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【近日発売の新製品にも必見】今熱いO.S.Pシーバスルアーと合わせるタックル解説/龍岩朋樹

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シーバス入門

皆さんこんにちは。

O.S.P saltwaterプロスタッフ“龍岩朋樹”です。

ようやく気温も下がり始め、秋めいてきた東京湾奥エリア。 毎年この時期は各メーカーから新製品が続々と登場し、新しい道具に出会う楽しみが増える頃。

モチロン “O.S.P saltwater”も例外ではございません。 今回はそんな新製品含む今シーズン注目していただきたい製品紹介と使用タックルを紹介いたします。

龍岩 朋樹(Tomoki Tatsuiwa) プロフィール

東京湾のショアゲームを中心に、オフショアからのキャスティングゲームやバスフィッシングなど。幅広いジャンルを得意としている新進気鋭なマルチアングラー。北方面では北海道のイトウから南エリアでは九州のGTフィッシングまで、これまでも様々な魚種を釣獲。SNSなどを駆使して広く釣りの魅力を随時発信中。

月夜巳(ツキヨミ)122F【O.S.P】

まずは、2025年11月上旬新作の「月夜巳 122F」を紹介。

O.S.P公式「月夜巳 122F」詳細ページはこちら

このルアーはいわゆるバチ抜け攻略のために開発されました。 ハイシーズンと呼ばれる秋に頻発するパターンではありませんが、個人的に第2のハイシーズンだと感じている厳冬期~初春に活躍するルアーです。

このルアーを開発するにあたり、重視したのは飛距離と引き抵抗。

使うと実感いただけるかと思います。 私自身、引き抵抗が弱くルアーの動きを手元で感じにくいモノは苦手ですが「月夜巳 122F」であれば問題ありません。 ラインスラックを緩め気味でも、キャスト先のどこでどのような動きをしているのか、どこに流れの変化があるか等が手元の感触からシッカリ伝わってくるため、非常に使いやすいです。

また、安定した飛距離が出せるのも「月夜巳 122F」の魅力。 沖の潮目でのみボイルが見られる、なんて時もバチ抜けシーンでは頻繁にあるかと思います。 そんな時にも「月夜巳 122F」であれば難なく到達させることができます。

シンキングのバチ抜け用プラグであれば届く距離であっても、フローティングのバチ抜け用プラグで遠距離を狙い撃てるというのは、非常に大きなアドバンテージです。

タックル紹介

主にバチ抜けパターンの際に使用するルアーのため、タックルも相応のものを使用することが多いです。

ロッド:9ft前後L~MLクラスのシーバスロッド

リール:3000番~4000番のスピニングリール

ライン:PEライン0.6号~1号

バイトに対する食いこみの観点から、ロッドはLクラスを使用することが多いですが、ML表記のロッドでも快適に使用することができます。

巻き速度の観点からリールは3000番を中心に使用していますが、その時々の潮の速さとフィールドの広さ、風の強さ等に応じて4000番クラスと併せて使用します。

また、ラインは0.8号を使用することが多いですが、0.6号~1号までは大きなトラブルなく快適に使用することが可能です。

「モーゼ 145F」【O.S.P】

昨年発売となった、水面を引くことが可能な表層ウェイク系ルアーです。

O.S.P公式「モーゼ 145F」詳細ページはこちら

また、ポッピングアクションも可能で、ウェイク系としては珍しく、タダ巻きだけではないマニュアル操作も可能なルアーとなります。

タックル紹介

ショア・オフショア共に活躍するルアーですが、表層を泳がせるため、タックルが合っていないとフッキングが悪くなってしまうことがあります。

そこで、フッキングを少しでも良くするために、ショア・オフショア共に強すぎないタックルを推奨しています。

ロッド:9ft前後Mクラスのシーバスロッド

リール:4000番のスピニングリール or200番のベイトリール

ライン:PEライン1.2号~2号

オフショアでの使用の場合は以下のタックルが現状しっくり来ています。

ロッド:7ft前後Mクラスのボートシーバスロッド

リール:200番のベイトリール

ライン:PEライン1.2号~2号

いずれもMHクラスではなくMクラスを推奨しています。

MLクラスでも良いかと思いますが、オーバーウエイトのルアーを投げることはロッドの破損に繋がるため、推奨はしません。

また、少しの巻速度の違いでアクションの幅が大きく変わるルアーです。 巻き速度を調整しやすいため、ギア比が低めのリールの方を推奨します。

「ルドラ 130 SW(S/SP)」&「ヴァルナ 110 SW(S/SP)」【O.S.P】

低速巻きでもレスポンス良くシッカリ泳ぐ中型ミノーです。 ジャーキングによる平たい側面での強い水押しと少ない移動幅でのダートもまた魅力の1つ。

ルドラ 130(S/SP)

O.S.P公式「ルドラ 130 SW(S/SP)」詳細ページ

ヴァルナ 110(S/SP)

O.S.P公式「ヴァルナ 110 SW(S/SP)」詳細ページ

タックル紹介

「ルドラ 130 SW(S/SP)」と「ヴァルナ 110 SW(S/SP)」に関しては、いわゆる標準的なシーバスタックルが最適です。 ただし、ハニカム構造採用により、やや軽量な設計となっているため、少しライトなタックルを推奨します。

ロッド:9ft前後MLクラスのシーバスロッド

リール:3000~4000番のスピニングリール

ライン:PEライン0.8号~1.2号

以上3点のアイテムについて紹介させていただきましたが、“O.S.P saltwater”のシーバス用アイテムは他にも。

「ルドラ 130 SW(S/SP)」と「ヴァルナ 110 SW(S/SP)」と同じ阿修羅リーズの「阿修羅O.S.P II 925 SP」や「ドゥルガ73F」、2025年発売となった「ベントミノー181 SW」などもあります。

O.S.P公式「阿修羅O.S.P II 925 SP」詳細ページはこちら
O.S.P公式「ドゥルガ73F」詳細ページはこちら
O.S.P公式「ベントミノー181 SW」詳細ページはこちら

まだ豊富とはいえないラインナップですが、現在も新たなアイテムを準備中です。 最後に、現在準備中の新作ルアーを紹介します。

プロト メタルバイブ【O.S.P】

O.S.Pにはメタルバイブレーション「デルガド」をリリースしてきました。

O.S.P公式「デルガド」詳細ページはこちら

こちらは自重32gで全長110mmというサイズ展開で、陸っぱりで使用する点で言えば、やや大きいメタルバイブレーションです。 そこで、今回発表を控えているメタルバイブレーションは、陸っぱりを中心に使いやすいサイズと使用感のモデルとなります。

とにかくスタンダードを追求し「デルガド」同様に安定した入水姿勢によりトラブルレスで、アクションの立ち上がりが良く広い巻き速度とアクションに対応します。

まだ詳細については紹介できませんが、誰にでも扱いやすいメタルバイブに仕上がっていますので、乞うご期待ください。

最後に

今回は“O.S.P saltwater”のルアーと最適タックルを紹介しました。

長年釣りを楽しまれている方の中には、“O.S.P”といえばバス製品というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、O.S.Pはソルト部門にも力を入れて発展中。

“O.S.P saltwater”では、シーバスをはじめとしたソルト対応ルアーを今後も展開予定ですので、バス用製品に限らないO.S.Pの製品展開を是非チェックしてみてください。

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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