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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】水位ダウンで瀬田川堰の放流量低下②

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ハイプレッシャー状況なので、スローダウンは避けられない状態。やはりライトリグは必須で、ダウンショット、キャロ、ネコリグの御三家が活躍。フリックカーリー4.8㌅のキャロでキャッチ(使用ロッドはワイルドサイドWSS69L+)

さて、こうした週末の状況は釣りにも大きく影響している。当然これだけのボートが浮かぶとバスへのプレッシャーはハンパない。人気スポットは大船団となり、もはや釣り堀と化している。同じ場所に何度もルアーを投入していくのだから、スローダウン、ライトリグ化というのは避けられない状況になっている。ビッグベイトを投げようものなら、ボート2艇ぐらい飛び越すような船団だからだ。

ライトリグは必須で、ダウンショット、キャロ、ネコリグの御三家が活躍

こうした釣り堀化した南湖では、土曜日の昼ぐらいからはライトリグのオンパレードとなり、スピニング、ベイトフィネスというのが主役となっている。ウイードの密度も例年より低いためにベイトタックルで豪快に釣っていくパターンというのは平日、週末の朝イチ、夕方に限られ、大船団を避けて不人気スポットを見つけていない限り、ライトリグへと移行していかないと釣果には結びつかない。

ダウンショット、キャロ、ネコリグという御三家に加えて、パンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)、フリーリグという新戦力を中心に構成され、南湖のパターンはライトリグが席巻している。

曇り、風と条件が揃っているのでイージーに釣れるのがキャロ。さらに好調となっている要因が、北湖から流入するアユの群れ。これが入ると横方向のスイミングに反応がよくなる

ウイードの生えている面積は広くならず、生えている場所でウイードの背丈が高くなるだけなので、今後も週末は同様に大船団となり、ライトリグ優勢の傾向が続くだろう。

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