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今江克隆のルアーニュースクラブR 第992回「春の幻…遠賀川戦のプランを公開」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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遠賀川戦のプランは…

昔から自分はフラットレイクのプリスポーンの差し場を見つける釣りは一番好きなパターンの一つで、成功すれば遠賀川で3尾5kg越えも余裕でありうる。

ただ、1日粘ってわずか3バイトってことも、この時期のシビアな所である。コンタクトスポットを間違えていれば1日ワンスポットでノーバイト終了も十分ありうる危険な釣りだ。

今回の遠賀川での練習では、敢えてTOP50プロがまだ練習に入らない、魚探を執拗に掛けても目立たない早い時期を選び、徹底的にコンタクトスポット探しをいった。そして見付けていたコンタクトスポットに2週間後、見事にブリブリの大型メスがステージングしていおり、釣り方も狙い通りの結果だった。

そうやって直前5日前までに今試合で使えそうなスポットを上中下流に各3ケ所近く見つけていた。潮回りも差すタイミングとしては最高の大潮寸前の中潮。決して簡単ではないし、成功するかはタラレバだが、今回のまさかの直前開催延期はかなりのショックだった。

自分のプランは、初手の勝負球に一番デカメスの反応の良かった「フラットヘッドカーリー(ゴビー)」の「フリーリグ」改、最もプリメスを安定して喰わせられた「アベラバHD」に「風神スパイダートレーラー」と同じ素材を使ったハイフロート特注仕様の「エリートクロー3インチ、3.5インチ」。バックアップに「iマッチョ2.7インチ」のDS、最後に粘りきる抑えとして「スキニーイール3インチ」の1.3gネコリグと、プランを整えつつある段階だった。

今試合の主力だったのは、スベリグ(フリーリグ改)の「フラットヘッドカーリー」、そして「風神スパイダートレーラー」と同じ素材で試作した「エリートクロー・ハイフロート」&「アベラバHD5g」

気分転換に2m前後のフラットに上がったオス狙いには、「ixiシャッド」のT-Xプロト、「スーパーキラービル」、そして「ヘルターツイスター」でそこそこの手応えを得ていた。

大会は若潮→中潮、雨なら巻きモノで「ヘルターツイスター」もあるかも…だった

これが自分が緒戦に賭けていたパターンとルアーである。

新型コロナウイルスの影響で全ては水の泡と化したが、練習に無駄はナシ!この経験がいつか役立つ時がくることを信じて、次戦の準備を開始しようと思う。

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