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【冬の大型青物シーズン到来】Galápagosオフショアジギングロッド「Gáジギングスティック」徹底解説

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Galápagos連載「Galápagos SALT WATER」

みなさんこんにちは。Galápagosソルト開発担当の瀧本です。

瀧本 和寿(katsutoshi takimoto) プロフィール

Galapagosソルト企画・開発担当 ソルトルアーを主戦場にオフショアジギング・ショアジギングがメイン。 ジャンル問わずあらゆる釣りを経験し、スタイルは常に実践的かつ理にかなった戦略で挑み 続けるアングラー。あらゆる状況で魚を引き寄せるセンスで日々研究開発を行っています。

1月・2月はジギング・ショアジギング共に、冬の大型青物が狙えるベストシーズン。 また、春のハイシーズンに向けたタックル整備や、フィッシングショーでの新製品発表など、アングラーにとってワクワクする時期ですね!

そこで今回は、これまであまり詳しく語ってこなかったGalápagosのオフショアジギングロッド「Gáジギングスティック」について、開発コンセプトから素材、調子、各モデルの特徴まで徹底的に解説していきます。

出典:YouTubeチャンネル「BABABABA 爆釣 Fishing!」

ジギングスティック 開発コンセプト

開発当初から目指したのは次のようなロッドでした。

・一日中シャクっても疲れにくい
・ジグに角が出にくく、暴れない気持ちの良いジャーク性能
・ヒット後はバラしにくく、魚の引きを楽しめる柔軟で粘り強いブランクス
・長く使い続けたくなる所有感のあるデザインとパーツ

単に「釣れる」だけでなく、ジギングそのものを楽しめるロッドを目指して開発をスタート。

出典:YouTubeチャンネル「Galápagos -ガラパゴス- 」

ジギングスティック開発ストーリー

まず着目したのが素材。カーボンフルソリッドが持つのは、柔軟で粘り強く折れにくい特性。それは、バラしにくく、曲がりが綺麗、魚とのファイトが楽しい、そんなロッドになる可能性を秘めていました。

ただし、当時のフルソリッドロッドはライトモデルが主流。「200gクラスのジグをしっかり操作できるのか?」 その点に不安を抱えながらも、あえて挑戦を決意。

フルソリッドカーボン素材について

フルソリッドカーボンは、主に縦方向の繊維構成で作られています。竹竿に近いイメージで、縦方向にはスムーズに曲がり、非常に強いのです。しかし、その反面、反発力はチューブラーより弱くなりがち。

そこで協力工場と相談し、

ジグを操作するための適度な張りを穂先に持たせる
・魚を掛けてからは、引きに応じて支点がスムーズにバットへ移動
・バット全体で魚の引きを吸収し、手元が疲れにくい調子

これらを、実釣テストを重ねながら徹底的に調整。

さらに、フルソリッドの弱点とされがちな「ダルさ」「ネジレ」を解消するため、バット部にX状のカーボンテープを採用。これにより、操作性の良さ、パワー、ネジレ剛性が大幅に向上。 非常に粘り強く、パワーがあり、魚とのやり取りを存分に楽しめるブランクスが完成しました。

各アイテムの耐荷重テストはコチラ ↓

スピニングモデルについて

スピニングモデルは、キャストを活かして攻略幅を広げる釣りを前提に開発! もちろんバーチカルやドテラの釣りも対応します。

特に注意したのが、アンダーハンドキャスト時のガイド絡みトラブル。リーダーを巻き込んだ状態でのキャストや重たいジグ使用時のライン放出不良は避けたいトラブル。

これらのトラブルはPEライン切れやガイド・ロッドの破損に直結します。 ガイドサイズ・配置・数、そしてブランクス調子との相性まで含め、何度も修正テストを繰り返した結果、完成までに大幅な時間を要しました

スピニング独自のセッティング

スピニングリールは構造上、ハイスピードジャークをした時やリーリング中にブレが出やすい特性があります。 そのためブランクスは、シャキッとした張りのある、ブレにくい先調子に設定。

さらに、ベリー〜バット部に長めにX状カーボンテープを施すことで、ジャーク時の安定感とキャスト時のコントロール性を大幅に向上。もちろん、魚を掛けてからはフルソリッドならではの粘りとバラしにくさをしっかり体感できる調子です。

ガイドセッティング

ガイドは、富士工業製ステンレスフレームSiCガイドをベイト・スピニング共に採用。

スピニングモデルでは、元ガイドのサイズと位置を調整し、元ガイド〜3番目のチョークガイドで一気にラインを収束。これにより、らせん状に放出されるラインを真っ直ぐチョークし、ガイド絡みを徹底的に防止しています。 絡みやすい部分はKWガイド搭載で、よりトラブルレスな仕様です。

リールシート・グリップ

ベイトモデル

ベイトモデルは、小型〜大型リールまで幅広く対応する、富士工業 T-DPS20 パイプシートを採用。

スピニングモデル

スピニングモデルは、富士工業 VSS17 シートを採用しており、フラット形状で握り込みやすく、高負荷時の操作性も向上。

ベイト・スピニング両モデル共に濡れた手でも滑りにくい、しっとりラバーコーティンググリップを採用しています。

ラインナップ紹介

GJS-FSB63-1.5 (ベイトモデル)
ライトジギングの万能モデル

ジグ:80〜200g
ライン:PE0.8〜2号

タチウオ〜近海ジギングに最適。 水温が低い時期や、ナチュラルなジグアクションが効く状況で抜群の効果を発揮します。

GJS-FSB63-2 (ベイトモデル)
近海ジギングのスタンダード

ジグ:100〜250g
ライン:PE1〜2号

明石沖・紀北沖・伊勢湾など、関西エリアのど真ん中で使える硬さと調子。 迷ったらまずこの1本。

GJS-FSB63-3 (ベイトモデル)
青物〜中深海まで対応するオールラウンダー

ジグ:120〜350g
ライン:PE1.5〜3号

中深海、トンボジギング、ロングジグのタチパターンにも対応。 大型青物とのファイトも安心です。

GJS-FSS63-3 (スピニングモデル)
あらゆる状況に対応するバーサタイルモデル

ジグ:90〜250g
ライン:PE1.5〜3号

バーチカル、ドテラ流し、ワンピッチ、ハイスピードジャークまで幅広く対応。 アンダーキャスト時のガイド絡みを徹底排除し、安心して振り切れる設計です。

出典:YouTubeチャンネル「BABABABA 爆釣 Fishing!」

まとめ

Gáジギングスティック」は、疲れにくく、操作しやすく、バラしにくい…そして何より、魚とのやり取りを心から楽しめるジギングロッドです。 ぜひ、Gáジギングスティックで最高の1本を体感してみてください。

出典:YouTubeチャンネル「ルアルアチャンネル」

Galápagos(ガラパゴス)

バスフィッシング・ソルトルアーフィッシング、それぞれ異なるジャンルのエキスパート達が集まり2021年に設立。 代表作「Grace240F」を始め、現場で徹底的に研鑽を積んだ逸品が光る。
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