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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】南湖ウイード有無エリアのパターン考察②

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キャロのワームは波動の弱いアユを意識したアイシャッドテール3.8㌅フリックカーリー4.8㌅が効果的

私の場合はカーリー系はフリックカーリー4.8㌅、シャッドテールならばアイシャッド3.8㌅を使う。アラバマ系、I字系ならば中層を引くのはイージーだが、ジグヘッドは中層スイミングとなってくる。さらに難しいのはキャロで、巻きキャロ、中層ドラッギングキャロというテクが要求されてくる。

 

キャロには巻きキャロ、中層ドラッギングキャロ、巻きキャロシャッドがあり、今後は琵琶湖向きに改良されるだろう

この辺りの釣り方は、桧原湖などのスモールマウスで発展しており、いよいよそのテクニックが琵琶湖南湖にも導入されるようになってきている。場合によっては巻きキャロシャッドというテクニックもあり、それらに関しては琵琶湖のアングラーよりも、桧原湖などのスモールマウスを得意とするアングラーの解説を聞いた方がよいだろう。
あとは、それを琵琶湖向きに改良を加えていくことになるだろう。
ただ、最初から書いている通り、琵琶湖南湖のウイードのない場所の中層パターンというのは、あくまでアユによるものであって、桧原湖などのようなワカサギによるものではないということだ。そのため、一生懸命このパターンにアジャストしたとしても、瀬田川堰の放流量が下がってアユが南湖から消えてしまうと同時に、このパターンは消える可能性が高いのだ。

キャロも巻きキャロ、中層ドラッギングなど進化系が主流へ

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