秋本番!タチウオジギングが面白くなる季節。
ガツンと来るアタリ、重量感のある引き。でも…なぜか途中でフッと軽くなる、あのガッカリ感。そんな悔しいバラシの”あるある”を解決してくれそうな、興味深いロッドがエクリプスの「Axia Track(アクシアトラック)」。
アクシアトラック 【エクリプス】
「Axia Track(アクシアトラック)」とは、エクリプスがソルトゲーム全般をカバーすべく展開する、本格的なロッドシリーズ。シーバス、フラットフィッシュ、ロックフィッシュ…と、各ジャンルのエキスパートが納得するモデルが揃っている。
その多彩なラインナップの中から、今回はこれからの時期に最適な「ライトジギングモデル」にフォーカスを当てていく。
アクシアトラック ライトジギングモデル
その名の通りライトジギング用のロッドでSLJなどのジギング系に有効。特に、もともとタチウオジギング用として開発が進められていたというほど、タチウオにもピッタリなロッド。
ライトジギングモデルは、同じ6.3フィートのレングスでパワーが異なる2機種がラインナップ。
繊細バイトを”絡め獲る”Lか、万能ベーシックなMLか
モデル | タイプ | レングス | ルアー | ライン | 価格(税込) |
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ATC-LJ63L | ベイト | 6ft 3inch | Max 160g | PE 2号 | 27500円 |
ATC-LJ63ML | ベイト | 6ft 3inch | MAX 200g | PE 2号 | 27500円 |
エクリプス公式「アクシアトラック ライトジギングモデル」詳細ページはこちら
単なるパワー違いではない。それぞれに明確な個性があり、2本で死角をなくす。そんな相互補完の関係性が特長。
まずLモデルは、よりフィネスなアプローチを得意とする一本。
その真骨頂は、しなやかに曲がり込むティップ〜ベリー。タチウオがジグにじゃれつくだけのショートバイトや、まとわりつくような”居食い”も、弾かずに絡め獲るようにフッキングに持ち込める。
60gや80gといった軽量タングステンジグの操作性良く扱え、SLJにも最適。それでいてMAX160gまで対応可能というのだから驚き。曲がるけど、強い。ドラゴン級とも安心して渡り合えるバットパワーは健在。
一方のMLモデルは、近海ジギングのど真ん中を射抜くベーシックな一本。
最も出番の多い120g〜150gクラスのジグを、キビキビとアクションさせるのに最適。浅場から深場まで、あらゆる状況で頼りになるだろう。
Lモデルよりワンランク上のパワーは、ワラサクラスの青物にも主導権を渡さない。それでいて、ただ硬いだけではなく、魚が掛かればしっかり曲がり込み、バラシを軽減する。タイラバにも相性が良く、一本で何役もこなす優等生的なロッド。
バラシ激減の秘密は、強靭な「胴」にアリ
なぜこの竿はバレにくいのか?答えは、バットまでしなやかに曲がる「胴調子(レギュラーテーパー)」にある。
ファイト中、魚の急な突っ込みや首振りに追従してロッド全体がベンディングカーブを描く。これにより、ラインテンションが抜けにくく、フックアウトを徹底的に防ぐ。
さらに、ガイドの数を増やしてラインとの接点を増やすことで、よりパワーが伝わり、曲がる竿にありがちなダルさを解消。シャクっている時は軽快なのに、魚を掛ければしっかり仕事をする。そんな理想的なアクションを実現。
ブランクスには粘りと感度を両立する「ナノレジンカーボン」を採用。ガイドはアルコナイトリングを搭載。
握りやすく操作性の高いリールシート「FUJI ECSシート」は、一日中シャクり続けるアングラーの集中力をサポートしてくれる。
これだけのスペックと洗練されたデザインでありながら、価格が2万円台に抑えられている点も大きな魅力。最初の一本としてはもちろん、経験豊富なアングラーのサブロッドとしても、持っておきたい一本。
タチウオジギングはバラシが多くて…と悩んでいるのなら、試してみてはいかがだろうか。