オーシャンストライカー タイラバ【ゼニス】

ゼニスのタイラバロッド「オーシャンストライカータイラバ」には4機種がラインナップされる。ベイト3機種とスピニング1機種の計4機種だ。
| 型番 | タイプ | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 自重 (g) | 先径/元径 (mm) | 適合ルアーウエイト (g) | 適合ラインPE (号) | 適応ドラグ (kg) | カーボン含有率(%) | 素材含有量 C/G(%) | 本体価格 (税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| OSTAI-B692LF | ベイト | 2.06 | 2 | 106.5 | 117g | 1.7/8.7 | MAX80g | 0.6~1.2 | 2 | 70% | カーボン70% グラス30% | ¥19,800 |
| OSTAI-B692MLF | ベイト | 2.06 | 2 | 106.5 | 118g | 1.7/9.0 | MAX120g | 0.6~1.5 | 2.5 | 70% | カーボン70% グラス30% | ¥19,800 |
| OSTAI-B6112MH | ベイト | 2.11 | 2 | 109.0 | 126g | 1.65/10.0 | MAX200g | 0.6~1.5 | 2.5 | 90% | カーボン90% グラス10% | ¥19,800 |
| OSTAI-S6112M | スピニング | 2.11 | 2 | 109 | 119g | 1.7/10.3 | MAX60g | 0.6~1.2 | 2.5 | 90% | カーボン90% グラス10% | ¥19,800 |
■公式オンラインストア製品ページはこちら
超しなやか系ティップを持つベイト2機種
その中から今回取り上げてみたいのはFTSというゼニスの技術を搭載したベイトの2機種。それがB692LFとB692MLF。

このベイト2機種に採用されているFTSという技術。これはティップセクションの外層に独自構造のグラスファイバーを巻き付け、異なる素材を一体成型したもの。


FTS技術によりカーボンブランクスとグラスファイバーを継ぎ目なく一体成型。これによりソリッドティップを継ぐ構造と比べ、破断強度は3倍に向上しています。
カーボンフルソリッドではなく、グラス的しなやかさを持ったティップだけれど、ブランクス全体としてはカーボンチューブラと融合していてシャープさもある。

なおかつ継ぎ目が存在しないので、破断強度も抜群。カツカツカツ…と断続的に続くバイトにも弾き難く、本アタリが来てフッキングした後も、マダイなどの魚の引きに応じてクッション性は高いティップに。けれど主導権を握られないように、引きを溜められる部分は張りもあり強度的にも安心な仕上がりに。

視認性も高いオレンジスレッド
ちなみにFTS非搭載のベイトモデルの残り1機種「OSTAI-B6112MH」とスピニングモデル「OSTAI-S6112M」、その理由も分かりやすいと思う。前者は繊細さよりも、ディープや速潮などでも負けないトルクが必要で、後者のスピニングはキャストでの快適性、シャローでキャストした先でのフッキングの鋭さや操作性を重視したため。

△スピニングはカーボンチューブラで張りを持たせている
超繊細なL、掛けも意識するならML
さて、それではFTS技術を採用しているベイトの2機種B692LFとB692MLFにはどんな特徴が?
まずは機種名だけれど…
B=ベイト
692=6フィート9インチの2ピース
LF/MLF=前者はLアクションのF:FTS搭載機、後者はMLのFTS搭載機
とまぁこんな感じで分かりやすい。つまりは同じレングス、同じFTSでLとMLがあると。

ベイトモデルにはホールド性に優れたFuji/PULSシートを採用

凄くバイトがシビアで、サイズ問わずに1尾の価値がウレしい…というフィールドでは超繊細なL(B692LF)がオススメ。特になかなかにタフな状況も多い瀬戸内では主力となるモデルとして人気も高いそうですよ!
もう一方のML、B692MLFは追従性の高さはもちろん魅力なんだけれど、FTSティップはバイトの視認性も高いことから、ここぞで掛けていくこともできる。その時にキッチリとフッキングを決めやすい張り感も適度に持たせたそうな。
とにもかくにも共通していえるのは、バイトを弾かず掛けたらバラしにくいモデルであること。そんなタイラバロッドをお探しなら、チェックしてみては?























































