デラクー登場から10年!2025年10月に軽いNEWデラクー「デラクー ファイン3.5g &5g」が出ます
こんにちは‼︎ 水野 浩聡です!
お盆休みが明けても今年は連日の猛暑が続いていますね。まとまった雨も、お盆休み中に降ったには降ったんですが、それ以降は残暑厳しい日ばかりで、再び茹で上がるような高水温のフィールドが多くなっているのが現状です。
10月に発売を控えている水野の息子的存在デラクーの軽いモデルについて!
そろそろ巻き物の秋‼ ということで、今回は10月に発売を控えている水野の息子的存在デラクーの軽いモデルについて、現時点で話せる内容を紹介させてもらいます。
誰でも、巻くだけでバイトが多く楽しい釣りを‼ ということで約10年 (厳密には11年) 前に作らせてもらったのがデラクー。
2014/02/24配信
テールスピンというジャンルのこのルアーは、とにかく様々な魚が大好きで、淡水海水問わずいろんなシチュエーションでこのジャンルのルアーが存在しています。
そんな中で、もっと手元に巻き感を感じながらアピールできて、使う側のストレスを一切排除したテールスピンが欲しい‼ ということでこのデラクーを作らせてもらいました。
これまでにたくさんの方々に使っていただけ、困ったらコレ‼ の代名詞のような存在であり続けてきました。
デラクーに、この秋3.5g と 5g という超軽量ウェイトモデルが誕生
デラクー ファイン3.5g &5g
さて、そんなデラクーに、この秋3.5g と 5g という超軽量ウェイトモデル「デラクーファイン」が誕生することになりました。
ちなみに現在のデラクーのラインナップの中での最軽量は7g。
これも最近は使用頻度が圧倒的に高く、中層に浮いたバスを狙ったり、一定層をとにかくゆっくりフワッと巻けるので、ため池や小規模で浅い河川なんかでは特に使い勝手がよく、普段からそういった場所に行くことが多い自分自身も重宝しているウェイトです。
しかし、ここをもっとゆっくり巻きたい…とか、フォール中にもっとバスにゆっくり見せて誘いたい…と思うシチュエーションも何度も経験してきました。
加えて、最近ではPEラインの使用がバス釣りでも当たり前のような時代になってきて、デラクーが発売になった10年以上前に比べて、格段に定着してきたのも、より軽いウェイトの必要性を感じた一つの理由でもあります。
しかし、ただでさえ小粒なシルエットのデラクー。これ以上シルエットを小さくしてしまうと、フックとブレードが干渉してしまったり、ラインがフックに絡むエビ現象が当然多発してしまう…。
軽量化するためにはオリジナルデラクーのようなボディー全部が鉛製という作り方ができない…。まぁできなくはないかもしれませんが、デラクーの動きとは異なるものになってしまう可能性が高い。
軽デラクー!
デラクー ファインは樹脂製ボディに!
コンパクトかつハイアピールを実現しつつも、バランスよく泳いできて、しっかりと手元に伝わるブルブル感を維持できるように…となると、ボディーを樹脂製にし、内部に鉛のウェイトを持たせるという製法でないと実現が難しくなったので、この新しい軽デラクーに関しては、樹脂製ボディーとなりました。
これなら、これまでの鉛ボディーでは不可能だった透け感のあるカラーリングもできるようになったりもします。
樹脂ボディに合うチタン製のブレードを採用
しかし、ここで一つ問題が発生‼
ボディーが軽くなるということは、その後ろに付いたブレードを回す推進力が弱くなってしまい、これまでのデラクーと同様の真鍮ブレードを使用してしまうと、ブレードの立ち上がりががっかりするほど悪くなってしまうんですね。
それを改善するために、この樹脂ボディーにあったブレードを作る必要があり、試行錯誤した結果、真鍮よりも軽くて薄いチタン製のブレードを使うことで、この課題を見事にクリア‼
キレのあるブルブル感もしっかり伝わるようになり、ちょっとラインを張っただけでも素早く回り出す立ち上がり良さを手に入れることができました。
これによって、水深30-50cm という超シャローウォーター下でも、とにかくゆっくり巻くことができるようになったんですね。
また、カーブフォールでの立ち上がりも完璧になりました。
この辺は、ジャッカル公式のInstagramに詳しく記載されていますので、ぜひご覧ください‼
また発売前にガッツリと詳細を紹介させていただきますね‼
この秋は巻いて楽しいバスフィッシングをしてくださいねー‼
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