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ロッドが仕事をしてくれるから釣果は伸びる。オフショアジギング攻略のジャークテクニックとは

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オフショアジギングで釣果の壁に当たっていませんか? 釣果をもう一段階引き上げる鍵、それが「ジャークの使い分け」と、それを支える「ロッドの性能」です。

それは分かっている。では具体的には…?というところで、「いいね」だったのが天龍公式Instagramのこんな投稿。

天龍Instagramでは、フィールドでの実践的なお役立ち情報がアップされていることも多いので、ぜひぜひチェックしてみてください!

 

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TENRYU CO.,LTD(@tenryu.japan)がシェアした投稿

釣果に直結!ジャーク3つのコツ

さて、アップされている内容は、いますぐ使える実践的なテクニック。どんな時にどのようなアクションがよいのか、参考にしてみてください!

丁寧なワンピッチジャーク

朝マヅメなど、高活性ながらセレクティブな状況で有効。ジグを暴れさせず、自然なベイトを演出し「見せて」食わせるのがキモ。

大きなジャークで魚を追わせる

船下に強い反応が出ている時はアピールのチャンス。ロッドのベリー(胴)付近までしっかり曲げ込み、その反発力でジグを大きく動かして魚に追わせます。

角度をつけたジャーク

船の真下で反応がないならちょい投げを。バーチカルな誘いとは違う横方向の動きで、プレッシャーを嫌う魚にアピールします。

アクションの手助けになるこんな竿

これらのジャークの精度を上げ、一日快適に行うには、アングラーの操作を助けてくれるロッドの存在が不可欠です。

ジギングでは「繊細な誘い」と「パワフルなファイト」という、相反する性能が求められますよね。もし一本のロッドで、その両方を高次元でこなせたら、もっと釣りのレベルが上がると思いませんか?

そんなアングラーの要求に応えてくれるのが、天龍のジギングロッド「ジグザム ドラッグフォース」シリーズ。

出典:天龍公式

ジグザム ドラッグフォース

このシリーズは、近海ジギングの各フィールドやターゲットに応じて攻略するために生まれたロッドで、C.N.T(カーボンナノチューブ)素材を導入することで、ブランクの「ネバリ強さ」を一層進化させています。

曲がることでパワーを生み、アングラーをアシストするのが特長で、全国のフィールドやスタイルに対応する豊富なラインナップを誇ります。

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
JDF631S-2/3 S 1.90[6’3″] 1 R 190 100-180 (Best100-120) MAX PE 4.0 5/0° 495 2.0 189 87/13 ¥57,000
JDF621S-3/4 S 1.88[6’2″] 1 RF 188 120-200 (Best120-150) MAX PE 4.0 7/0° 495 2.1 198 87/13 ¥57,500
JDF611S-4/5 S 1.86[6’1″] 1 RF 186 120-230 (Best150-180) MAX PE 4.0 8/0° 495 2.3 206 87/13 ¥59,000
JDF601S-5/6 S 1.83[6’0″] 1 RF 183 150-250 (Best180-200) MAX PE 5.0 10/0° 495 2.5 213 87/13 ¥59,500
JDF591B-G5/6 B 1.75[5’9″] 1 RF 175 MAX350 (Best150-300) MAX PE 5.0 10/0° 420 2.2 240 12/88 ¥57,500
JDF591B-G7/8 B 1.75[5’9″] 1 RF 175 MAX500 (Best250-400) MAX PE 6.0 12/0° 420 2.5 258 10/90 ¥58,500

その中から今回は、外房など近海のヒラマサジギングで中心的な役割を果たす「JDF611S-4/5」をピックアップします。

「JDF611S-4/5」

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格 JANコード
JDF611S-4/5 S 1.86[6’1″] 1 RF 186 120-230 (Best150-180) MAX PE 4.0 8/0° 495 2.3 206 87/13 ¥59,000 022833

天龍公式「ジグザム ドラッグフォース」詳細ページはこちら

JDF611S-4/5は、多彩なジャークテクニックに高次元で対応し、今回天龍のスタッフが外房ヒラマサジギング使っていたロッドでもあります。

アンダーハンドでキャストし広範囲を探ることも、バーチカルにジグを操ることも得意。

150~180gのジグを中心に、基本的なワンピッチジャークから、ジグの初動を抑えたスイミング系のジャークまで、多彩なアクションを意のままに演出できます。

これを可能にしているのが、ネバリ強さを生む「C.N.T」素材と、ティップとバットでパワーを変えた独自の設計です。

繊細な操作を可能にする4番クラスのティップが、先に紹介した「丁寧に見せるジャーク」をアシスト。一方で、いざ魚を掛ければ5番クラスの強靭なバットパワーとC.N.Tの粘りが、強引なファイトを可能にします。

まさに、繊細な操作性とパワフルなファイトという、ジギングで求められる二つの性能を一本に凝縮したモデルと言えるでしょう。

掛けてからもロッドにお任せ

このロッドの真価は、魚を掛けてからさらに発揮されます。

強烈な魚の突っ込みにも、慌てずに竿を立てて曲げ込めば、あとはロッドのブランク全体がパワーを吸収し、魚をグイグイ浮かせてきてくれます。

安心してファイトを楽しめる、心強い相棒とジャークテクニックで、自己記録の一本を狙ってみてはいかがでしょうか。

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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