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TENRYU「ジグザムワイルドマーク」ってどんなジギングロッド?

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ジグザムワイルドマークのJWM611B-2/4

テンリュウスタッフの梅田晃司さんが少し前にアップしたこんなポスト。

 

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TENRYU CO.,LTD(@tenryu.japan)がシェアした投稿

明石でのオフショアジギング。サワラにハマチ。使用していたロッドのひとつが「ジグザム ワイルドマーク」。

ターゲットがタチウオを偏食する、いわゆるタチウオパターンでのジギングだったそうですが、この日は捕食しているタチウオのサイズも小さかったりしたそうな。

さて、魚をキャッチしたロッドはジグザムワイルドマークのJWM611B-2/4。

明石のタチウオパターンというと、基本的にはタチウオをイミテートしたロングジグを使い、なおかつ潮が走るフィールドであることからも、ジグウエイトは重くなりがち。

けれど、上記ポストのように捕食されているタチウオ自体のサイズが小さかったりする時もあるわけで。

ティップとバットパワーの守備範囲の広い組み合わせ

そんな時にもジグザムワイルドマークは広範囲をカバーしてくれる。というのも、JWM611B-2/4でいえば、この「2/4」という表記は「ティップ/バット」のパワー表記というイメージ。2番ほどのティップに4番ほどのバットという味付けがされている。

ある程度のウエイトであってもしっかりとアクションを入れることができ、なおかつ少しシルエットを小さく(ジグウエイトを軽く)してティップのしなやかさを活かしてアプローチすることも可能。ロッドのどの部分でジグを動かそうとするかで、かなり守備範囲の広いロッド。

もちろんこれは、JWM611B-2/4のみならず。ほかの機種も同様で、ワイルドマークはライト寄りもヘビー寄りもこなす器用な性格!

「ライト&タフ」な守備範囲の広いロッド

ライトジギング系の繊細さでジグを操りたい。だけど、いざ大型が掛かるとなるとパワー不足が不安…。逆に、近海ジギングロッドでは強すぎてジグを動かしすぎてしまう。

そんなジギングの境界線の悩みを埋めるために生まれたのが、ジグザムワイルドマークといえる。

ワイルドマークは、オフショアジギング「ジグザム」シリーズの中で「ライト&タフ」 という新たなコンセプトで再構築された次世代のジギングロッド。

ワイルドマークはライトジギングシリーズ「ホライゾン」と、近海ジギングシリーズ「ジグザム」の 中間領域 をカバーする。

採用パーツにも“攻めの思想”

ブランクはC・N・T(カーボンナノチューブ)コンポジットしネバリ強さが大きく向上し、細めのブランクながら安心して曲げられる。

ガイドはステンレスフレーム・Kガイド(SiCリング)。

リールシートはベイトモデはPULSシート、スピニングモデルはDPSを採用し、長時間の操作でも疲れにくい。

全7機種、皆さんにとっての〝コレコレ丁度ほしかった隙間〟があるのでは?

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
JWM611S-0/2 S 1.86[6’1″] 1 RF 186 80-180 (Best130) MAX PE 2.5 4/0° 495 1.6 161 90/10 ¥38,500
JWM611S-1/3 S 1.86[6’1″] 1 RF 186 100-220 (Best180) MAX PE 3.0 5/0° 495 1.9 168 89/11 ¥39,000
JWM611S-2/4 S 1.86[6’1″] 1 RF 186 130-250 (Best220) MAX PE 4.0 7/0° 495 2.0 172 89/11 ¥39,500
JWM611B-0/2 B 1.86[6’1″] 1 R 186 80-180 (Best130) MAX PE 2.5 4/0° 420 1.8 151 88/12 ¥39,000
JWM611B-1/3 B 1.86[6’1″] 1 R 186 100-220 (Best180) MAX PE 3.0 5/0° 420 2.0 161 88/12 ¥39,500
JWM611B-2/4 B 1.86[6’1″] 1 R 186 130-250 (Best220) MAX PE 4.0 7/0° 420 2.1 166 88/12 ¥40,000
JWM5101B-5 B 1.78[5’10”] 1 R 178 160-320 (Best250) MAX PE 4.0 8/0° 420 2.3 171 89/11 ¥42,000

テンリュウ公式「ジグザムワイルドマーク」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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