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「え…カニじゃん」爆釣案件…ありそうで無かった“カニ型”メタルジグが話題沸騰中

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現場で釣行、発見、検証。

全ての人に釣りの楽しさを!」を軸にした製品開発を日々遂行。「実績以外、信じない!」という、抑えられない釣りへの強烈な欲求によって設立。遊動式タイラバの発案者“宮崎 晃”さんの遊漁船であり、ルアーブランドの「ガイドサービス セブン」。

福岡県・小倉港を拠点に、タイラバ、ジギングなどのSWルアーゲームの魅力をガイドと物作りを通じてユーザーへ。

遊動式タイラバの元祖「セブンスライド」に「ポルポー」、超リアルジグ「Makie マキエ」や「Tai-R タイラー」、子イカを模した「海士」などなど。

数多くの名作を世に送り出す中、先日開催された「フィッシングショーOSAKA2024」ガイドサービス セブンのブース内で、一際目立ったこちら。

多くの来場者が「カニじゃん…。」って驚いたハズ。

カニじゃんウォーカー
カニじゃん スイマー【ガイドサービス セブン】

2024年4月登場予定

本物の蟹そのものと言えるメタルジグ。

ガイドサービス セブン」から登場予定のNEWアイテム「カニじゃん」。

主に2タイプがラインナップ予定。底を這う岩蟹のように、ボトム攻めの使用を前提とした画像右側の「カニじゃん ウォーカー」と、ワタリガニのようにスイミングで中層攻略を視野に入れて開発が進められた画像左側の「カニじゃん スイマー」。共通して40g、60g、80g、100g、120gまでのウエイト展開。今後30gも追加予定とのこと。

それにしてもリアルスギません?

発売前から船上では凄まじい釣果報告多数!
コレが世に出るって考えると…。

 

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リアルな見た目と様々な魚種を魅了する多彩な動き

リアルな見た目と様々な魚種を魅了する多彩な動き”。

コレが「カニじゃん」の最大の特長。まずは一目瞭然なリアルな見た目について。そもそも、何故このような蟹型メタルジグを作ろうと思ったのか?

実際に「フィッシングショーOSAKA2024」の会場で“宮崎 晃”さんにお話を伺うと…。

ターゲットの吐いたベイトをそのまま再現

釣った魚の口からベイトが吐き出される。

遊漁船が一番見ている光景と言うても過言ではないハズ。

日々フィールドを案内する中、釣り上げられた魚の口からベイトが吐き出される光景を目撃するのは日常茶飯事。その中で多いベイトの1つである“蟹”。

こうして見ると正に本物の蟹を食っているように見える

特にマダイや根魚、フラット系など…ボトム周辺を遊泳する魚からすれば“蟹”は恰好のエサ。そんな遊漁船的観点を活かし、今回“蟹”をリアルに再現したジグを作ることに。

当然、ただ単にリアルなだけでなく、釣果もお墨付き…正に「実績以外、信じない!」という言葉に相応しい、これまでの経験や実績から得たことを1つの“釣れるルアー”として形に。さて、そんな気になるアクションを以下で解説。

動きについて

気になる動きについて。

まず、フォールアクションは両モデル共通してストンッと、直線的な動きで落ちます。

他のジグと比較してコンパクトで長さもない分、フォールスピードはカナリ速め。真っ先に落下してくれるので、ボトムまたは中層で遊泳する魚種をイチ早く誘えます。

つまり「カニじゃん」両タイプ共通して、フォール後の巻きで食わすことが大前提。“宮崎 晃”さんは「スプーンと思っていただければ…」とおっしゃっており、タダ巻きすることでボディが水流を受けて、左右に揺らめきながらスイミング。

遊べる3つのラインアイ

ラインを結ぶ位置で動きが変わる。

カニじゃん」は自由に使って遊んでほしいという想いも込められていて、本体上部の2カ所がラインアイ。結ぶ位置でリトリーブ時の動きが変わるという。

左側のアイはタイトで直進的な動き

まず、左側のアイにセットすると、左右のふり幅を控えたタイトな動きを発生。こちらへのセッティングが基本とのこと。

右側はハイアピールな動きを発生

一方、右側のアイへセットすると、今度は左右のふり幅が大きくなります。アピール力をさらに高めたい時や、前述したアイで反応がイマイチな時にオススメ。

リア側のアイは遊べるフリースペース

リア側のアイには初めからブレードが搭載されています。

ただ、このブレードだけを使ってほしくないと“宮崎 晃”さんはおっしゃっており、ココにスカートやラバー、それから同じブレードでも様々な形状のモノを装着して色々遊んでほしいという意図も。

両モデルの操作方法と動きについて

最後、両モデルの操作方法と動きについて解説していきます。

カニじゃん ウォーカー

ボトム攻めに特化した「カニじゃん ウォーカー」は、お伝えしているように底を這う岩蟹をイメージして超デッドスローリトリーブが基本。巻く回数も底から浮き上がり過ぎない程度。それから静かにリフト&フォールも有効。

アクション自体は「カニじゃん スイマー」よりタイトな動きが特長。正にボトムを這ったり転がっている蟹そのもの。

カニじゃん スイマー

中層攻めに特化した「カニじゃん スイマー」はベイトが浮いていて、中層に浮く魚を狙いたい時に活躍。使い方はタイラバのようにタダ巻き。巻き速度も「カニじゃん ウォーカー」より若干速め。

動きは「カニじゃん ウォーカー」より左右のふり幅が大きいのが特長。

本物の蟹そのものな見た目の新感覚メタルジグ。

ボトム攻めに特化した「カニじゃん ウォーカー」と、中層スイミングに特化した「カニじゃん スイマー」。甲殻類食いの魚種を一網打尽に?…発売が待ち遠しい。

ガイドサービス セブン OFFICIAL SHOP

ガイドサービスセブン

潜水士、鮮魚士、釣り、物作りを生活の一部に。 元祖誘導式タイラバ「セブンスライド」の生みの親としても広く知られる、“宮﨑晃”氏が代表を務める、ルアーガイド船でありオリジナルルアーブランド。“現場主義、実績主義”を貫き、信用と実績のみで、作り上げた釣る道具を世の中に多数リリース。モットーは“自分が誰よりも魚を釣るために物を作る”。長年培ってきた経験と知識のみで作り出される拘りアイテムの数々は全国に渡り、多くのファンに広く親しまれている。
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