シーズン真っ只中“ブレードジギング”。
まだ、専用ロッドをお持ちでない方も多いとは思いますが、ブレードジグやミノーを軽快にキャストしつつ、突発的なバイトを弾かずシッカリ捉える、それからサワラのパワフルな走りにシッカリ耐える為にも“しなやかな張り”と“粘り”を備えた専用ロッドが必須。さて、そんな特長をそのまま備えたロッドが今回お見せするこちら。
20プロトンBC【オリムピック】
はい、こちら「20プロトンBC」。
BC=ボートキャスティング。
ボートキャスティング専用ロッドとして全3機種が展開されていましたが、2023年10月にブレードジギング専用機種“24GPTNS-702M-BC-SAWARA GAME”が登場。そして2025年には、ミノーゲームのジャーキングに特化した2機種“25GPTNS-632ML-BC-SAWARA GAME”と“25GPTNS-742ML-BC-SAWARA GAME”を発表。

圧倒的な飛距離と操作性という特長は継承しつつも、サワラ専用モデルとして設計はまったくの別物。こちらは“全身しなやかでパワフル&筋肉質なブランクス”が特長に。

しなやかで強靭
では、まずはブランクスについて。
メイン素材には低・中弾性カーボンを多重にプライアップされた物を使用。しなやかさとパワフルさを絶妙なバランスで調整され、圧倒的な飛距離と操作性、粘り強さを実現! ブレードジグやプラグの重みをシッカリ乗せた状態で遠投ができる、そして、メータークラスのサワラと真っ向勝負に挑めるやり取りの快適性。
それから、高速巻き時の瞬間的なバイトも弾かずスムーズにフッキングが決まる、チューブラーティップを標準装備。アングラー側が何もせず、オートマチックに口へ掛かってくれる仕様に設計。
バット部に関しては、高強度なメイン素材の上へさらに“スーパークワトログラファイトクロス”を採用。独自技術“G-MAPS製法”を施すことで、軽量&高強度を実現!
各方向の繊維を高弾性化、運動性能を向上させたオリムピックならではの素材&技術を採用していることで、ネジレにも強く相手に主導権を与えない強靭な作りに。


リールシートにも拘りが
リールシートにも拘りアリ。
2025年モデル“25GPTNS-632ML-BC-SAWARA GAME”と“25GPTNS-742ML-BC-SAWARA GAME”に関しては、話題の新開発カーボンオリジナルリールシート“OP-02”を搭載。高感度で軽いリールシートのため、プラグやブレードジグに掛かる水圧や着底感など、水中の情報を手元へ鮮明に伝達。


熱可塑性カーボン“トレカ®短繊維強化ナイロン樹脂PA610”を採用、軽量化、剛性、感度に優れ、さらにカーボン30%含有により、高強度&高弾性などの特長を秘めています。また、PA610ポリマーのうち、60%が植物由来のため、持続可能な開発目標SDGs(Sustainable Development Goals)に配慮された材質でもあります。

ワンフィンガーからフォーフィンガーまで、すべての握り方に高次元で対応できる、自由度の高いグリップ形状。高感度、軽量で、また繊細なリグ操作までも可能に。ライトゲームからパワーゲームまで、今後幅広いルアーゲームのロッドに採用される予定の、そんなリールシートがこのロッドにも搭載。
一方、“24GPTNS-702M-BC-SAWARA GAME”に関しては、“VSSリールシート”を採用。高速巻き時やフッキング、ファイト時もシッカリと握り込めるように考え抜かれたコダワリの設計。手のひらに吸い付くようにフィットしてくれますよ。

細部までブレードジギング仕様
次はディテールについて。ガイドやリールシート、グリップなど全てにおいてブレードジギングを快適に楽しめる作りに。
全ガイドに高強度・高剛性なステンレスフレームSiC-Sリングガイドを採用。SiCの形状を進化させ、硬さと滑りの良さをそのままに、SiCよりも約9%の軽量化を実現したガイドが標準装備。持ち重りもなく軽快に振りぬけるキャストフィールを実現。

高速巻きでもブレないように、脇に挟めるロングセパレートグリップが標準装備。“25GPTNS-632ML-BC-SAWARA GAME”と“25GPTNS-742ML-BC-SAWARA GAME”は、ミノーのジャーキングが快適にできるよう、グリップをやや短めに設計。

ジョイント部に関して、逆並継ぎの2ピース仕様。まるでワンピースのような優美なベンディングカーブを描きます。

スペック詳細
ラインナップは文頭でもお伝えした通り、全3機種展開。
では、各機種の特長を順番にお届け!

■GRIP TYPE D
特長を一言で表すと“汎用性が高い”。
キャストの場合はMAX60gまで、バーチカルの場合はMAX130gまでのジグに対応可能。レングスも3機種の中でちょうど中間に位置しており、プレジャーボートなどでの取り回しも考慮されています。アンダーハンドキャストはモチロン、オーバーヘッドでも快適にキャストが可能。ブレードジグ主体にしつつミノーのジャーキングも行いたいという方、または3機種の中で迷った時にもオススメできる1本。

| Length (m) |
Power | Action | Weight (g) |
Close (cm) |
Top Dia (mm) |
Section (pcs.) |
Lure (g) |
Line PE(号) |
Price (JPY) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2.14 | M | Regular-Fast | 123 | 110.7 | 1.8 | 2 | VERTICAL/CAST MAX130/MAX60 |
MAX1.5 | 40,500 |
■GRIP TYPE C
6ft3inというレングスによって、釣座の間隔が狭い乗合船や小型船舶の釣行時でも、取り回しの良さでストレスを感じにくい点が特長。穂先が水面を叩くことも無いので、高い操作性も魅力の1つ。またお伝えしているように、ブレードジグの使用も快適で、1本あればエリア・シチュエーション問わず快適に釣行を楽しむことが可能。

| Length (m) |
Power | Action | Weight (g) |
Close (cm) |
Top Dia (mm) |
Section (pcs.) |
Lure (g) |
Line PE(号) |
Price (JPY) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1.91 | ML | Regular-Fast | – | 99.0 | 1.4 | 2 | CAST MAX40 | MAX1.5 | 40,000 |
■GRIP TYPE D
こちらは対照的な7ft4inという長めのレングス。
別名“伊勢湾スペシャルモデル”?…伊勢湾で行うミノーゲームのジャーキングに特化した機種。飛距離重視のレングスと、ジャーキングしやすい絶妙なレングス設定。グリップもアクションを快適に行える長さに。こちらも同様、ブレードゲームの釣りにも対応可能なので、ミノーゲームを中心にブレードジグも投げるという方にオススメ!

| Length (m) |
Power | Action | Weight (g) |
Close (cm) |
Top Dia (mm) |
Section (pcs.) |
Lure (g) |
Line PE(号) |
Price (JPY) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2.24 | ML | Regular-Fast | 116 | 115.5 | 1.6 | 2 | CAST MAX45 | MAX2.0 | 41,000 |
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オリムピックが提案する“ブレードジギング専用ロッド”。ハイシーズンの今、またはこれからの季節にかけて、ぜひ試してみては如何でしょうか?




























































