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このスペックで1万円台?ハイパワーXにデュアルガングリップ搭載!シマノ「タコマスターBB」登場

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5月に入り、いよいよ本格的な船タコシーズン到来!

美味しいタコが釣れる大人気の釣りなだけあって、今年から始めてみようと思っている方や新しいロッドをお探しの方も多いはず。

そんな方にオススメしたいのが、船タコ釣りの楽しさ・ゲーム性を追求するシマノの人気シリーズ、タコマスターシリーズのNEWアイテム「タコマスターBB」。

タコマスター BB【シマノ】

発売中

船タコ釣りの楽しさ・ゲーム性を追求するタコマスターシリーズに「タコマスターBB」が満を持して登場。ブランクスにはハイパワーX、グリップにはデュアルガングリップ搭載の本格仕様ながら、その価格なんと1万円台というハイコスパも大きな魅力となる1本。

スペック
品番 全長(m) 継ぎ方式 継数(本) 仕舞寸法(cm) 先径(mm) 錘負荷(号) リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(円)
S175 1.75 並継 2 91.5 1.3 10-80 410 DOWNLOCK 84.3 19,000円
M175 1.75 並継 2 91.6 1.4 30-80 410 DOWNLOCK 83.8 19,000円
MH175 1.75 並継 2 91.4 1.7 40-100 410 DOWNLOCK 84.9 19,500円

シマノ公式「タコマスター BB」詳細ページはこちら

滑りづらく、バレにくいグリップとブランクス

Xシート デュアルガングリップ

タコマスターBB」は、シマノの船タコロッドでは初となるガングリップを採用。握る力を逃さず圧倒的にブレないのがその特長で、力負けすることなくゴリ巻きが可能となり大型タコのバラシが激減するという。また表面にはマットラバーコーティングが施され、濡れたり、ぬめりが付着しても滑りにくくなっている点もポイント。

ハイパワーX

ハイパワーX構造のブランクスは、軽快な小突き操作が可能。また、大ダコを根から引きはがすだけのパワーも十分。

タコが“抱く間”を自然に演出

「タコマスターBB」は繊細な穂先と張りのあるバット部分が絶妙なバランス。オートマチックにタコの抱きを誘発させるため、メインブランクスがハイパワーX構造になっているだけでなく、穂先には繊細にチューニングしたグラスソリッドを採用。誰でもタコが抱く間を自然に演出することが可能。

高級感あふれる美しいデザイン

各所にゴールドの金属パーツをあしらい、タコマスターのブランドイメージを踏襲しながら高級感も感じられるデザインも特筆すべき。

また、サイドスライスEVAリアグリップは、グリップのサイド面にスライスを入れてテーパーも調整し、脇に挟んだときに保持しやすいという特長も。

2人のエキスパートによるインプレッション

吉田 昇平 SHOHEI YOSHIDA

ビギナーも快適操作のガングリップ。 私的オールラウンダーはS175。

プロト段階からすごく力を入れてテストを繰り返していて、このクラスでここまでテストした竿はないと思います。
幅広く使えるのは、たとえば明石沖などではS175で十分だと考えています。浅場であったり潮が緩いときにタコが抱いてくるときの触り、ティップが入っていく感じはすごく分かりやすいと思います。ただ、船が移動するのに合わせてキャスト後にエギに近付いていくような釣りをすることもあるのですが、このような場合はS175だと誘ってもエギが動きにくい。M175やMH175ならしっかり動かすことができ、止める時間も判別しやすくなります。高活性時に積極的に動かす釣りもM175やMH175ですね。
また、深場のポイントであるほどタコがエギを触りにきても感度がぼやけてくるので、硬い竿のほうがアタリは取りやすくなります。茨城沖の渡りダコなどは水深100mを超えるエリアもありますから、こんなときはMH175の出番ですね。

出典:シマノ公式HP

樋口 輝 HIKARU HIGUCHI

アタリも明確な信頼のブランクス。 水深とエギのアクションで使い分ける。

シーズン初期などは水深40~50mの深場に入ることも多いのですが、こんなときXシート デュアルガングリップは楽に巻き上げられるんですね。力を入れやすいので楽にタコとやり取りできる。低価格帯とはいえブランクスが良いのでタコの触りもすごく感じやすい。ソリッド穂先も凄くアタリが分かりやすく、これからタコ釣りを始める人にはおすすめの1本です。
ど真ん中でオールマイティーなのはM175。どのエリアでも対応可能で迷ったらこれですね。ただエリアによっては水深が浅かったりするので、そんな場合はS175のほうがアタリも取りやすい。マニアックな視点でみればS175だけ十分という意見もあると思います。逆に30m以上の深場にはMH175が向いています。硬い竿じゃないとエギが動いてくれませんからね。
また、エギのアクションの強弱で竿を変える考え方もあります。この場合、S175はシーズン初期や低活性時におすすめですね。この場合はロングステイがよく、エギを止めておく時間を長くすることで小さなアタリも拾えます。逆に活性が高くて抱いてきやすいときほどMH175。なぜなら活性が高いときほどエギをより動かしてアピールすることで勝負が早くなるからです。

出典:シマノ公式HP

各モデルの特長

ラインナップは全3機種。各モデルの特長を紹介していきます。

各ラインナップの特長

S175

迷ったらこれ!というシリーズの基軸アイテム。穂先をよりしなやかにチューニングすることで、エギの移動距離を抑え、タコの抱く”間”を演出。ビギナーにもおすすめ。

M175

荒根・深場・海藻周りといった釣りへの対応力を磨いたアイテム。繊細な穂先と張りのある穂持ちで、手感度と目感度のバランスが良く、ボトム形状も判別しやすい。穂先の軟らかさもちょうど良く、少し慣れたアングラーにおすすめ。

MH175

少し硬めの穂先で感度に優れ、仕掛けを動かしやすく、集寄や発光体といった水中抵抗の大きいハイアピール仕掛への対応力を磨いたアイテム。早潮での深場や、根掛かりの激しい荒根狙いにも威力を発揮。

シマノタコエギロッドシリーズの比較表

人気エリアの明石などは、今月5月からがシーズンイン。これから各地でハイシーズンを迎えます。まだ、ロッドをお探しの方は、「タコマスターBB」をぜひ。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。
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