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【173㎝×53㎏のキハダキャッチ】高知県鵜来島でのロックショアドリーム

寄稿:佐々木 優
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みなさんこんにちは!

徳島県在住で徳島県南部〜高知県西部をメインフィールドでロックショアフィシングを楽しんでいる佐々木優と申します。

佐々木 優(Sasaki Masaru) プロフィール

磯釣りのメッカ、徳島県南部~四国の南西部を中心にロックショアゲームを楽しむ実力派アングラー。 徳島県在住。SUNLINEフィールドスタッフ。

今回ご紹介するのは、先日行ってきた高知県鵜来島での“キハダマグロ狙い”の釣行の様子です。

胸を張ってキハダマグロと呼べるサイズ

この日も船宿は高見渡船さんを利用して瀬渡しをしてもらいました。

高見渡船さんはSNSをリアルタイムで更新してくれているので、今現在どのような魚が釣れてるのか、海がどんな状況なのか、分かりやすくてありがたいんです。

実は1週間前に…

今回の釣行の1週間前にも実は鵜来島にキハダマグロを狙いに行ってまして。その時は10kgぐらいのキメジをヒットさせるも、足元でサメに食われ残念な釣果に。ただし、キビナゴがビッシリと磯に着いているのを確認したので翌週にまた同じ磯に渡礁しました。

この日は朝からキビナゴを目視でき、そのキビナゴの群れに10kgほどのキメジが突っ込んできたり…と雰囲気はかなり良い感じ。釣果も渡礁してスグに8kgぐらいのキメジをキャッチするなど、幸先の良いスタートを切ることができました。

しばらくするとキビナゴの群れがいなくなるのと同時にキメジも抜けてしまい、何の“ざわめき”も無くなった海面。ここはリアクション狙いだろうと「ラピードF190(透けウルメ)」で、ダイブの泡を少なくクリア感のあるフラッシングでリアクションバイトを狙う展開に。

…すると、激しく水柱が上がり、その瞬間に味わった事のない走りが!一気にラインが150m〜200mほど放出! この時、PE6号タックルだったので想定外のサイズにドラグを締め込みすぎたら切れてしまうと考えてハンドドラグで調整していきます。少し巻くとまたラインを出され…の繰り返し。いよいよ寄ってきたと思えば隣の磯に回りこもうとしたり、足元に突っ込んだり…と40分ほど格闘。

タモ網じゃ取り込めない…

そして、ついに浮き上がった魚体を見て「タモ網ではコイツは取り込めない」と。今回、単独釣行だったので周りに助けはなく、何とか手の届くところまで寄せてグリップを掛けたものの…腕も腰も限界を迎えており、もう腕がプルプルして全く上がりません。

とりあえずフックの掛かってる場所を確認し、あそこに掛かっていればなかなか外れないであろうとまた泳がせる事に。後30分くらいで弁当船が来るのでそれまで泳がせて、弁当船でギャフを借りて上げようと考えてロッドを足と腕で挟み込み、船頭に電話して弁当船でのランディングをお願いしました。

弁当船が来るまで25分ほど。船が見えてきて船頭にギャフ掛けをお願いし、2人がかりでギャフ2本を使用してズリ上げに成功! なんとか無事に胸を張ってキハダマグロと呼べるサイズをキャッチする事ができました!

キハダマグロはそのまま鵜来島港に運んでもらい、船頭や片島磯釣りセンターのスタッフさんに処理してもらって港の体重計で計測。なんと53kg!その後、納竿になり片島港に帰って改めてサイズを計ると170cmもあり、鵜来島の過去最高記録のキハダマグロとなりました!

正直、また同サイズの魚が釣れる気はしないですが…スリリングな攻防が忘れられず、もう1度ロックショアドリームを味わいたいです。

ラインについて

今回の釣行で使用したラインはサンライン「ソルティメイト フルコンタクト×8」の6号。

ソルティメイト フルコンタクト×8

それに、リーダーはソルティメイト システムショックリーダーナイロン150lb。

ソルティメイト システムショックリーダーナイロン

何度も瀬にラインが触れたり、足元の磯にリーダーが擦れたり…何回も「もうダメだ」と思いなかがらのファイト。ラインはやっぱり信頼できるラインだと安心ですね。

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!
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