釣れるスピナーベイトの代名詞、ノリーズの「クリスタルS」。
発売されてから長年の月日は経ちますが、その実績・実力ともに今も変わらず釣れ続けるスピナーベイトです。
そんな不朽の名作「クリスタルS」を改めて深掘りしていこうと思います。
ちょうどいいバランスの「クリスタルS」
ノリーズでは「クリスタルS」をはじめとする様々なタイプのスピナーベイトがラインナップされています。
そのなかでも「クリスタルS」は下の図でも分かる通り、ちょうど良いアピール力にフィールドを問わず使うことができる汎用性にも優れています。
特に秋のようなバスが広範囲に散って狙いドコロが定まらない場面や、初場所でのサーチなど、とりあえずでラフに使うことができるのも「クリスタルS」の魅力といえるでしょう。
初期から完成されたブレード
そして「クリスタルS」を語るうえで欠かせないパーツといえば、ブレード。
従来のルアーであれば、長い期間販売されていると多少のモデルチェンジがされますが、「クリスタルS」に搭載されている“V-ブレード”はデビュー以来、一度も形状を変えていない、変える必要のない完成度を誇っています。
立ち上がりの鋭さや、回転のスイング角度、素材が生み出す振動の強さに至るまで徹底的に追及。
ウィローリーフ特有のフラッシングの強さに加え、強烈なバイブレーションなどスピナーベイトに求められる要素をすべて搭載したブレードに仕上げられています。ちなみにブレードの接触音も、バスを惹きつける要素になっているなど、どこまでも緻密に計算され、スキのない仕様となります。
ブレードのバイブレーションを伝えるアームとワイヤー
そしてスピナーベイトの生命線ともいえるのがアームとワイヤー。
アームに関しては、2011年から湾曲する独特なアッパーアーム形状が採用されています。
それまでのストレート形状に比べ、アッパーアームにすることでバイブレーションが強化。「クリスタルS」の強み最大限に発揮するアーム形状となります。
「クリスタルS」が釣れる理由の一つ、それはフッキングの良さ。
実はそれを実現しているのが、ファインワイヤーです。
フックポイントがバスの顎を捕らえた瞬間から、フッキングパワーによってワイヤーが開く方向に変形し、フックの貫通方向とフッキングパワーのベクトルが一致。ロスなくフックを深く叩き込むことができるのだそう。
初期刺さりの段階でも自動で起こしているのがファインワイヤーのメリット。ワイヤーのクオリティーへのこだわりも、クリスタルSの特長の一つです。
機能性にこだわったヘッド
そしてブレードと並び、スピナーベイトでカギとなるのが、ヘッド部分。
スピナーベイトは、そのアピール力やフラッシングでバスを誘うと言われており、他のルアーと違いリアルさとは無縁のルアー。ゆえに、ヘッドは徹底して機能にこだわることができ、スイムバランスやウィードレス性、フッキング性能など様々な要素を高バランスで実現。
「クリスタルS」では、3/8oz.と1/2oz.の2種類がラインナップされていますが、それぞれヘッドは最適なアクションになるよう全く異なる形状になっています。
またスカートに関しても、数や長さはもちろん、素材から全体バランスに至るまで探求されているとのこと。
フックもウィードレスとフッキングの両立するサイズとポジション、スイム姿勢までも考慮されており、各ウエイトでのベストセッティングが施されています。
釣れるために徹底的にこだわり追及された「クリスタルS」。秋はマキモノの出番が増えるタイミング。
この機会に今一度、「クリスタルS」を使用してみてはいかがでしょうか?
スペック
Weight | Blade Combination – Arm Style | Price |
3/8oz. | Tandem Willowleaf Blade ( 30 / 40 )+Bend Arm | ¥1,200 |
1/2oz. | Tandem Willowleaf Blade ( 35 / 45 )+Bend Arm | ¥1,200 |
ノリーズ公式「クリスタルS」詳細ページはコチラ
出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」詳細ページ