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【春】陸っぱりでルアーを1つだけ持っていくなら?

寄稿:岡田 翔生
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岡田翔生の「オカショー的考」

こんにちは! “岡田翔生”です。

この度、ルアーニュースR様にて不定期ではありますが「オカショー的考」とでも言いましょうか、私個人にフォーカスした記事を書かせていただくことになりました。“的考”というのは“私なりに深く考え、思いを巡らす”という意味を込めています。私が日々“もっとバスが釣れるようになるには?  納得感のある釣りをするには? 釣りをもっと楽しくするには!?”…と考えていることを、書き連ねていこうと思う次第です。

ということで、第1回目は“春の陸っぱりでルアーを1つだけ持っていくなら?”というテーマをいただきました。単に「これがイイですよ!」といった表面的な内容で終わるのではなく「春にルアーを縛るメリット・デメリット」を岡田なりに考察していきます。

岡田 翔生(SHOKI OKADA) プロフィール

O.S.P勤務の若手オカッパリアングラー。オカショーという愛称で親しまれ、並木敏成のアシスタントを日々務めながら、毎週末フィールドに出てバスフィッシングを楽しんでいる。地元である千葉県の印旛新川、高滝湖のようなマッディシャローでのオカッパリスタイルを得意とする。

春の陸っぱりでルアーを1つだけ持っていくなら?

では、本題に入ります。

何といっても春。色々なルアー、釣り方、エリアの可能性が増える楽しい時期なので、本来であればルアー縛りはオススメしないというのが前提ではありますが、あえて選ぶとするならば…やはり“スピナーベイト”でしょう。

スピナーベイトの長所は、スカートによる適度なボリュームがあり、スナッグレス性能(根掛かり回避能力)に優れ、やる気のあるバスにめっぽう好まれること。 具体的に挙げるのなら5/16ozのTW(タンデムウィロー)モデルがオススメ!

私の場合、春はシャロー(浅場)を釣るのが基本という理由で、ウエイトは3/8ozよりもわずかに軽い5/16ozをオススメさせていただいています。 ブレードタイプに関して、TWをオススメする理由は、フォールのバイトも狙えるから。ちなみにDW(ダブルウィロー)は、水面直下を引く際など、レンジを一定にキープしたい時に好んで使います。 3/8ozは定番ですが、5/16ozとなると一気に使う人が減る印象です。

しかし、これが実に釣れます! アングラーの中での「マイノリティ(少数派)」を探ると、結果的にうまくいくことが多いものです。

トレーラーフックは付けない派

トレーラーフックは基本的には付けず、ワームも装着しません。

枝などの障害物を乗り越えてヒラを打った後、素早く姿勢を回復させるためには、ヘッドに余計なものを着けない方が動きへの悪影響を抑えられるからです。

ルアーを絞ることで「何が見えるのか」

ここからがある意味「オカショー的考」の本質です。

ルアーを縛ることで何が見えてくるのか? 大切なのは“歩いて、その目で全域を見ること”に集約されます。ひとつのエリアに留まって釣りをするアングラーにとって、ルアーを縛ることにメリットはありません。 あえてルアーを絞り“バスが今何を好むのか”という検証を一度脇に置く。その分“どのエリアに今一番生命感があるか”、“やる気のあるバスはどこにいるのか”を探すことに全神経を注ぐ訳です。

春の状況はとにかく日替わりで、昨日まで居なかった場所に突如バスが出現することもザラにあります。その逆もまた然りです。 SNSで手軽に情報収集ができる時代ですが、春に関してはその情報の鮮度がすぐに落ちてしまいます。

その日、自分だけのホットスポットを探すこと”が最優先される時期なのです。そうなれば、必然的に広いエリアを効率よくカバーできるルアーが必要になります。

デメリットは?

デメリットを挙げるとすれば…。

特定のベイトフィッシュに執着しているバスや、浮きものの下にサスペンドしているバス(これが一番デカく、狙い甲斐があるのですが)に対してアジャストしにくい点でしょうか。特にワカサギが絡む状況では、同じコースを通してもミノーやシャッドに釣り負けることも珍しくありません。

まあ、そういう時は素直にルアーローテーションをしましょう、ということで(笑)。あながちデメリットばかりではないかもしれません。

終わりに

以上が“春の陸っぱりでルアーを1つだけ持っていくなら?”に対する考えです。

具体的なルアーの使い方やハウツーは他の記事でも紹介していますが、この連載ではより踏み込んだ思考の部分を記していこうと思います。一番伝えたいのは「自分だけの魚を見つけましょう」ということ。 誰も行かないエリアに、誰にも見つかっていないピカピカのバスがいるかもしれない。不人気なエリアであっても、自分に応えてくれるバスは思いのほか多く存在しているものです。

みなさんもぜひ、足を使ってフィールドを探索し、良い釣りをお楽しみください!

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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