秋も深まり、青物やタチウオ、根魚など、近海のターゲットがアツくなるシーズン。繊細なアプローチが求められるタフな状況も増えますが、そんな時に頼りになる万能ライトジギングロッドが、ゼニスの「ZEROSHIKI KINKAI Light Spec(ゼロシキ キンカイライトスペック)」。
ゼロシキ キンカイライトスペック【ゼニス】

「ゼロシキ キンカイライトスペック」は、その名の通り、ライトな操作感を追求した近海ジギングロッド。中型青物をはじめ、タチウオ、マダイ、サクラマス、根魚まで、多彩なターゲットを繊細なアプローチで攻略するためのロッドです。
しかし、このロッド、ただ“ライト”なだけではありません。

過去には、このロッド(ZKLA-B64M)で13kgもの大型ヒラマサがキャッチされるという実績も。もちろんヒラマサを狙うためのロッドではありませんが、ライトな操作感に加え、大型青物にも渡り合える粘りとリフトパワーを秘めています。
| 型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアーウエイト(g) | ラインPE(号) | 価格(税抜) |
| ZKLA-S65L(All Round) | 1.96 | 1 | 196 | 148 | 1.8/10.9 | 150g | Max 1.5 | ¥30300 |
| ZKLA-S65M(All Round) | 1.96 | 1 | 196 | 155 | 1.9/10.8 | 180g | Max 2 | ¥30300 |
| ZKLA-B64L(All Round) | 1.93 | 1 | 193 | 159 | 1.8/10.9 | 150g | Max 1.5 | ¥30300 |
| ZKLA-B64M(All Round) | 1.93 | 1 | 193 | 160 | 1.9/10.8 | 180g | Max 2 | ¥30300 |
| ZKLT-S65L(Technical Jerk) | 1.96 | 1 | 196 | 138 | 1.5/10.8 | 150g | Max 1.5 | ¥33300 |
| ZKLT-S65M(Technical Jerk) | 1.96 | 1 | 196 | 149 | 1.8/10.8 | 180g | Max 2 | ¥33300 |
| ZKLT-B64L(Technical Jerk) | 1.93 | 1 | 193 | 148 | 1.5/10.7 | 150g | Max 1.5 | ¥33300 |
| ZKLT-B64M(Technical Jerk) | 1.93 | 1 | 193 | 157 | 1.8/10.9 | 180g | Max 2 | ¥33300 |
ゼニス公式「ゼロシキ キンカイライトスペック」詳細ページはこちら
ライトとパワーを両立する「曲げて獲る」設計
なぜライトな操作感なのに大物と渡り合えるのか。その秘密は、ゼニス伝統の「曲げて獲る」ブランクス設計。ジグを操作するティップ部分は繊細で、アングラーの意図通りにジグを動かすことが可能。

しかし、魚が掛かるとロッドはバットまで綺麗に曲がり込み、その粘り強さで魚の突進を吸収。アングラーが意識せずとも、ロッドが自然と魚を浮かせてくれるトルクフルなアクションを発揮。
この安心感こそ、ライトラインで不意の大物と対峙する際に、アングラーにとって最大の武器となります。
快適な操作性を生む「こだわり」
ただ強いだけでなく、アングラーが快適にジャークを続けられる工夫も満載。
こだわりが詰まったリアグリップ長は、肘を伸ばした「ストレッチスタイル」のジャークにも対応。体全体を使ったリズミカルなジャークが可能で、長時間の釣りでも疲れにくさを実感できるはずです。

ベイトモデルは6.4ft、スピニングモデルは6.5ftにレングスが統一。これはジグの操作性はもちろん、シャローエリアや向かい潮の際に多発する「ラインが船底に擦れる」というストレスを回避するための、実践から導き出された長さに設定されています。

あなたは「乗せ」派?「掛け」派?選べる2つの個性
「ゼロシキ キンカイライトスペック」の面白いところは、アングラーのスタイルや状況に応じて、全く異なる性格の2種類のブランクスが用意されている点。

24tカーボンをメイン素材にした、しなやかな“乗せ調子”のモデル。
微細な潮流の変化や、魚がじゃれつくようなアタリも弾かずにティップが追従。オートマチックな感覚でフッキングに持ち込めるため、バラシが少ないのが特長。 タチウオ狙いでショートバイトが多発する時や、タイジギングで違和感なく食い込ませたい場面では、このモデルが有利です。

軽量で高弾性な40tカーボンをメイン素材にした、シャープな“掛け調子”のモデル。
アクションも先調子寄りで、アングラーの入力に機敏に反応。キレのあるジャークでリアクションバイトを誘発したり、小さなアタリを感知して積極的にフッキングしていく「攻め」の釣りを展開可能。タフな状況下で、無理やり魚のスイッチを入れたい時に頼りになります。
ロックフィッシュやヒラメにも
このロッドの汎用性は、ロックフィッシュやヒラメジギングにも効果的。
例えば「All Round」モデル(特にLクラス)のしなやかで食い込みの良いティップと、掛けてから根から引き剥がす強靭なバットパワーは、ロックフィッシュに最適。
実際に、ゼニスのプロスタッフ川口 潤さんも「All Round」モデルの「B64L」で、良型のロックフィッシュやヒラメをキャッチしています。

タチウオやロックフィッシュなど、近海のターゲットを制覇できるロッド「ゼロシキ キンカイライトスペック」で晩秋のシーズンを楽しんでみてはいかがでしょうか。

出典:























































