近海ジギングの軸となるフック
ジギングとひとことでいっても様々だけれど…各種ジギング沼にハマるほどにフック選びに悩んだりしませんか。それが楽しみな部分でもあるのですが(笑)。
とはいえ、沼にハマる前段階のアングラーはたくさんいるわけで、フック選びにおいて「高性能でさまざまな魚に自信を持って使える」フックはありがたい存在。
そんなわけで今回ご紹介したいのは近海ジギングの軸となるフック。
近海MS-NEO【gamakatsu】
それがgamakatsuの「ジギングフック 近海MS-NEO」。ちなみに単体(バラ)のほかに、このフックで作られた「アシストフック 近海MS-NEO ダブル」がある。


| サイズ | 入数 | 希望本体価格(円) |
|---|---|---|
| 4/0 | 8本 | 680 |
| 5/0 | 8本 | 680 |
| 6/0 | 6本 | 680 |
| 7/0 | 6本 | 680 |
gamakatsu公式「ジギングフック 近海MS-NEO」詳細ページはこちら

「アシストフック 近海MS-NEO ダブル」には、アシストラインの長さで「ショート」と「ノーマル」がラインナップされる。下記スペック表の「寸法」に当たるのがアシストラインの長さを表している。
ショート
| フック | 線径 | PE | 寸法 | 入数 | 希望本体価格(円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 4/0 | 1.56mm | 20号 | 15mm | 2組 | 880 |
| 5/0 | 1.67mm | 25号 | 18mm | 2組 | 880 |
| 6/0 | 1.77mm | 25号 | 20mm | 2組 | 880 |
| 7/0 | 1.88mm | 30号 | 22mm | 2組 | 880 |
ノーマル
| フック | 線径 | PE | 寸法 | 入数 | 希望本体価格(円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 4/0 | 1.56mm | 20号 | 22mm | 2組 | 880 |
| 5/0 | 1.67mm | 25号 | 25mm | 2組 | 880 |
| 6/0 | 1.77mm | 25号 | 27mm | 2組 | 880 |
| 7/0 | 1.88mm | 30号 | 30mm | 2組 | 880 |
フックサイズはショート・ノーマルともに共通(4/0~7/0)となっている。


gamakatsu公式「アシストフック 近海MS-NEO ダブル」詳細ページはこちら
MS=ミディアムスタンダード
ちなみに、元々gamakatsuには「ジギングフック近海MS」というフックがあり、MSとはミディアムスタンダードを意味している。で、今回ご紹介するのは近海MS-NEO。つまりは近海ジギングの新機軸となるフックだ。
で、具体的なところで、どんな範囲のジギングに対応するのか? 以前、展示会にてスタッフさんに聞いたところ、大まかにいうとPEライン2号までの範囲で、ターゲットとしては10kgクラスのブリを目安に…とのことだった。
もちろん青物だけでなく、ロックフィッシュやマダイなども範疇。その中で各フックサイズをセレクトしてほしいとのこと。近海ジギングの軸となる…という部分では魚種も問わず、確かにその通り。
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フックの特徴
フックの特徴としては、まずロングシャンクと内向きの鈎先が挙げられる。鋭く貫通し、巻きアワセのような場合でもフッキングが決まる。

比較的細めの軸といえるが、強度が欲しい部分にはプレス加工(平打ち)。しかし、すべてを平打ちにすると魚の口切れ、身切れも起こる事を想定、フックアップしてからホールドする部分は丸軸に。この部分平打によりバラシを防ぐ。
また、シャンク部分にフラット面を設け、タタキ(耳)部分を少し幅広く取ったワイドヘッド仕様で、アシストフックの自作も簡単。アシストラインのズレも防ぐ。
そして、そのジギングフック近海MS-NEOを採用して作られたアシストフックが「アシストフック 近海MS-NEO ダブル」というわけだ。

ダブルフックでアシストライン長を同じに揃えたこのフックは、そのアシストラインにもコダワリあり。水中で色が通りやすいと言われる可視光線480nm付近にカラーチューニングを施したアシストラインで、アシストライン自体もアピールのひとつとして作り込まれたもの。2つのフックは自由度が高く、フレキシブルな点も見逃せない。
このあたりは、近海ジギング用の様々な魚種に使える新機軸として、ジャレつくようなバイトも絡め取るフックとして開発したいう。大型魚狙い…ということであればシングルが選択肢となることも多いが、あくまで近海のオールジャンルで使用できるフックとして、この仕様にしたんだとか。
ちなみに、コーティングも前作の近海MSとは異なるそうだ。鋭い貫通性能だけを見れば、gamakatsuにはナノスムースコートがあるものの、NEOでは採用していない。スズメッキにさらにコーティングを施し、錆に強くした。要するに、ある程度長く使える耐久性も考慮したそうだ。このあたりは、ネオスタンダードとして広い層のアングラーに扱いやすい仕様としたという。
























































