こんにちは!
今年一番と言ってもいいくらいの強い寒波がやってきましたね。
寒さが身に染みるような季節になってきていますが、これまでが全国的に暖かい秋だったこともあり、正直もっと冷えた方が良い魚が釣れるだろうと思うことも少なくありませんでした。なので、この寒波は個人的には大歓迎で、これがプラスに働く釣りもあるかと思います。
仲間とのプライベート釣行で海へ!
さて先日は、三重県南部の海に行ってきました。まだ寒波前ということもあって、色んな魚種がいろんなレンジにいるような状態で、沖の方ではイワシの群れに突っ込むワラサも確認でき、まだまだ生命感に溢れている感じでした。
完全に仲間とのプライベート釣行だったこともあり、ターゲットをコレと決めず、各自思い思いにタックルを組んで、見えてる魚や回遊してくるであろう魚を狙っていきました。

まずはエサ釣り編
僕のタックルはこんな感じ。

・ロッド…GOOD ROD GD-S80M-TL
・仕掛け…GOOD RIG 遊動ウキ仕掛け
エサは基本のオキアミです。
開始早々に、足元にたくさんいた20センチクラスのグレが出迎えてくれたわけですが、隣りでサビキ釣りをしていた仲間がイワシを大量に釣ってくれたので、生きたイワシをそのまま自分の遊動ウキ仕掛けの針に背掛けに投入。
堤防の足元付近に落とし込んでいくと、すぐにウキが凄い勢いで沈み出し、強烈なファイト開始。しかし、初速の強い40-50センチクラスの魚。掛かった魚が何者か判明する前に、ラインブレイク…。
気を取り直して、再度イワシを付けてトライすると、またしてもすぐさまウキが沈みます。
今度は先と違って、よく引いたものの、水面までしっかり浮かせることができ、まだまだ小型ではありますがオオモンハタをキャッチ。

このハタ系の魚は、アラから良い出汁も出るし、皮もおいしい魚なので、とにかく捨てるところがほとんどなく、食べて美味しい釣れると超嬉しい魚の代表格。最大は50センチを軽く超えてきます。
しかし、この日は潮回りが良くないのか、なかなかアタリは続かず、仲間がガシラやグレを釣ったのみで、僕のイワシを付けた仕掛けにもその後は無反応…。

まあ完全にプライベートで、まったりした釣りをする日だったので、釣れない時間も心地良いというか、天候にも恵まれたおかげでとにかく堤防で時間を費やすこと自体楽しかったのが本音です。
たまにはスローな時間の使い方も良いもんですね。
こっちもアツい!続いてはルアー編
そしてその後、目視できるレンジにアジっぽい姿が見えたので、ここでルアー投入。少ないチャンスではありますが、デイアジングにトライ。
アジングのタックルはこんな感じです。

・ロッド…GOOD ROD GD-S56UL【ジャッカル】
・リール…20ヴァンフォードC2000S【シマノ】
・ライン…フロロカーボン2ポンド
・フック…アジマメマイクロジグヘッド0.4g【ジャッカル】
・ルアー…グッドミールスキニー1.5インチ【ジャッカル】
目に見えるアジの群れに投げて、じわーーーっと水中でルアーを漂わせるようにアプローチし、時折ロッドで素早くアクションをつけてあげるとリアクション気味にバイトが頻発。

アジングって、正直あまり得意な釣りではなかったんですが、最近この釣りの楽しさに気づいた感じw
ちなみに、遊動ウキでのオキアミでも何本かアジはキャッチすることもできました。

同じタックルでナイトアジング編
まったり過ごしたこの日ですが、仲間と解散し次の目的地に着いた先では、ナイトアジングを敢行!
上記のアジング用で組んだタックルとルアーで、夜の部は豆アジがメインながらもバイトラッシュ! 結果的に20匹以上のアジに遊んでもらえました。夜は常夜灯周りで、水面付近で活発にエサを食っていたため、水面直下でジグヘッドを漂わせてあげると好反応でした!

結局僕一人だけ夜まで釣りした日ではありましたが、たまにはこんな過ごし方もいいなと改めて思えた楽しいプライベート釣行。
これから寒い季節になりますが、12月はまだまだ海水温も低くなりすぎず、釣れる魚種も少なくないと思います。天気の良い日は、こんなスタイルののんびりフィッシングもオススメですよー!
水野浩聡(Mizuno Hiroaki) プロフィール
生まれ持ったセンスと岐阜県・東濃野池群通いで培った無数のテクを武器に、全国各地のオカッパリフィールドを走り回る日々を送る。とにかく楽しむエンジョイ系フィッシングが大好物なアングラー!ジャッカル・プロスタッフ。
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