グリムシャイナーV 【クレイジーオーシャン】
クレイジーオーシャンが2026年3月にリリースを予定しているイカメタル用の新作ドロッパー「グリムシャイナーV」。
その存在が公式サイトで公開されたばかりで、情報はまだ多くはないものの、随所にただのドロッパーではないことが読み取れる。

サイズ:2.5号(4.6g)
本体価格:900円(税別)
クレイジーオーシャン公式「グリムシャイナーV」詳細ページはこちら
水平じゃない!? 新機軸イカメタルドロッパー
公式における紹介で、ドロッパーの有り方に一石を投じる新理論とある文言が気になるところだ。
注目なのは水中姿勢。ドロッパーの再定義を目指したと受け取れなくない、尻下がりの姿勢になるという。これを「ゼロラグモーション設計」としている。ゼロなラグ。これはフッキングまでのタイムラグをなくすという設計思想。

従来のドロッパーは水平、水平寄りの姿勢が一般的だといえる。グリムシャイナーVは最初から上向き方向に姿勢を取ることで、イカが触れた瞬間のフッキングで掛けられる設計としているという。
ボディシルエットはエギ型とはいえるが、一般的なそれと比較すると細身でベイトフィッシュライク。

これにより、水切り性能には優れアクションレスポンスは向上。先に触れた水中姿勢と相まって、いかにも弱ったようなベイトを演出するという。
また、ボディは面取りされた形状。反射が活きる多面体ボディ形状となっている。

さらにはそのボディ構造を活かす、多彩なカラーが素材そのものから工夫されている。
蛍光発色の良いトリコット布と、透過性の高いオーガンジー布を適切に配し、ディ素材のカラーを「グリーン夜光」「ブルー夜光(弱発光)」「ケイムラ」とパターンを変えている。クレイジーオーシャンの「V」のつくルアー、そのVは「Visualフォーメーション」を意味し、複合的なカラーローテーションが組めるのが特長で、「グリムシャイナーV」も充実のカラーラインナップとなっている。

恐らく、クレイジーオーシャンのドロッパーとして人気の高い「ハードパンチャーV」とは異なる、より攻撃的に掛けていけるドロッパーとなるはずで、これは良し悪しではなく状況に応じた使い分けという部分でさらにイカメタルゲームに深みをもたらしそうだ。

掛かりの良さにこだわったサイズの違う2段フック
攻めのドロッパー、その登場が楽しみだ!
小型メインの展開に? 触りから逃げの速い群ればかりの時に!? とにもかくにも楽しみな存在になりそうだ。むしろ、ドロッパーの立ち位置を“誘いのサポート役”から“掛けの要所”へ変えてくれるかもしれない。
細部に宿る理論、明確な目的性、そしてクレイジーオーシャンらしい攻めの姿勢。
発売は2026年3月を予定。多くのアングラーが思わず「なるほどこういうことだったのか」と膝を打つ瞬間が訪れるかもしれない。その答えが分かるのはもう少し先。楽しみに待ちましょう!



















































