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【2025の新色も】冬から春にかけてのマイクロベイトパターンに!シマノのリップ付きシンペン「ワイゾン 77S ジェットブースト」

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これから本格的に寒くなり、厳寒期に入ると始まるのが、マイクロベイトやアミ、稚鮎やシラスといった小型のベイトパターン。

今回はそんなシチュエーションで活躍する、昨年2024年に登場したシマノのシンキングペンシルをご紹介!

ワイゾン 77S ジェットブースト【シマノ】

発売中

マイクロベイトパターンの攻略に効果的な、レンジキープ性能に優れたリップ付きシンペン「ワイゾン 77S ジェットブースト」。

シマノ公式「ワイゾン 77S ジェットブースト」詳細ページはこちら

タイプ 全長(mm) 重量(g) 飛距離(m) 沈降速度 スイムフォーム(角度(°)) 流速スペック(cm/秒) フック 本体価格(円)
シンキング 77 13 50 22cm/秒 0 66~ #8 x 2 2,000円

77mm、喰わせるサイズ。喰わせるアクション。

マイクロベイトパターンにおいて、77mmというサイズ感は飛距離性能を失わず、またナチュラルに魅せるためのシマノの最適解。

またサイズだけではなく、アクションにも徹底してこだわり、敢えてアクションを抑えた派手すぎないスイングアクションと、水平姿勢を維持できるよう突き詰めたボディ設計で、ナチュラルにシーバスに口を使わせることができます。

ワイゾン 77S ジェットブースト」の名前の由来として、ワインディングロードを走るかのごとく左右にキレよくテールを振る姿と、水平(ホリゾンタル)姿勢の言葉を組み合わせてワイゾンと名付けられています。

こだわりの詰まった設計

水平姿勢と飛距離の両立を実現したウエイト配置

ジェットブーストの性能を最大限発揮しつつ、水平姿勢を維持するため、幾度となくテストしたウェイト配置。フロントには固定式のタングステン球を使用しつつ、後方には重心移動を搭載したハイブリッド設計となっています。

こだわり抜いたリップ形状

ワイゾン開発時に追求したのは、あくまでナチュラルな水平姿勢のスイングアクション。通常、シンキングペンシルは後方重心にすることでリアテールを振らせるが、その一方でシビアな一匹を喰わせるナチュラルさは失われてしまいます。ワイゾンでは、水平姿勢を維持したまま、ベイトライクなスイングアクションを求めました。

そこで辿りついたのがこのリップ。リップの搭載は、飛距離の低下の他、ミノーライクな派手すぎるアクションを生んでしまいますが、それを解消すべく、幾度となく調整を行い、ストレート部分を設けた微ラウンドリップに辿り着きました。

またこのリップの効果で、アクション時は手元の引き抵抗が強まるので、周囲が暗くて手元が見えづらいナイトゲームでは大きなメリットに。さらに、流れの変化もわかりやすく、ただ巻きやドリフト釣法でもアングラーがルアーを繊細にコントロールしながらポイントを攻略することが可能となっています。

突き詰めたレンジコントロール性能

ボディ側面に設けたフラット面により、ホログラムカラーは広範囲にそのフラッシングを届けます。また、ボディを左右に揺らしながらシミ―フォールすることで、常にシーバスに対して喰わせのきっかけを与え続ける。

平面的なドリフトはもちろん、縦の攻略にもアングラーの意図に応える「扱いやすさ」を求めた「ワイゾン 77S ジェットブースト」。

着水点から即座にリトリーブを開始すれば表層を、また沈め気味にドリフトさせた場合はその下のレンジを、リップがブレーキの役目を果たすことで不意の浮き上がりを抑え、任意のレンジをキープしたままバイトゾーンへと送り届けることができます。

テスターインプレッション

多彩なテクニックに高次元で対応するシンペン。狙い通りに喰わせた時の興奮を体感してほしい。

川上 靖雄 YASUO KAWAKAMI

このルアーは、アクション時のテールの振り幅がなるべく大きく出るようにこだわって開発を進めました。なぜなら77mmというサイズは喰わせやすいというメリットがある反面、大きさによるアピール力が弱くなりがちなのもまた事実。そこをアクションの大きさで補い、できるだけ高い集魚効果を発揮できるようにこだわっています。

また私の場合はドリフト釣法でこのルアーを使うことが多いのですが、リップの効果でレンジコントロールがしやすいことはもちろん、シミーフォールでも誘える使いやすさが気に入っています。このシミーフォールをドリフト釣法と組み合わせることで、ハイプレッシャーなポイントでもシーバスのバイトを引き出すことができました。またフォールさせるときは、ストップ&ゴーやリフト&フォールが定番のテクニックですが、ときにはトゥウィッチからのフォールで誘うテクニックも効果的でした。

このルアーはシャローからボトムまで、そしてリトリーブでもフォールでも常に誘い続けられるルアーです。狙い通りヒットを得た時の手応えとその興奮は、思わず癖になり熱中してしまうと思います。そんな感覚をぜひ皆様にも体感していただきたいですね。

出典:シマノ公式HP

カラーラインナップ

カラーラインナップは全9種。2025年に“ Tクリアイワシ”と“Aシルエットブラック”の2色が追加でラインナップされています。

Sマイワシ

Nイナッコ

STレッドヘッド

Nキャンディ

パールチャート

マットイナッコ

マルチフラッシュ

Tクリアイワシ

Aシルエットブラック

関連動画はこちら!

Vol.17 Impression × ワイゾン77S ―川上靖雄が春の利根川でワイゾン77Sの“インプレッション”について語る【エクスセンス】

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

新色としてクリア系のカラーが追加されたことで、よりアミやシラスなどのパターンにアジャストしやすくなった「ワイゾン 77S ジェットブースト」。冬から春にかけてのシーバス攻略にぜひ!

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。
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