晩秋のサワラキャスティングゲーム、大型が狙える一方で、スレた魚も多くなってきている…。そんな時に有効なのがサイズを落としたルアー。
そして、そんなテクニカルな状況にこそ使いたいロッドが、 ゼニスのオフショアキャスティングロッド「CurrentLine -Castism-(カレントライン キャスティズム)」。
カレントライン キャスティズム 【ゼニス】

シイラ、カツオ、ブリ、ヒラマサ、そしてマグロまで。 近海のライトゲームから遠征の大物狙いまで、対象魚やフィールドに合わせて選べる全6機種をラインナップされる、ボートキャスティングロッドが「カレントライン キャスティズム」。
今回はこの豊富なラインナップの中から、魚がスレてきた今の時期(晩秋)やマイクロベイトパターンなどのシビアな状況に最適な「テクニカルモデル」の2機種「CC-71LL」と「CC-73L」をピックアップして紹介します!

| 型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | 価格(税抜) |
| CC-71LL | 2.16 | 2 | 167 | 191 | 10-30 | 0.8-2.0 | 23500 |
| CC-73L | 2.21 | 2 | 169 | 219 | 15-40 | 1.0-3.0 | 24000 |
| CC-74ML | 2.24 | 2 | 173 | 255 | 20-60 | 1.5-3.0 | 24500 |
| CC-78M | 2.34 | 2 | 181 | 274 | 30-80 | 2.0-4.0 | 25000 |
| CC-81MH | 2.46 | 2 | 181 | 320 | 40-120 | 3.0-6.0 | 27500 |
| CC-85MH | 2.56 | 2 | 190 | 339 | 40-120 | 3.0-6.0 | 28000 |
ゼニス公式「カレントライン キャスティズム」詳細ページはこちら
大型狙いでも「ライトクラス」

晩秋のような、大型のサワラやブリが混じる状況であれば、MやMHクラスを選びたいところ。しかし、スレた魚は大きなルアーを見切ってしまい、ルアーサイズを落とさないと食わないことも。
そんなシビアな状況で、攻略の鍵になるのが20g前後のサイズダウンしたルアー。そして、そこで出番となるのが、ライトゲームに特化した「CC-71LL」と「CC-73L」の2機種。
気になるのがライトなタックルで、大型のサワラやブリが攻略可能なのか…。実際に、最もライトな「CC-71LL」を使用して、9キロ弱のブリを釣り上げた実績もアリ。

ゼニスのフィールドモニター 山下 晃太さんがCC-71LLで良型のブリをキャッチ!出典:Instagram「fisherman.kota」
しなやかなブランクスが大型魚の強烈な突っ込みに追従。ロッド全体がクッションとなり、ラインブレイクを防ぎながら魚を「いなす」ことが可能。「スレた大物に口を使わせる繊細さと、掛ければ粘り勝つ柔軟性」を持つモデルが「CC-71LL」なんです。
「粘り」を生み出すシリーズ共通のブランクス設計
なぜ、これほど細身のブランクスで大型魚の引きに耐えられるのか。 その特徴は、シリーズ全体に貫かれた素材構成によるもの。

ブランクスには、穂先部分に24tと30tのカーボンを補助パターンとして採用。単に高弾性で張りを持たせるのではなく、負荷に応じて粘り強く曲がる設計にすることで、魚の引きを吸収する「復元力」を高めています。さらに、補強パターンを追加することで、ブランクス全体の強度も底上げされています。

風が強まるこれからの季節、細糸でのライントラブルは大敵。こちらもシリーズ全機種で「ステンレスフレームKガイド」を標準採用。向かい風でのキャストでも糸絡みを抑制してくれるのは、有難いポイント。

状況で選べる2つの「テクニカルモデル」
では、この2本をどう使い分けるべきか。それぞれの特長を見ていきましょう。
シリーズで最も繊細なモデル。 10g台の軽量ルアーや小型ミノーも扱うならコレ。マイクロベイト偏食時や、極小ジグをピンポイントに撃ち込みたい場面に最適で、前述した9キロのブリをいなしたのもこのモデル
| 型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | 価格(税抜) |
| CC-71LL | 2.16 | 2 | 167 | 191 | 10-30 | 0.8-2.0 | 23500 |
「CC-71LL」より少しパワーを持たせつつ、柔軟なティップを採用したモデル。 魚の活性が低く、バイトが浅い状況でも弾かずに絡め取れるのが特長。少し水深があるエリアや、あと数メートルの飛距離が欲しい場面で使いたい一本
| 型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | 価格(税抜) |
| CC-73L | 2.21 | 2 | 169 | 219 | 15-40 | 1.0-3.0 | 24000 |
終盤戦を攻略するための「カレントライン」
シリーズ共通の粘り強い基本性能を持ちつつ、タフコンディション攻略に対応する「CC-71LL」と「CC-73L」。
「魚はいるのに食わない」という難局を打破し、シーズンラストを攻略するために。 ご自身のスタイルに合わせた一本を、タックルボックスに忍ばせてみてはいかがでしょうか。





















































