例年に比べてサゴシ/サワラの釣果が凄まじい“大阪湾”。
年々盛り上がりを見せている“ブレードゲーム”ですが、2025年の状況をキッカケにハマったという方も多いのではないでしょうか。いよいよ人気に火が付き始めたように思えます。ブレードゲーム専門便はこれまでチャーター船が大半でしたが、大きな動きとして、昨年・今年あたりから乗り合い船も増えてきました。そのうちの1つが、神戸須磨から出船している「パイレーツDAIYUMARU」です。
釣果情報を見ていても、絶好調な日に当たればサゴシ/サワラを含めて1人50尾なんて日もあるくらいです。そんな釣果を黙って見ているわけにはいかないと、先日友人と釣行に行ってきましたので、当日の様子をレポートさせていただきます。

今話題の“大阪湾ブレードゲーム釣行”へ
当日のポイントは全て水深20m以下のシャローゲーム。
岩国、東京湾、伊勢湾など…メッカではド定番の「メタルマジックTG」が大阪湾では通用するのか? という期待を込めてキャスト。まずは、40gでスタート。開始早々にヒットするも、前情報のような連発ではなく、単発ヒットがパラパラといった状況。




アクアウェーブ公式「メタルマジックTG」詳細ページはこちら

ベイトサイズが大きいことに気付き、あることを試みる
40gだと十分過ぎるくらいにボトムが取れてしまう状況。
ウエイトを軽くしようと「メタルマジックTG」(30g)に変更してみました。底取りができる状況であれば、軽ければ軽いほど釣れるという経験的な感覚があった為です。しかし、無反応。丁度横で友人がサゴシを釣り上げたので眺めていると、吐き出されたベイトのサイズがまあまあ大きいカタクチイワシだったことに気付きました。


その時はマッチザベイトのことは一切考えておらず、前述した僕の理論では、どちらかというとリアクション的な釣り方が有効な状況で効くことが多いです。
「メタルマジックTG」(30g)に無反応で吐き出されたベイトサイズは大きい。この2点を考えると、次に試してみるルアーは「メタルマジックショア」(50g)。ショア専用モデルではありますが、コンパクトシェイプとフロントヘビー&三角形形状による沈下速度の速さと直進安定性など…基本性能は「メタルマジックTG」を継承しており、鉛素材を使用しているので、オフショアの場面でも素材による使い分けができます。

アクアウェーブ公式「メタルマジックショア」詳細ページはこちら


「メタルマジックTG」と「メタルマジックショア」を使い分けるという“新たなルアーローテーションの形”
マッチザベイト作戦が功を奏したのか、一投目からヒットし、その後も連続ヒット。


ブレードゲームに限り、「メタルマジックTG」だけで通用すると思っていましたが、「メタルマジックショア」と使い分けることで、さらに多くの魚を拾えることに気付いたと共に、凄く興味深い傾向も見えてきました。
それは「メタルマジックTG」と「メタルマジックショア」の同じカラーを使っているにも関わらず、TGとショアで釣れっぷりが違うという点。

TGで釣れている時はショアはイマイチ。
ショアで釣れている時はTGには反応が悪い。
シルエットの差もモチロンあるとは思いますが、超高速リトリーブをしているルアーのサイズを魚がミリ単位で判別しているとは考えにくい。
そうなると、違いは巻き上げ時の角度の差のみとなってきます。僕は前からこの巻き上げ時の角度は凄く意識していて、ボトムからの立ち上げ直後にヒットしてくるような状況では、角度差はヒット率に大きく影響していると考えています。



ただ、今回は底付近だけでなく、上から下までのヒットがあるにも関わらず、角度差によってヒット率が変わる。しかもそれが同じ日でコロコロと入れ替わる。
何が理由でこうなったのか、まだ自分の中に結論は出ていませんが、そういう現象が起こったことは事実です。 皆さんもブレードゲームを楽しむ時は「メタルマジックTG」と「メタルマジックショア」の使い分けをしてみては如何でしょうか?
釣果UPになるかもです。





















































