皆さんこんにちは。ゴーセン・フィールドテスターの薮木尚弘です。
このところ日中の気温は連日30度超え…。
潮が日中に大きく動くこの時期。本来であればデイゲームを楽しみたいところですが、日陰も少ない釣り場では熱中症にでもなってしまいそうです。そんなわけで、私は夏でもナイトゲームが中心。
普段はシーバスを狙ってフィールドに足を運ぶことが多い私ですが、今回はこの暑い季節のナイトゲームにオススメの釣り物をご紹介します。
夏のナイトゲームでオススメの…チヌ!
それがチヌ(クロダイ)。日が落ちた後のナイトゲームでもしっかり狙っていける河川のチヌは、サラリーマンアングラーにもオススメの夏のターゲットですよ!
また、これからさらに高水温となるにつれ水の中も貧酸素となります。そうなるとシーバスゲームは渋い状況に。そんな中でもチヌは口を使ってくれる事が多いので、普段シーバスをやっている方も試しにチヌ釣りを選んでみてはいかがでしょうか。
東京湾奥のチヌゲーム、選んだラインとその理由
さて、とある日の釣行。チヌ狙いで東京湾奥河川河口エリアへと向かいました。中潮、干潮の2時間前からエントリー。
ナイトゲームで日中の半分程度しか潮位は下がらない日。それでも潮位は低い方がチヌは狙いやすい。
ラインは「ROOTS PE×8」ライトグリーンの1.2号に、今年4月に発売になったばかりのフロロカーボン「ROOTS FCポケットリーダー」20lbと、やや強めのセッティング。
これにはもちろん理由があります。
それは牡蠣瀬やゴロタ周りを狙うからです。特にリーダーについてお話すると、普段はナイロンリーダーを使うことも多い私ですが、河口エリアでチヌを狙う際は次の理由でフロロ一択です。
・フロロはナイロンより比重が高く、浮き上がりにくいので、しっかりボトムをトレースできる。
・耐摩耗に強い素材だから根ズレに強い
・初期伸度が低いから感度が良い
また、「フロロリーダーなら何でもいいんでしょう?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。私も釣り歴だけは無駄に長いので(笑)、色々な製品を使ってきました。
その中でも、GOSENのROOTS FCポケットリーダーはとにかく劣化しにくいです。
元は透明だったものが白くなったり、岩や魚の口、ヒレなどに擦れてザラザラになることも多いのですが、このような事が非常に少ないリーダーです。つまり強度が強いということにも繋がります。
根掛かりの多い東京湾河川の河口エリアで釣りをする時は、大事なルアーをなくさないためにも強いリーダーは大事な存在です。
キャッチ率を高める強めのセッティングは自然にも優しい
さて、釣りの方はというと…。
ルアーはバイブレーションでPOPSEACREWのカンナ15gを使っていく展開です。狙いは手前のカケアガリを中心に攻めていきます。
バイブレーションはあらゆる種類がありますが、スローでもしっかり動いて、さらに波動が強めに出るものがスレたチヌにはオススメです。
ルアーの波動が出るギリギリのスピードで引いていると狙い通りヒット!
ルアーの咥え方を見てみてください。
ハーモニカ食いのチヌ。まさにルアーがマッチしている証拠ですね!
同じように引いてくると立て続けにヒット!
この他にもバイトが多く非常に楽しめた釣行でした。
どうしても根掛かりリスクの高い釣りですし、バイトの数だけ確実に獲れる魚かといわれればそうではありません。けれど、「少しでも自然を汚さない」「しっかりヒットした魚をキャッチする確率を上げる」ためにも、信頼できるラインとリーダーで、強めのラインセッティングにて湾奥河川のチヌゲームを攻略してみてください!
出典:ゴーセン公式
サイズ毎に強度、感度、耐摩耗、耐久性のベストバランスを追求したROOTS PEx8。ショア・オフショア、ルアー・エサ問わずあらゆるフィールド・釣種に対応する豊富なラインナップ。カラーはマルチカラー(5色分け)・ライトグリーンの2種類。
ゴーセン公式「ROOTS PE×8」詳細ページはこちら
出典:ゴーセン公式
ROOTSシリーズらしくサイズごとの最適設計により、強度・伸度・柔軟性のベストバランスを追求したフロロカーボンライン。ROOTS FC リーダーのコンパクトスプール版として携行性に優れた「ROOTS FC ポケットリーダー」が登場となった。ラインがどこででも止まるスプールバンド付きで非常に便利!
ゴーセン公式「ROOTS FC ポケットリーダー」詳細ページはこちら