秋イカシーズン到来! 序盤の数釣りも楽しいですが、シーズンが進むにつれて賢くなる良型との知恵比べもまた、この季節の魅力。
「もっと繊細にエギを操りたい」「小さなアタリを取りたい」。そんなテクニカルな状況で釣果を左右するのがロッドの性能。
そこで注目したいのが、メジャークラフトの「エギゾースト5G」。
ハイレスポンス・エギングロッド「エギゾースト5G」
出典:Instagram「majorcraft.official」
エギゾースト5Gを語る上で欠かせないのが、ブランクスの根幹をなす2つの最新技術。
まず、ロッドのブレを最小限に抑える新構造ブランク「R360構造」。カーボン繊維の向きを「ストレート(縦)」「フェード(右斜め)」「ドロー(左斜め)」「サイド(横)」と、あらゆる方向に配置した多軸構造。
出典:メジャークラフト公式
これにより、キャスト時やシャクリといった、あらゆる方向からのパワーにロスなく対応。
キャスト時の飛距離アップはもちろん、ジャーク後のティップの収束が速いので、ブレが邪魔することなく、思いのままにエギをアクションさせられるのが大きな特長。
そして、そのブランクスの素材には、航空・宇宙分野でも用いられる東レの「T1100Gカーボン」を採用。高強度かつ高弾性率を両立したカーボンで、ロッドに軽さと感度、そして粘り強いパワーをもたらしています。
さらに、ティップ部に軽量なカーボンフレームSiCガイドを搭載。ティップからバットまで、ロッド全体のブレを徹底的に排除するこだわりがより軽く、シャープな操作感に繋がっています。
エギゾースト5Gは、アングラーのスタイルやフィールドに合わせて選べる多彩なモデルがラインナップ。
・Short Length model(ショートレングスモデル)
・Low Responce Category(ローレスポンスカテゴリー)
・Tubular model(チューブラーモデル)
・Solid Tip model(ソリッドティップモデル)
それぞれに個性があり、フィールドや好みに合う1本を選ぶことができます。数あるラインナップの中から、これからの秋イカシーズンを遊び尽くすためのベストチョイスは…。
秋イカシーズンにおすすめしたいのが、ロッドが餌木を操作してくれる「チューブラーモデル」。
チューブラーティップの最大の武器は、その「感度」と「張り」。中空構造になっているため、水中の情報をダイレクトに手元に伝えてくれます。
例えば、
・潮流の変化
・ボトムの底質(砂地か、岩か、藻があるか)
・イカがエギに触れただけの「触腕パンチ」と呼ばれるような微かなアタリ
これらの情報を的確に感じ取れるかどうかは、釣果に直結する重要な要素。特に、プレッシャーが高くなった状況下で、居食いするような小さなアタリを掛けにいけるのは、チューブラーならではのメリット。
また、チューブラーならではの適度な「張り」は、アングラーの入力した力をロスなくエギに伝えてくれます。
これにより、キレのある大きなダートで広範囲のイカにアピールすることも、ティップだけを揺らすような移動距離を抑えた繊細な誘いも思いのまま。高活性なイカからスレたイカまで、状況に応じた多彩なアクションを演出できるのが、このモデルの大きな強みです。
エギゾースト5Gのチューブラーモデルには、パワーとレングスの異なる4機種がラインナップ。それぞれの特長を紹介。
EZ5-832ML / EZ5-862ML
夏から秋の数釣りシーズンにベストマッチなモデル。1.5号~3.5号のエギに対応し、特に2.5号前後の小型エギを使ったサイトフィッシングや、スレたイカに違和感を与えずに誘う繊細なシャクリを得意とします。シャープでありながら、イカのジェット噴射をしっかり吸収するしなやかさも併せ持っており、身切れによるバラシを軽減してくれるでしょう。
取り回し重視でラン&ガンするなら「832ML」、少しでも飛距離を稼ぎたい、足場の高いポイントがメインなら「862ML」。
モデル | 全長 | 継数 | エギ | PEライン | 標準自重 | アクション | PRICE |
---|---|---|---|---|---|---|---|
EZ5-832ML | 8’3”ft | 2pcs | 1.5 – 3.5号 | 0.4 – 1.0号 | 85g | RF | ¥26,000 (税込 ¥28,600) |
EZ5-862ML | 8’6”ft | 2pcs | 1.5 – 3.5号 | 0.4 – 1.0号 | 87g | RF | ¥26,800 (税込 ¥29,480) |
EZ5-832M / EZ5-862M
シーズンを通して活躍する、まさにスタンダードと呼べるモデル。2.0号の小型エギから、春イカシーズンで使う4.0号まで扱える幅広い対応力が魅力。MLクラスよりもパワーがあるため、キレのあるダートアクションを演出しやすく、遠投した先でもしっかりとエギを動かすことができます。
シーズンが進んでイカのサイズがアップした状況や、深場や潮流の速いエリアを攻める時、良型狙いで3.5号エギをメインに使いたいアングラーにはこちらが最適。秋だけでなく春のデカイカも見据えるなら、まずこのMクラスから入るのが間違いない選択かもしれません。
操作性重視なら「832M」、遠投性能と汎用性を求めるなら「862M」がおすすめ。
モデル | 全長 | 継数 | エギ | PEライン | 標準自重 | アクション | PRICE |
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EZ5-832M | 8’3”ft | 2pcs | 2.0 – 4.0号 | 0.4 – 1.2号 | 88g | RF | ¥27,500 (税込 ¥30,250) |
EZ5-862M | 8’6”ft | 2pcs | 2.0 – 4.0号 | 0.4 – 1.2号 | 91g | RF | ¥28,100 (税込 ¥30,910) |
メジャークラフト公式「エギゾースト5G」詳細ページはこちら
「ロッドが餌木を操作してくれる」という感覚は、エギンガーなら一度は体験してみたいはず。「エギゾースト5G」を手に、今年の秋イカシーズン、自己記録の更新を目指してみてはいかがでしょうか。きっと、これまでとは一味違うエギングの世界が待っているはずです。
