日本だけの人気商品ビッグバド
日本ではお馴染みのビッグバドというルアー。しかし現在このルアーの現行品が販売されているのは日本だけだ。プラドコヘドンの定番品としてラインナップされているものではなく、スミスが日本向けにプラドコ社に特注をする分のみ生産されている。
以前にルアーニュースRでも紹介したが、スミス特注カラーのビッグバドが昨年に発売された。
この時に発売されたビッグバドはほぼ瞬殺で市場から姿を消してしまった。それまでの欠品期間が長かったこともあり、ビッグバドの発売を心待ちにしていた人が多かったのだ。
その状況を鑑み、スミスではすぐに次のオーダーをプラドコ社に出したそうだ。それが今回発売となるビッグバドの3色となる。スミスがオーダーを出してから1年4ヶ月、ようやく入荷する目処が立ったとのこと。
過去の実績カラーが再び!
ビッグバドはあらゆるタイプのバスアングラーから高い支持を受けているルアーだ。トップウォーターフリークからも、そしてトーナメンターや実釣派アングラーからも必要とされる存在となっている。
スミスの松岡さん。津久井湖にて!
今回発売されるカラーはいずれも過去に発売実績があり、且つシンプルな定番色がチョイスされている。これは特に実釣派アングラーからの意見として「特に凝った色でなくていい、過去に販売されていた実績の高いカラーが欲しい」という声を重視したとのことだ。
2025年 バドカラーラインナップ
BONE
ビッグバドの中でも一際人気が高いカラー。素材の違いからくる浮力の高さと素材自体の硬さから生まれる甲高いサウンドが支持を受ける理由だ。音質重視ならボーン一択だろう。
C(Clear)
過去に長期間発売されていたシンプルなカラーの筆頭。オリジナルペイントのベースとしても人気がある。
BKSH(Black Shiny)
艶ありのブラック。過去には異なるカラー名で発売されていたが、プラドコ社の管理上の理由で今回からBKSHに変更されている。因みに黒いバドは光量の低い時に効果を発揮するランカーキラーとのこと。
余談になるが、スミスでは実はもう1色オーダーを入れていたという。それがNP(Nickel Plate)だ。

△写真はベビーバド
今回、スミスでは残念ながらこのカラーのみ生産を断念したそうだ。ビッグバドの製造を行っている工場のメッキ設備に不具合が生じていることがその理由で、状況の改善がいつになるのか不明だったためこのカラーの生産を断念するということになった。またの機会の生産に期待をしたいところだ。
今回発売となる3色に関して、スミスでは定番色として継続販売をしていく予定とのこと。だがプラドコ社での生産にかなりの時間が掛かっている現状を考慮すると次回の発売時期は予想が立てられないというのが正直なところのようだ。
なお、今回発売となるビッグバドは2024年春にスミスがオーダーした商品ということもあって価格は前年の据え置きとなっているそうだが、中国生産品ということもあって次回の入荷品からはどうなるかわからないとのこと。必要な人はしっかり確保しておいた方が良さそうだ。
全長:2-3/4″(6.99cm)
自重:5/8oz 18.0g
標準小売価格 オープンプライス
10月発売予定
スミス公式「へドン ビッグバド」詳細ページはこちら
