ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

今江克隆のルアーニュースクラブR「中国・上海国際ルアーフィッシングショーに参加!ナマ情報配信」 第1280回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

今週は、中国は上海のホテルからルアーニュースクラブR初の海外から、上海国際フィッシングショーの最新最速生情報配信です。

今回の上海国際ルアーフィッシングショー参加は、かねてから自分の分身ともいえるバスロッド、「カレイド」が中国でなぜか大人気という話をずっと聞いていたが、最近、その中国でバスフィッシングブームがすごいことになっているらしい?ということで、中国側からの熱烈な招待もあって、その真偽を自分の目で確かめてみたいと思って初の訪中を決めた次第だ。

ということで、今回はエバーグリーンの若手プロたちをボディガードがわりに人生初の中国上陸となった。

正直、タイミング的に現在の日中政情不安からも歓迎されないんじゃないかな…と、かなり緊張感をもってのショー参加だった。

そして会場に着いてまず驚かされたことはその規模のデカさ。

Yahooニュースにも掲載されていたが、日本のフィッシングショーの2.2倍はあろうかという広さと出展数の多さ。 さらにはそれがすべて「ルアーメーカー」で、「バス関連メーカー」がほとんどと、今の日本では考えられない驚きのスケールだった。

まるでキープキャストのスーパーお化けバージョンである。

会場に入るとこれまた驚きの中国製フルサイズバスボートがいきなりズラリと並ぶ壮観な眺め。アルミ製が多いがそのクオリティは決して悪くはなく、逆に日本のリザーバーなどには最適かつクールなデザインで、いきなり衝撃を受けた。

最先端仕様のライブスコープも複数台フル装備で、さらにはアメリカで話題のスパイポールもすでに登場。

スーパーライバー吉川永遠プロの食いつき具合はすさまじく、興味津々で質問攻めにしていたが、永遠プロをしてスパイポールは実戦性の高い強力な武器になりそうな感じだった。

ただ、それ以上に自分的に気になったのはスーパーハイパワーのエンジン型エレキが多数出展されていたことだ。自分が導入しているイープロパルションのような8馬力クラスをはるかに上回る12馬力50Vのスーパーエレキもあり、ウソかホントか4時間連続航行が可能とまでいっていた。

それに対応したリチウムバッテリーもすでに存在しており、EV先進国(街中はEVカーがほとんど?)の進化の速さを見せつけられた。 ある意味、時速10kmを普通に出せるEVボートは、これからの日本の狭いフィールドでは価格次第で将来じゅうぶんニーズが出てくる可能性を感じさせた。

そしてさらに衝撃的かつうらやましい限りだったのが、かつてのジャッカルの巨大水槽をさらにスケールアップした巨大バス釣り水槽を設置したブース(レイブンクラフト)があり、実演でバスを釣るトークショー、一般入場者の新作ルアー試釣会まで開催され、常に人だかりの大人気になっていた。

バスはすべて40cm前後の大量の養殖バスで初心者にも釣りやすく、今後日本のような国の規制がなければ一大フィッシングレジャーとして定着する可能性を感じさせるもので、日本のYahooニュースにまでなるわけだと納得してしまった。

そしてまたまた驚かされたのが、中国にもアメリカのB.A.S.Sが進出していたこと。

日中は微妙だが、日米も微妙なわりに中国のバスシーンは想像以上に日米の影響を強く受けており、そこに敵対意識や嫌悪感は全然感じられなかったという点だ。

バスボートは中国製だけでなくアメリカ製も展示されており、ガーミン、ローランスも普通にブースがあった。

ただ、日本の有名ルアーメーカーブースはかなり出展されていたが、アメリカのルアーメーカーはほぼ皆無に近かったことが不思議ではあった。

そして、自分的にも人生初となる海外フィッシングショーでのトークショーをいきなり朝イチに開催。

正直、中国で果たして本当に中国バスアングラーが聞きに集まってくれるのか?何か規制やトラブル、批判などが起こらないのか?かなり不安の中でのトークショーだった。

しかしながら、その不安はすぐに杞憂に終わった。

トークショー開始の最初は自分もだが、中国アングラーもなんだか「恐る恐る」な感じだったが、次第に人が集まり始め、後半には日本のフィッシングショーとさほど変わらないほどの熱いトークショーになっていた。

いや、むしろ個々のアングラーの熱心さや探求心は日本以上で、質問をリクエストすると言葉の壁をこえて無限に手が上がり、なかなかトークショーが終わらないスーパーロングトークショーになってしまった。

面白かったのは、みなさん、なかなか前に寄ってこず、ステージ前に謎のスペースができてしまったこと。

失礼ながら中国の方はゴリゴリ前にくるようなイメージがあったが、逆にシャイで緊張して近づけないような印象を自分は感じた。むしろ真剣に聞いてくれる姿勢が見てとれ、トークショーは意外にもとてもやりやすかった。

自分も、ファンも、お互い最初はかなり緊張していたように思う。 だいぶ自分って怖いイメージがあったのかもしれない笑。

ただ…トークショー後のサイン会はエラいことになりましたが…笑

みなさん、通訳を介したトークより、写真とサインがほしいようで、なんだか昭和バスバブル期のアツさを思い出してうれしくなりました。

何ら海外プロモーションもしてない自分に、なんでこれほどのファンが集まってくれたのかは自分でもいまだ謎ですが。

そして会場があまりに広く高すぎて、土日は経費がかかりすぎるらしく、上海国際ルアーフィッシングショーの2日目は意外にも平日月曜の開催。

さすがに平日朝イチトークショーはお客様も少なく寂しい感じだったが、これまた日本のショーとは違ってジワジワと観客が集まってくる印象で、後から来る人の方が熱心という不思議な現象は2日目もだった。

後半から増えるファンのおかげで2日目はなんと10時半から13時までという過去最長記録となるスーパーロングトークショーになってヘトヘトになってしまった。

もしかしてコレってトークショー後のサイン&写真待ち?ってこのときようやく気がつくはめに。

その傾向はけっこう当たりのようで、トークショー後は昭和バスバブルを思い出すサインの列に。

中国のアングラーは通訳を介したニュアンスの伝わりにくいトークショーより、直接触れ合えるサイン会のほうが魅力的なようでした。

その証拠に、せっかく客集めに作っていったポケモンレアカード調のトレーディングカードをほしがる人が特別いない(反応がイマイチ笑)ことにちょっと驚きましたね笑。

そして、2日目印象的だったのは、初日の混雑からサイン会の順番待ちを日本のショーにならって告知したところ、めちゃくちゃ整然と、長々と文句もなくマナーよく並んでくれたこと。気持ちよいほどマナーがよく、ファンの方々が明るく礼儀正しかったことが最も今回印象に残りました。

日中の政治あつれきを正直心配していたが、少なくともエバーグリーンに集まってくれたバスアングラーに日中の壁はなかったことがうれしく、体調不良をおしてもロングトークした価値があったなと思える楽しい海外トークショーでした。

最後もう一つ印象に強く残ったのは、志達ミラプロが日中の女子にめちゃモテだったこと。日本からも女子に連日追いかけられてご満悦でした。

来週は、中国の最終バス事情、驚きの最新ルアー&タックル情報に切り込んでみたいと思います。

釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」