キムソウが教える！アスリート50WS（ダブルスイッシャー）取り扱い説明書【メバル・カサゴ・クロダイ・シーバスほか】
どうも！ジャクソンプロスタッフのキムソウです！
今回ご紹介したいルアーはジャクソン・Mixtureシリーズの新作・アスリート50WS（ダブルスイッシャー）です。
このルアーはシンキングのダブルスイッシャーなのですが、あまりソルトウォーターのルアーではラインナップは少ないので、一言でスウィッシャーと言われてもどんなルアーなのか、どんなシチュエーションで使用するのか、何が釣れるのかとピンとこない方も少なくないでしょう。
今回はそんなMixtureの期待の新人「アスリート50WS（ジャクソン）」の詳しい使用方法を解説します！！
Mixture
アスリート50WSってどんなルアー？
アスリート50WSはペンシルのようなボディーの前後に、金属製のプロペラが装着されたシンキングのルアーで、ルアーをリトリーブすると前後に付いたペラが回転します。
ボディ自体は巻いてもアクションすることのない、所謂I字系と呼ばれるノーアクションのルアーなので、アクションの特徴は前後のペラの回転だけになります。
このシンプルかつ、強波動のアクションがスレた魚に抜群の効果を発揮します。
更に、前後のペラが回転することで発生する揚力で、巻きのスピードを上げれば上げるほど浮き上がるような軌道で泳ぐのも特徴です。
アスリート50WSは5cmのコンパクトボディーながら、4.5gという比較的重めのウエイト設定になっているのでリトリーブスピードを遅くするとどんどん沈んでしまいます。
しかし、前後のペラから発生する揚力で、スローリトリーブであっても比較的上のレンジをキープすることができます。
このルアーは基本的にタダ巻きで使用するルアーですが、リトリーブスピードの調整で容易にレンジキープすることができるルアーなのです。
どんな魚が釣れるの？
アスリート50WSはいったいどんな魚を狙うことができるのでしょうか？
正直、それについてこんなことを言っては回答にならないかもしれませんが、非常に多種多様な魚を狙うことが可能です！
これまでの経験上、ブレードやペラの装着されたルアーは何を思って魚が捕食するかは分かりませんが、あらゆる魚が反応します。
5cmというコンパクトボディーの50WSは、メバルやカサゴといった根魚や、メッキやアジなどの小型回遊魚、シーバスやクロダイなどに威力を発揮します。
元々、スウィッシャーはバス用のルアーとして多くラインナップされているルアーなので、バスは元よりトラウトなどのフレッシュウォーターのターゲットも狙うことができます。
どうやって使うの？
アスリート50WSは基本的には投げてから一定の速度で巻くだけでOKです！これが基本にして最強の使い方です。
しかし、応用としてストップ＆ゴーや、ジャークなどのアクションが強い場面もありますので、色々なシチュエーションで試してもらうのが良いでしょう。
逆に、動かすことでプロペラの回転が発生するので、トゥイッチなどのアクションで機敏にダートするといったアクションはできないことも覚えておいていただけると幸いです。 以前、大量に発生したベイトに付いてシーバスやメバルがボコボコとボイルしている状況に遭遇した時の話です。
様々なルアーで何とか釣れるパターンを探っていると、同行者のヒットから水面へと急浮上するアクションに好反応を示すことが判明しました。 しかし、手元にその軌道で引けるルアーがなく苦戦していました。そこで、たまたま持っていたテスト中の50WSがあることを思い出し、ボトム付近まで落としてから一気に巻き上げて、ペラの揚力で急浮上させるメソッドを試してみたところ、このメソッドがハマりランカーサイズのメバルにクロダイと、今までの苦戦がウソのような結果を出すことができました。
それ以外にも、メバル狙いでワームでも反応が出せない状況下で、唯一口を使わせることができたのがスウィッシャーだったというエピソードも。そんな経験から絶対にラインナップから外せないルアーだということで今回発売に至ったルアーがアスリート50WSなのです。
ぜひ一度、キャストしてその効果を体感してみてはいかがでしょうか！！
