こんにちは‼︎ 水野 浩聡です!
残暑厳しい日々がまだまだ続きますねー。
それでも、朝夕は少しずつ涼しく感じられる日も増えてきたり、キレイな夕焼けに染まる空が秋っぽくなってきたりと、季節の進行を感じる瞬間も増えてきているのも事実。
先週は再び愛知県・三河湖に出撃!
個別レッスン企画「現場で水の旅 秋の巻き物ツアー」を開催
そして先週は、再び愛知県三河湖にお邪魔してきました。
台風に伴うまとまった雨もあったりして、大減水していた水位も少し増え、全体的な水温も下がり、そこに濁りも蔓延したということで、巻き物がかなりハマりやすい条件が整ってきています。
それを調査すべく先週は、一般募集も月に数日かけていく予定の「現場で水の旅 秋の巻き物ツアー」を開催。
これは、釣果だけにとどまらず、現場で少しでも普段の釣りに役立てていただけるように、個別レッスン企画となっています。
ちょうどこのタイミングで巻き物がハマる条件となっていたので、終日ほぼ巻く…という数日間になりました。
ハマったのはTN60という秋のド真ん中の定番バイブレーション
最もハマっていたのは、TN60という秋のド真ん中の定番バイブレーション。
本来は、フラット地形を巻くのに適したこのバイブレーションですが、実は水深落差のあるリザーバーのような地形でも、少し巻き方を覚えるとめちゃくちゃよく釣れるんです‼
この三河湖も、バンク沿いは急深地形も多いので、どちらかというとクランクは皆さんがよくやられる釣り。
特に、バスの密度の濃い3–4mレンジなので、ディープクランクを巻くにはベストな状況で、実際にそれを巻くと全然釣れるんですが、このレンジをバイブレーションで巻くと、実はもっとバイト数が増えるんです。
普通、バイブレーションで3–4mを巻こうと思うと、一定に巻き続けてしまうと、当然ルアーはラインの角度に引っ張られて少しずつ浮いてきてしまいます。
なので、巻いてカーブフォールを入れて、そしてまた巻いて…という具合に、そのレンジ内を通すイメージをしながら巻き方を工夫します。
TNシリーズであれば、他のバイブレーションよりも根掛かりのリスクは軽減されるので、そこにある岩などに当てる感覚も得ながら巻いてくると、バイトが多発するといった感じです。
この巻き方は、実際に僕自身がリザーバーを舞台にTNシリーズを巻くロケや実釣機会がここ数年かなり多かったので、自分なりに巻き感を習得してきて、同時にその破壊力も体感してきました。
そして、この三河湖でも圧倒的なバイト数。それを習得した皆さんもたちまち連続バイトが起こる状況でした。
この日は、オリジナルのTN60をセレクトするのが正解でした
ちなみに、TNシリーズにはさまざまなモデルがあって、もっとウェイトのあるトリゴンモデルも存在していますので、3–4mを巻くならトリゴンの方が良いじゃん‼って思う方もいるでしょう。
現状の季節感だと、同じ60ミリモデルのTN60とTN60トリゴンモデルで釣り比べすると、圧倒的にオリジナルのTN60に多くのバイトが集中します。
要は、ルアーのスピード感が全くの別物。
リトリーブスピードにしろ、上述した”レンジキープするために時折入れるカーブフォールなどの止めの間”にしろ、速さが出過ぎてしまい、フワッと見せることができなくなってしまうんですね。
だからこそ、人間都合で重たいモノを使ってそのレンジを攻略するのではなく、釣るべき魚の反応するスピードにしっかり合わせてあげるためのオリジナルのTN60というセレクトなんです。重たいモノは、もっと冷えがきてからでも良いですね。
ということで、今回の三河湖はほぼTN60のみでいっぱい釣れて、秋らしい楽しい釣りが完結。
他のフィールドでも、日に日に巻き物への反応は良くなってくると思いますので、ぜひトライしてくださいねー‼
・ロッド…ポイズンアドレナ 1610M
・リール…メタニウムHG
・ライン…レッドスプール114Lb
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