい印象がある。
ゆえに、やや重めのベイトダウンショットリグや、やや重め（2.7～3.5g）ジグヘッドリグで最強のリアクショントリックが誰でも簡単にオートマチックにできるのだと思う。
真冬のサイトフィッシングですらバスの反応がハンパなくよく、3DRでなくとも猛烈に反応することから、カラー以上にどこかこの動きが本物の生命感を纏っているのだと思う。
3DRでない普通のグリパン（グリーンパンプキン）カラーで冬サイトしてみて分かったが、バスは「JVSR85」の下半身がナチュラルモードから逃走モードにわずかに変化した瞬間に激反応する
正直、コイツは半年発売を遅らせたい…というのが本音で、詳しい使い方も解説したくなくなるほど、確釣能力に関しては突出している気がする。
使い方の基本は、タテ付けのダウンショットリグや軽量ジグヘッドリグが絶対的に強く、ロールさせたければ「振り子リグ」が最強だ。
だが、あまり教えたくないが実はヨコ付けが超ヤバい。
別名「死にかけバサロ」セッティングと呼んでいる弱った小魚を模したアクションだ。
「ジャバロンスーパーリアル85」のセッティングは「縦」だけが全てではない。むしろ「横」、「死にかけバサロセッティング」が超ヤバい
この「ジャバロンスーパーリアル85」には「クジャラ」で初採用したクセの付きにくい特殊エラストマーモデルも製作予定で、こちらは「水面に浮く仕様」もラインナップ予定だ。
もう、ここまで書いただけでもバサロセッティングのヤバさに気が付くはずだ。
ということで今週の新製品、ザッと紹介3選はおしまい。
次週以降も未公開な超ヤバいのが出てくるので、ご期待ください。
